データセキュリティ法の迷走―情報漏洩はなぜなくならないのか?(基礎法学翻訳叢書〈第2巻〉) [単行本]
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データセキュリティ法の迷走―情報漏洩はなぜなくならないのか?(基礎法学翻訳叢書〈第2巻〉) [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2023/11/16
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データセキュリティ法の迷走―情報漏洩はなぜなくならないのか?(基礎法学翻訳叢書〈第2巻〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    完璧なデータセキュリティなどありえず、情報漏洩がゼロになることはない。そして、情報漏洩した企業・組織だけが悪いわけではない。我々はこうした事実をまず認め、制度設計から考え直す必要があるだろう。プライバシー法の世界的権威による、企業関係者・法律家・ネットに関わるすべての人、必読の啓蒙書。
  • 目次

    第1章 序 論――予告された侵害の記録
     システムダウン
     私たちが失うものは大きい
     データセキュリティ法の登場
     本書の論点とロードマップ

    第1部 データセキュリティの広範な理解

    第2章 データ侵害の蔓延
     データ侵害の簡単な歴史
     終わらない叙事詩
     データ侵害の物語の共通点

    第3章 データセキュリティ法の失敗
     侵害通知法
     安全保護法
     私的訴訟
     侵害への不健全な執着

    第2部 総体的データセキュリティ法

    第4章 全体像――システムと構造
     全てのデータ侵害を止めることは法の正しい目標ではない
     データセキュリティ法の新しい役割

    第5章 データエコシステム全体の責任
     アクターたち
     デジタル技術例外論への反対
     さまざまなステークホルダーの協力が必要だ

    第6章 データ侵害による損害を軽減する
     なりすまし被害の蔓延
     法律はいかになりすまし防止に失敗するのか
     法律はどのようになりすまし被害を促進してしまうのか
     データ侵害による痛手を和らげる

    第7章 プライバシーとデータセキュリティの統合
     サイバーセキュリティ、データセキュリティ、データプライバシーを理解する
     プライバシーとセキュリティの分断
     フロントドアとバックドア
     不十分なプライバシーが不十分なデータセキュリティをもたらす
     データ侵害によるプライバシー侵害のコスト
     プライバシールールの強化でセキュリティを向上させる

    第8章 人間という最大の弱点のためのセキュリティ設計
     人間に関する問題
     処理能力の問題:なぜパスワードに関して不可能を求めてしまうのか
     技術のデザインルールを見直す

    第9章 結 論――総体的アプローチ

    謝 辞
    解 説
    原 注
    索 引
  • 内容紹介

    法は情報漏洩に対処できていない! データ侵害という事象だけではなく人間そのものに注目し、新たなデータセキュリティを創造する。

    情報漏洩に対して法はより全体論的かつ戦略的になるべきである。そして、データエコシステムにおいて人間が果たす役割により注目すべきである。プライバシー法とデータセキュリティ法のどこが間違っていたのかを明快に示して、新たなアプローチを提示する、デジタル世界の安全とセキュリティに関心を持つすべての人にとって必読の書。
    【原著】Daniel J. Solove & Woodrow Hartzog, Breached!:Why Data Security Law Fails and How to Improve It(Oxford University Press, 2022)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    J.ソロブ,ダニエル(ソロブ,ダニエル.J./Solove,Daniel J.)
    ジョージ・ワシントン大学ロースクール、ジョン・マーシャル・ハーラン研究所教授。また、企業、法律事務所、医療機関、学校などにプライバシーとデータセキュリティのトレーニングプログラムを提供するTeachPrivacyの創設者でもある。プライバシー法の世界的な第一人者であり、著書や教科書も多数。Privacy+Security BlogやLinkedIn(thought leader)のブログでも、情報発信を行っている

    ハーツォグ,ウッドロウ(ハーツォグ,ウッドロウ/Hartzog,Woodrow)
    ノースイースタン大学ロースクールおよびコーリー・カレッジ・オブ・コンピュータ・サイエンスの法学およびコンピュータ科学教授。『プライバシー・ブループリント』の著者であり、プライバシー、メディア、ロボット工学に関する研究を、学術誌と一般誌の両方で発表している。議会公聴会での証言も多く、NPR、BBC、ウォール・ストリート・ジャーナルなど数多くのメディアで引用・参照されている

    小向 太郎(コムカイ タロウ)
    1987年早稲田大学政治経済学部卒。2007年中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。情報通信総合研究所取締役法制度研究部長、早稲田大学客員准教授、日本大学教授等を経て、2020年より中央大学国際情報学部教授

    加藤 尚徳(カトウ ナオノリ)
    1986年生まれ。総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻博士5年一貫課程単位取得満期退学。修士(情報学)。株式会社KDDI総合研究所コアリサーチャー、一般社団法人次世代基盤政策研究所理事・事務局長

    木村 匠(キムラ タクミ)
    1992年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了。修士(学術)。NRIセキュアテクノロジーズ株式会社シニアセキュリティコンサルタント、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)政策調査員

    藤井 秀之(フジイ ヒデユキ)
    1983年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程満期退学。公共政策学修士(専門職)

    村上 陽亮(ムラカミ ヨウスケ)
    1975年生まれ。東京大学法学部卒。国際電信電話(株)(現 KDDI(株))に入社。2013年に(株)KDDI総研出向、2020年より(株)KDDI総合研究所執行役員
  • 著者について

    ダニエル・J・ソロブ (ダニエル ソロブ)
    ダニエル・J・ソロブ(Daniel J. Solove)

    ジョージ・ワシントン大学ロースクール、ジョン・マーシャル・ハーラン研究所教授。また、企業、法律事務所、医療機関、学校などにプライバシーとデータセキュリティのトレーニングプログラムを提供するTeachPrivacy の創設者でもある。プライバシー法の世界的な第一人者であり、著書や教科書も多数。Privacy + Security Blog やLinkedIn(thought leader)のブログでも、情報発信を行っている。

    ウッドロウ・ハーツォグ (ウッドロウ ハーツォグ)
    ウッドロウ・ハーツォグ(Woodrow Hartzog)

    ノースイースタン大学ロースクールおよびコーリー・カレッジ・オブ・コンピュータ・サイエンスの法学およびコンピュータ科学教授。『プライバシー・ブループリント』の著者であり、プライバシー、メディア、ロボット工学に関する研究を、学術誌と一般誌の両方で発表している。議会公聴会での証言も多く、NPR、BBC、ウォール・ストリート・ジャーナルなど数多くのメディアで引用・参照されている。

    小向 太郎 (コムカイ タロウ)
    小向 太郎(こむかい たろう)

    1987年早稲田大学政治経済学部卒。2007年中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。情報通信総合研究所取締役法制度研究部長、早稲田大学客員准教授、日本大学教授等を経て、2020年より中央大学国際情報学部教授。著書:『情報法入門(第6 版)デジタル・ネットワークの法律』(NTT 出版、2022年)、『概説GDPR―世界を揺るがす個人情報保護制度』(共著、NTT 出版、2019年)ほか。

データセキュリティ法の迷走―情報漏洩はなぜなくならないのか?(基礎法学翻訳叢書〈第2巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:ダニエル・J ソロブ(著)/ウッドロウ ハーツォグ(著)/小向 太郎(監訳)/加藤 尚徳(訳)/木村 匠(訳)/藤井 秀之(訳)/村上 陽亮(訳)
発行年月日:2023/11/20
ISBN-10:4326451300
ISBN-13:9784326451302
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:328ページ
その他: 原書名: Breached!:Why Data Security Law Falls and How to Improve It〈Solove,Daniel J.;Hartzog,Woodrow〉
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