もうひとつの「食料危機」を回避する選択―「海」と「魚食」の守人との対話から(筑波書房ブックレット―暮らしのなかの食と農〈70〉) [単行本]

もうひとつの「食料危機」を回避する選択―「海」と「魚食」の守人との対話から(筑波書房ブックレット―暮らしのなかの食と農〈70〉) の 商品概要

• 目次

  序章　漁業の「成長産業化」を唱道する者たちへの問い
  　　　─大資本の資源管理型漁業に未来はあるか─
  東京大学大学院教授　鈴木宣弘
  １．宮城県石巻市
  佐藤清吾さんと漁業法改定の問題点を探る
  ２．福岡県宗像市
  権田幸祐さんと沿岸漁業の「いま」に迫る
  ３．若手漁師の「ホンネ」を聴く
  　　福岡県宗像市宗像漁協鐘崎本所　権田幸祐さん
  ４．宮城県南三陸町
  　後藤清広さんと「共同体管理型漁業」の真価を考える
  ５．三重県鳥羽市
  永富洋一さんと「買いたたき」「共販つぶし」に怒る
  ６．元水産庁水産資源管理室長
  　　佐藤力生さんと「沿岸漁業の未来」を考える
  終章にかえて　漁業権？　漁業法改定？　「？」だらけの同行取材
  やっぱり「海」でも「３だけ主義」
  生活クラブ連合会　山田衛

• 出版社からのコメント

  漁業法改定の問題点を探る』『沿岸漁業の「いま」に迫る』などを各地の漁業関係者生の声聞いた。

• 内容紹介

  『漁業法改定の問題点を探る』『沿岸漁業の「いま」に迫る』『若手漁師の「ホンネ」を聴く』『「共同体管理型漁業」の真価を考える』『「買いたたき」「共販つぶし」に怒る』『「沿岸漁業の未来」を考える』などを各地の漁業関係者生の声聞いた。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  鈴木 宣弘(スズキ ノブヒロ)
  １９５８年三重県生まれ。１９８２年東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学教授を経て、２００６年より東京大学教授。１９９８～２０１０年（夏季）米国コーネル大学客員教授。２００６～２０１４年学術会議連携会員。一般財団法人「食料安全保障推進財団」理事長
  
  山田 衛(ヤマダ マモル)
  １９６１年静岡県生まれ。成蹊大学文学部文化学科（現・現代社会学科）卒業。生活クラブ生協埼玉（埼玉県さいたま市）入職。１９９４年から生活クラブ連合会（東京都新宿区）へ。同連合会が情報の共同購入の一環として発行する月刊『生活と自治』編集室勤務。同紙編集担当から編集長、編集室長を経て、現在は生活クラブホームページに掲載中の「生活クラブオリジナルレポート」の企画執筆を担当

• 著者について

  鈴木 宣弘 (スズキ ノブヒロ)
  1958年三重県生まれ。1982年東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学教
  授を経て、2006年より東京大学教授。1998～2010年（夏季）米国コーネル大
  学客員教授。2006～2014年学術会議連携会員。一般財団法人「食料安全保障
  推進財団」理事長。『食の戦争』（文藝春秋　2013年）、『亡国の漁業権開放～協
  同組合と資源・地域・国境の崩壊』（筑波書房　2017年）、『農業消滅』（平凡社
  新書　2021年）、『協同組合と農業経済～共生システムの経済理論』（東京大学
  出版会　2022年　食農資源経済学会賞受賞）、『世界で最初に飢えるのは日本』
  （講談社　2022年）、『マンガでわかる　日本の食の危機』（方丈社　2023年）他、
  
  山田 衛 (ヤマダ マモル)
  1961年静岡県生まれ。成蹊大学文学部文化学科（現・現代社会学科）卒業。
  生活クラブ生協埼玉（埼玉県さいたま市）入職。1994年から生活クラブ連合
  会（東京都新宿区）へ。同連合会が情報の共同購入の一環として発行する月
  刊『生活と自治』編集室勤務。同紙編集担当から編集長、編集室長を経て、
  現在は生活クラブホームページに掲載中の「生活クラブオリジナルレポート」
  の企画執筆を担当。東大大学院鈴木宣弘教授との編著に『だれもが豊かに暮
  らせる社会を編み直す～「鍵」は無理しない農業にある』（筑波書房ブックレッ
  ト　2020年）がある。

もうひとつの「食料危機」を回避する選択―「海」と「魚食」の守人との対話から(筑波書房ブックレット―暮らしのなかの食と農〈70〉) の商品スペック