神を戴く西洋世界、神々の坐す日本―文學文化論集 [単行本]
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神を戴く西洋世界、神々の坐す日本―文學文化論集 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2023/12/26
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神を戴く西洋世界、神々の坐す日本―文學文化論集 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「論理は良きものだが、最良に非ず」(トマス・カーライル)。心情に關はる細部を無視し、皮相淺薄な論理で損得勘定に生きる同時代人に對し疑問を呈するカーライル。論理の限界を突破し、「絶對」を探求する精神は益々研ぎ澄まされてゆく。ここに著者は「西洋精神」の激しさの源泉を見た。日歐文化を對比把捉する論集、出來。
  • 目次

    [コンテンツ]

    【I 概説】「絶對者を戴く文化、戴かぬ文化―諭吉、カーライル、獨歩、他」
    「〝洋魂〟の素晴しさ恐しさ―クリスト教を拔きにして歐米主導の國際政治は語れぬ」
    「信仰、義務、仕事―英文學に於ける世俗化」
    「ファウスト的自我の運命―マーロウ、ゲーテ、バイロン」
    「ヘンリー・ジェイムズの『デイズィ・ミラー』―アメリカ外交の參考書として讀む」

    【II カーライル論】「カーライル『衣服哲學』試論」
    「トマス・カーライルとハーマン・メルヴィル」「カーライルのフランス革命論」
    「エンゲルスのカーライル論」
    「機械論的世界觀との對決―トマス・カーライルと《時代の徴候》」
    「カーライルのマホメット論を讀むサイード―『オリエンタリズム』への註釋を兼ねて」

    【III エリオット論】「T・S・エリオットとジョウゼフ・コンラッド―『闇の奧』を巡つて」
    「個性の滅卻―T・S・エリオット論」
    「習慣、傳統、正統―T・S・エリオットと小林秀雄」
    「異端糺明のための小問題集―T・S・エリオット『異神を追ひて』の「補遺」について」

    【IV 讀書案内】「ソポクレス『オイディプス王』」「ジャン・パウル『ジーベンケース』」
    「近松門左衞門『曾根崎心中』」「芥川龍之介「神神の微笑」」
    「ジョージ・スタイナー『サン・クリストバルへのA・Hの移送』」
    「ヘシオドス『仕事と日々』」「中江兆民『三醉人經綸問答』」
    「ヘンリック・イプセン『民衆の敵』」「ドゥニ・ディドロ『ラモーの甥』」
    「小林多喜二「蟹工船」」「タアッバタ・シャッラン「復讐の詩」」
    「ウィリアム・ブレイク「毒の木」」「三世竝木五瓶『勸進帳』」
    「アンブロウズ・ビアス「自動チェス人形」」
    「ジョウゼフ・コンラッド「進歩の前哨基地」」「ジョージ・オーウェル『一九八四年』」

    【V 學恩の系譜】「福田恆存『私の國語教室』」
    「福田恆存の國語論と保守派知識人―先づ隗より始めよ」
    「類ひ稀なる戰爭論『戰爭は無くならない』―『松原正全集』第三卷刊行に寄せて」
    最多出席者から見た臼井善隆先生
    大島一彦先生の複眼的思考について
    梅宮創造先生に纏はる思ひ出話など

    後書
  • 出版社からのコメント

    トマス・カーライル研究を極めた保守本流英文学者による文學文化論集。つひに信仰を失ふが、絶對を探求する精神は衰へない…
  • 内容紹介

    ≪保守本流≫英文学者による文學文化論集。

    著者はトマス・カーライルの研究者。カーライルの言はんとする「理知は良きものではあるけれどもそれだけではこの世の総ては片づかぬ……〈知〉の適用對象を誤るな」といふ事を基軸に、これまで書いてきた論攷をまとめる。ベンタム流の功利主義的な時代思潮に染まり、世は詰るところ損得勘定で動いてゐるに過ぎぬのではないか、神の恩寵などありはしないのではないかと疑はずにはゐられないカーライル。つひに信仰を失ふが、絶對を探求する精神は衰へるどころか益々研ぎ澄まされてゆく。そしてここに、ヨーロッパ「精神」の激しさの源泉を見出すのである。
    [コンテンツ]

