翻弄されるいのちと文学―震災の後、コロナの渦中、「戦争」前に [単行本]
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翻弄されるいのちと文学―震災の後、コロナの渦中、「戦争」前に [単行本]

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出版社:あけび書房
販売開始日: 2023/11/27
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翻弄されるいのちと文学―震災の後、コロナの渦中、「戦争」前に の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    あれから、あの時、そして今。問われているのは同じことなのではないだろうか。たとえば、西条八十が「馬のションベン渡し船だからなぁ」と言って軍歌を作り続けたような、「しかたがない、しかたがない」と流され、流れる…。3・11と福島原発事故後を、パンデミックに攪拌される差別意識を、「新しい戦前」のきな臭さを、文学作品に読み、もう一度問いかけてみたい。それでいいのか、と。
  • 目次

    Ⅰ 三・一一と原発事故後の文学
     三・一一から、三・一一へ
     核エネルギー認識と三・一一後の文学
     個をつなぎ、連帯を求めて
     「私」から「私」を越えて
     ろうそく一本の抵抗―水上勉と若狭原発
     三・一一後に読む『こつなぎ物語』

    Ⅱ パンデミックが撹拌する差別意識
     「朝鮮」と呼べたとき―小説『大阪環状線』の「在日韓国・朝鮮人」をめぐって
     痼疾としての差別意識
     パンデミックとシェイクスピア、あるいは石井四郎軍医中将
     〝馬のションベン〟と軍歌までの距離
     文学が障害者の「障壁」になるとき

    Ⅲ「新しい戦前」に「戦争」を読む
     夏に読む大岡昇平
     日中戦争と五味川純平
     戦争加害をえがくということ―洲之内徹とその小説の評価をめぐって
     早乙女勝元と東京大空襲
     大江健三郎と天皇(制)、また「戦後民主主義」―「セヴンティーン」から「晩年様式集」まで
     「平和」と「勝利」と「民主」という思想―大江健三郎の二つのノートから
     ドイツの「沈黙」、ニッポンの「沈黙」

     あとがき
  • 出版社からのコメント

    3.11と福島原発事故、パンデミックに撹拌される差別意識、「新しい戦前」のきな臭さを、文学作品から問いかける評論集
  • 内容紹介

     本書は、3・11東日本大震災と福島原発事故後を、新型コロナパンデミックに撹拌される差別意識を、「新しい戦前」のきな臭さを、文学作品に読み、それでいいのか、と問い返す文芸評論集です。
     著者はそれを、たとえば、西条八十が「馬のションベン渡し船だからなぁ」と言って軍歌を作り続けたような、「しかたがない、しかたがない」と流され、流れる……、と指摘します。
     翻弄されるいのちと文学の、「ろうそく一本の抵抗」(水上勉)をこころみて生きていきたいという願いがこめられています。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    新船 海三郎(シンフネ カイサブロウ)
    1947年北海道留萌生まれ。大阪市立大学(文学部)中退。新聞記者、雑誌編集者、出版社代表などを経る。日本民主主義文学会会員
  • 著者について

    新船海三郎 (シンフネカイザブロウ)
    新船海三郎(しんふね かいさぶろう)
     1947年生まれ。日本民主主義文学会会員、日本文芸家協会会員。著書に『歴史の道程と文学』『史観と文学のあいだ』『作家への飛躍』『藤澤周平 志たかく情あつく』『不同調の音色 安岡章太郎私論』『戦争は殺すことから始まった 日本文学と加害の諸相』、インタビュー集『わが文学の原風景』など。

翻弄されるいのちと文学―震災の後、コロナの渦中、「戦争」前に の商品スペック

商品仕様
出版社名:あけび書房
著者名:新船 海三郎(著)
発行年月日:2023/11/26
ISBN-10:4871542424
ISBN-13:9784871542425
判型:B6
発売社名:あけび書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:19cm
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