専制国家の脅威と日本―分断の中の外交・安全保障 [単行本]
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専制国家の脅威と日本―分断の中の外交・安全保障 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2023/11/16
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専制国家の脅威と日本―分断の中の外交・安全保障 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ロシアによるウクライナ侵攻は、「自由で開かれた国際秩序」を根底から揺り動かし、国際政治にさらなる分断をもたらした。そしてそれは、中国の専制主義と台湾併合への野心をいっそう強いものにするかもしれない。このような専制国家の脅威がもたらしている国際政治の変動とはどのようなものなのか?日本はそれにどう対応すべきなのか?外交・安全保障に関する問題を広く取り上げ、国際社会と日本の針路を見定める。
  • 目次

    はじめに

    第1章 日本外交にみる三つのアイデンティティ[植木安弘]
     はじめに
     1 日本外交のアイデンティティの捉え方
     2 戦後西側アイデンティティの萌芽
     3 国際社会への復帰と地位の回復
     4 アジアへの回帰
     5 西側諸国の一員としての地位の確立
     6 アジア太平洋への新たなアプローチ
     7 経済大国としての限界
     8 国連マルチ外交への回帰と国内的制約からの脱出
     9 地政学的変化への対応と価値外交
     10 「自由で開かれたインド太平洋」概念
     11 アジアでのリーダーシップの模索
     12 岸田外交のビジョンと現実
     13 日本外交のアイデンティティ―将来の行方

    第2章 日本の安全保障政策と日米同盟の課題[德地秀士]
     はじめに
     1 揺らぐ国際秩序と日米同盟の進展
     2 「インド太平洋」概念の意義
     3 バイデン政権の国家安全保障政策
     4 米国の政治と世論の動向
     5 今後の日米同盟の課題
     おわりに

    第3章 国家安全保障会議「司令塔」機能の政治力学[都築正泰]
     はじめに
     1 「ブラックボックス」を解明する方法論
     2 当初の制度設計
     3 実際の政治力学
     おわりに

    第4章 科学技術の管理と経済安全保障の争点――対立軸はどのようにつくられてきたか[齊藤孝祐]
     はじめに
     1 政策課題としての「経済」と「経済安全保障」――富士通・フェアチャイルド問題
     2 輸出管理をめぐる経済的利害と安全保障――東芝機械COCOM違反事件
     3 科学研究と安全保障の接点――防衛省の研究助成論争
     4 今日の経済安全保障をめぐる論争への接続
     おわりに

    第5章 「自由で開かれたインド太平洋」構想の基底――先進民主国の成長戦略と自由民主的地域連携[樋渡展洋]
     1 自由民主国連携圏の拡大構想としての「自由で開かれたインド太平洋」
     2 分析枠組み――経済連携協定による自由民主連携の強化・拡大
     3 実証結果――経済連携協定による自由民主連携圏の強化・拡大の規定要因
     4 自由民主国連携拡大構想としての「自由で開かれたインド太平洋」分析の理論的含意

    第6章 経済の長期停滞と日本の安全保障――国際金融センター構想の意義[樋渡由美]
     はじめに
     1 安全保障と金融
     2 国際金融センター構想の展開
     3 アジアの経済成長と日本の安全保障
     おわりに

    第7章 分断のなかの人権外交[尾﨑久仁子]
     はじめに
     1 人権外交とは何か――国際関係における人権問題の位置づけ
     2 人権外交の特徴
     3 事  例
     おわりに

    第8章 自由主義の限界と部族主義の逆襲――分断される世界と日本の選択[安野正士]
     はじめに
     1 自由主義的国際秩序の発展と戦後国際秩序の性格――部族主義の視点から
     2 自由主義的国際秩序の拡大と中露の反発
     3 普遍主義的自由主義の加速と新たな「部族主義」の興隆
     おわりに――部族性と自由主義の限界

    あとがき
    著者紹介
  • 内容紹介

    ロシアに侵略されるウクライナ、中国に脅かされる台湾、そして日本は? あるべき外交・安全保障政策を考える。

    ロシアによるウクライナ侵攻は「自由で開かれた国際秩序」を根底から揺り動かし,国際政治にさらなる分断をもたらした。そしてそれは,中国の専制主義と台湾併合への野心をいっそう強いものにするかもしれない。日本はそれにどう対応すべきなのか? 外交・安全保障に関する問題を広く取り上げ,国際社会と日本の針路を見定める。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    植木 安弘(ウエキ ヤスヒロ)
    上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授、同国際関係研究所副所長。コロンビア大学大学院政治学科博士課程修了、Ph.D.(国際関係論)取得。専門は国際関係論、国連研究。国連本部事務局に長年勤務、元国連広報官

    安野 正士(アンノ タダシ)
    上智大学国際教養学部教授、同国際関係研究所長。カリフォルニア大学バークレー校政治学科博士課程修了、Ph.D.(政治学)取得。専門は国際政治学、ナショナリズム論
  • 著者について

    植木 安弘 (ウエキ ヤスヒロ)
    植木 安弘(うえき やすひろ)

    上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授,同国際関係研究所副所長。コロンビア大学大学院政治学科博士課程修了,Ph.D.(国際関係論)取得。専門は国際関係論,国連研究。国連本部事務局に長年勤務,元国連広報官。著書に,『国際連合―その機能と役割』(日本評論社,2018年),『歴史に生きる―国連広報官の軌跡』(国際開発ジャーナル社,2019年)など。その他国連および日本外交に関する論文多数。

    安野 正士 (アンノ タダシ)
    安野 正士(あんの ただし)

    上智大学国際教養学部教授,同国際関係研究所長。カリフォルニア大学バークレー校政治学科博士課程修了,Ph.D.(政治学)取得。専門は国際政治学,ナショナリズム論。著書にNational Identity and Great-Power Status in Russia and Japan: Non-Western Challengers to the Liberal International Order (Routledge, 2019),共編著に『グローバル社会のダイナミズム』(上智大学出版,2007年)。その他国際関係,ナショナリズム論に関する論文多数。

専制国家の脅威と日本―分断の中の外交・安全保障 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:植木 安弘(編)/安野 正士(編)
発行年月日:2023/11/20
ISBN-10:4326303336
ISBN-13:9784326303335
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:22cm
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