    【①概説】「絕對者を戴く文化、戴かぬ文化―諭吉、カーライル、獨步他」
    「〝洋魂〟の素晴しさ恐しさ―クリスト敎を拔きにして歐米主導の國際政治は語れぬ」
    「信仰、義務、仕事―英文學に於ける世俗化」
    「ファウスト的自我の運命―マーロウ、ゲーテ、バイロン」
    「ヘンリー・ジェイムズの『デイズィ・ミラー』―アメリカ外交の參考書として讀む」

    【②カーライル論】「カーライル『衣服哲學』試論」
    「トマス・カーライルとハーマン・メルヴィル」「カーライルのフランス革命論」
    「エンゲルスのカーライル論」
    「機械論的世界觀との對決―トマス・カーライルと《時代の徴候》」
    「カーライルのマホメット論を讀むサイード―『オリエンタリズム』への註釋を兼ねて」

    【③エリオット論】「T・S・エリオットとジョウゼフ・コンラッド―『闇の奧』を巡つて」
    「個性の滅卻―T・S・エリオット論」
    「習慣、傳統、正統―T・S・エリオットと小林秀雄」
    「異端糺明のための小問題集―T・S・エリオット『異神を追ひて』の「補遺」について」

    【④讀書案內】「ソポクレス『オイディプス王』」「ジャン・パウル『ジーベンケース』」
    「近松門左衞門『曾根崎心中』」「芥川龍之介「神神の微笑」」
    「ジョージ・スタイナー『サン・クリストバルへのA・Hの移送』」
    「ヘシオドス『仕事と日々』」「中江兆民『三醉人經綸問答』」
    「ヘンリック・イプセン『民衆の敵』」「ドゥニ・ディドロ『ラモーの甥』」
    「小林多喜二「蟹工船」」「タアッバタ・シャッラン「復讐の詩」」
    「ウィリアム・ブレイク「毒の木」」「三世竝木五甁『勸進帳』」
    「アンブロウズ・ビアス「自動チェス人形」」
    「ジョウゼフ・コンラッド「進步の前哨基地」」「ジョージ・オーウェル『一九八四年』」

    【⑤學恩の系譜】「福田恆存『私の國語敎室』」
    「福田恆存の國語論と保守派知識人―先づ隗より始めよ」
    「類ひ稀なる戰爭論『戰爭は無くならない』―『松原正全集』第三卷刊行に寄せて」

    図書館選書
    トマス・カーライル研究を極めた保守本流英文学者による文學文化論集。カーライルの言はんとする「理知は良きものではあるけれどもそれだけではこの世の総ては片づかぬ……〈知〉の適用對象を誤るな」という言を基軸にした論攷
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岡田 俊之輔(オカダ シュンノスケ)
    昭和38年生れ。昭和61年、早稻田大學第一文學部文學科英文學專修卒業。平成8年、早稻田大學大學院文學研究科博士後期課程英文學專攻滿期退學。早大文學部助手、非常勤講師、專任講師、助教授、准教授等を經て、現在、早稻田大學文學學術院(文學部)教授
  • 著者について

    岡田 俊之輔 (オカダシュンノスケ)
    をかだ・しゅんのすけ 昭和38年生れ。昭和61年、早稻田大學第一文學部卒業。平成2年、早稻田大學大學院文學研究科修士課程修了、博士後期課程入學。平成8年、同課程滿期退學。令和4年、早稻田大學文學學術院教授。英文學專攻。

神を戴く西洋世界、神々の坐す日本―文學文化論集 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:岡田 俊之輔(著)
発行年月日:2023/12/15
ISBN-10:4779129370
ISBN-13:9784779129377
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:448ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:405g
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