決定版 女人源氏物語〈2〉朧月夜～初瀬(集英社文庫) [文庫]

決定版 女人源氏物語〈2〉朧月夜～初瀬(集英社文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  花の宴の夜、２０歳となった光源氏は、１６歳の朧月夜と出会い、恋に落ちる。だが、彼女は源氏の兄で時の天皇・朱雀帝に嫁ぐ身だった。この大胆な三角関係が発覚したことで、宮廷内で立場が悪化し、都落ちに。しかし、彼は流謫の地・須磨で１８歳の明石と出会い、新たな妻として迎える―。本巻では、若く美しい男女たちが激しく求め合う様を描く。愛の恍惚と苦悩がほとばしる「瀬戸内源氏」を象徴する一冊。

• 出版社からのコメント

  恋しい、けれど憎い！多情な源氏への嫉妬に身を灼く葵上や紫上…。女人たちの歓喜と苦悩をモノローグで綴る王朝小説、第二巻。

• 内容紹介

  恋しい、けれど憎い! 多情な源氏への嫉妬に身を灼く葵上(あおいのうえ)や紫上(むらさきのうえ)……。女人たちの歓喜と苦悩をモノローグで綴る王朝小説、第二巻。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  瀬戸内 寂聴(セトウチ ジャクチョウ)
  １９２２年徳島県生まれ。東京女子大学卒業。６３年『夏の終り』で第２回女流文学賞受賞。７３年得度、筆名を晴美から法名の寂聴に変更。９２年『花に問え』で第２８回谷崎潤一郎賞、９６年『白道』で第４６回芸術選奨文部大臣賞。９８年『源氏物語』（全１０巻）の現代語訳の完訳。２００１年『場所』で第５４回野間文芸賞受賞。０６年度文化勲章受章。１１年『風景』で第３９回泉鏡花文学賞、１７年朝日賞を受賞。著書多数。２１年逝去

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