原裕の百句―なつかしさの彩 [単行本]
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原裕の百句―なつかしさの彩 [単行本]

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出版社:ふらんす堂
販売開始日: 2023/10/24
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原裕の百句―なつかしさの彩 [単行本] の 商品概要

  • 目次(「BOOK」データベースより)

    原裕の百句
    なつかしさの彩
  • 内容紹介

    ◆◆百句シリーズ
    大好評のシリーズに原裕が登場!
    名句が気軽によめる。

    ◆なつかしさの彩
    原裕の中で響き続けた詩のことばとは何であったのだろうか。それは、〈春の水岸へ岸へと夕かな 石鼎〉であった。裕は多感な少年時代、この句と出会う。戦後間もない昭和二十二年のこと、茨城県下館町(現筑西市)の須藤書店を訪れた高校二年生の少年は、引き寄せられるように「鹿火屋」を手に取り、その巻頭に記されていた「春の水」の句の悠久の調べの醸し出す抒情の虜となるのである。
    俳句作家にとって、最初に感銘を受けた句はその作家の俳句観を形作る。しかし、その一方で独立した俳句作家となるためには、先人の俳句観を踏襲するだけでは不十分である。そこには当然反発が起きる。いわゆる「石鼎離れ」である。ただ、すでに作家の中で核となった俳句観、俳句の美意識は容易に払拭できるものではない。そこで、小室善弘の指摘する通り、裕の言動は「石鼎離れの石鼎発見」という奇妙な軌跡を描くことになる。これは「石鼎回帰」と言い換えることもできよう。しかしそれは単純な往復運動ではなく、「石鼎の求めたところを発見する」という収穫を抱えての回帰であった。
    だが何と言っても石鼎発見の最たるものは、石鼎が鹿火屋俳句の根元とした「淋しさ」の中に「なつかしさ」を見出したことである。なつかしさの前提には、不在や喪失からくる淋しさがあり、なつかしさと淋しさは表裏一体の感情なのである。この発見について「石鼎の句は、(中略)その表現せられたところのものは、いずれも淋しさを経てなつかしさに至る」と結論付けている。
    (解説より)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    原 朝子(ハラ アサコ)
    昭和37年神奈川県生まれ。平成28年「鹿火屋」主宰。現在「鹿火屋」主宰、俳人協会幹事
  • 著者について

    原朝子 (ハラアサコ)
    昭和37年 神奈川県生まれ
    平成10年 「鹿火屋」入会
    平成12年度鹿火屋新人賞受賞
    平成17年度鹿火屋賞受賞
    平成24年 「鹿火屋」副主宰
    平成28年 「鹿火屋」主宰

    現在 「鹿火屋」主宰 俳人協会幹事

    句集 『 やぶからし』(2007年 ふらんす堂刊 第四回日本詩歌句大賞奨励賞受賞)『鳥の領』(2017年 本阿弥書店刊)

    著書 『 大陸から来た季節の言葉』(2004年 北溟社刊)
    編纂 『 石鼎窟夜話』(2007年 明治書院刊)

原裕の百句―なつかしさの彩 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ふらんす堂
著者名:原 朝子(著)
発行年月日:2023/10/17
ISBN-10:478141608X
ISBN-13:9784781416083
判型:A5
発売社名:ふらんす堂
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:18cm
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