フローマイクロ合成の実用化への展望 普及版 (TECHNICAL LIBRARY―ファインケミカルシリーズ) [単行本]
    • フローマイクロ合成の実用化への展望 普及版 (TECHNICAL LIBRARY―ファインケミカルシリーズ) [単行本]

    • ¥3,520106 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003774915

フローマイクロ合成の実用化への展望 普及版 (TECHNICAL LIBRARY―ファインケミカルシリーズ) [単行本]

価格:¥3,520(税込)
ゴールドポイント:106 ゴールドポイント(3%還元)(¥106相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:シーエムシー出版
販売開始日: 2023/10/01
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

フローマイクロ合成の実用化への展望 普及版 (TECHNICAL LIBRARY―ファインケミカルシリーズ) の 商品概要

  • 目次

    【第 I 編 デバイス開発】
    第1章 3Dプリンターによるデバイス作製
    1 フローマイクロデバイス
    2 フローマイクロデバイスの材質と特徴
    3 デバイス加工のデジタル化の歴史
    4 3Dプリンターによるデバイス加工の方法
    5 3Dプリンターによるフローマイクロデバイスの作製事例

    第2章 フローマイクロ合成研究者が知っておくべき各種ポンプの違いと特長
    1 はじめに
    2 ポンプの種類について
    2.1 非容積式ポンプ
    2.1.1 遠心ポンプ
    2.1.2 軸流ポンプおよび斜流ポンプ
    2.2 容積式ポンプ
    2.2.1 容積式ポンプ:往復式ポンプ
    2.2.2 容積式ポンプ:回転式ポンプ
    3 フローマイクロ合成研究者が用いるポンプ
    3.1 スムーズフローポンプ
    3.2 スムーズフローポンプの特徴について
    3.3 生産機適正について
    3.4 フローマイクロ合成の研究で用いられるポンプ
    3.4.1 シリンジポンプ
    3.4.2 プランジャポンプ
    3.4.3 ダイヤフラムポンプ
    3.4.4 小流量の実験における注意点
    4 最後に

    第3章 高定量性の3連式無脈動定量プランジャーポンプ
    1 マイクロプロセスに必要な液体供給の要素
    2 マイクロプロセスに必要な液体供給機器
    2.1 精密ギヤーポンプ
    2.2 一軸偏心ねじポンプ(モーノポンプ)
    2.3 高速液体クロマトグラフィー(high performance liquid chromatography,略称:HPLC)用ポンプ
    2.4 シリンジポンプ
    2.5 2連式無脈動定量プランジャーポンプ(産業用)
    2.6 ダイヤフラムポンプ
    3 3連式無脈動定量プランジャーポンプ
    3.1 往復動ポンプ
    3.2 従来の往復動ポンプ
    3.3 2連式無脈動定量プランジャーポンプ
    3.4 3連式プランジャーポンプ
    3.5 当社製3連式無脈動定量プランジャーポンプ
    3.6 当社製3連式無脈動定量プランジャーポンプの性能
    4 3連式無脈動定量プランジャーポンプのマイクロプロセスにおける適応性
    4.1 性能
    4.2 外気遮断性
    4.3 耐蝕性
    4.4 耐スラリー液性
    4.5 操作性及び制御の拡張
    4.6 ブチルリチウムの連続運転

    第4章 医薬品を中心とした少量・中規模マイクロリアクタシステム
    1 はじめに
    2 YMC製マイクロミキサの特徴
    3 YMC製マイクロリアクタについて
    3.1 KeyChem-Basic,L/LPの特徴
    3.2 KeyChem-H,水素吸蔵合金キャニスター,5%Pd/SCの特徴
    3.3 KeyChem-Lumino2の特徴,光源の紹介
    4 KeyChem-Integralの特徴,紹介
    5 おわりに

    第5章 連続フロー式マイクロリアクターシステム
    1 はじめに
    2 連続フロー式マイクロリアクターシステム
    2.1 X-1αの基本システム構成・機能
    2.2 代表的反応における実証データ
    3 各種デバイスによる拡張性
    3.1 ミキサー
    3.2 気体流量制御装置
    3.3 光反応用ユニット
    4 おわりに

    第6章 撹拌子を有する多段連続式撹拌槽型反応器
    1 はじめに
    2 流通型反応器
    3 Coflore ACR(Agitated Cell Reactor)
    4 Coflore ATR(Agitated Tube Reactor)
    5 鈴木-宮浦クロスカップリング反応
    6 スラリーの連続フロープロセス
    7 接触水素化脱塩素反応
    8 高圧条件での接触水素化反応
    9 カーボンナノチューブの効率的な化学修飾
    10 生体触媒による酸化反応
    11 連続晶析
    12 おわりに

    第7章 積層型多流路反応器(SMCR®)
    1 はじめに
    2 バルク生産用マイクロリアクターの基本概念
    3 バルク生産用熱交換器から大容量MCRへ
    4 大容量MCR 積層型多流路反応器(SMCR®)について
    5 SMCR®の適用事例
    5.1 抽出用途への適用検討
    5.2 実験内容および結果
    5.3 SMCR®による商業化事例
    6 分解型SMCR®での適用用途拡大
    7 おわりに

    第8章 フローマイクロリアクターを用いた連続合成プロセスの構築
    1 はじめに
    1.1 化学合成におけるフローマイクロリアクターの特長
    1.2 フローマイクロリアクターの課題
    1.2.1 化学合成と化学工学の融合による反応場の構築
    1.2.2 パラメータの多さによる開発スピードの遅延
    1.2.3 安定な連続化プロセスの構築
    1.3 京都大学マイクロ化学生産研究コンソーシアムにおける取り組み
    2 フローマイクロリアクターによる高分子合成
    3 フローマイクロリアクターによるアニオン重合システムの構築
    3.1 連続反応システムの構築とシステムの検証
    3.2 モノマー/開始剤の比率がポリマー分子量に及ぼす影響の評価
    3.3 アニオン重合によるポリスチレン連続運転システムの検証
    4 おわりに

    【第 II 編 企業の実例】
    第1章 マイクロリアクターを用いたイソブチレンのリビングカチオン重合
    1 はじめに
    2 リビング重合とマイクロリアクター
    3 イソブチレン系樹脂と現行プロセスの課題
    4 マイクロリアクターを用いた連続重合検討
    4.1 反応機構解析
    4.2 速度論解析・反応速度シミュレーション
    4.3 ラボ実証実験
    4.4 高活性触媒
    4.5 連続化がもたらすエネルギーメリット
    5 おわりに

    第2章 フローリアクターでの香月シャープレス不斉エポキシ化
    1 はじめに
    2 香月シャープレス不斉エポキシ化(KSAE)反応
    3 スケールアップ課題
    4 フロー検討用装置
    5 シンナミルアルコールの不斉エポキシ化
    5.1 フロー系への置き換え
    5.2 バッチ反応との比較
    6 メタリルアルコールの不斉エポキシ化
    7 クエンチ連続化
    8 スケールアップ
    8.1 除熱限界
    9 w/o MSフロー法の基質適用性
    10 結論
    11 おわりに

    第3章 マイクロ化学プロセスを利用する新規アクリルモノマー製造技術の開発
    1 はじめに
    2 ピルビン酸エステルの合成へのマイクロリアクターの利用
    2.1 ラボスケールのマイクロリアクターでの操作方法
    2.2 ベンチスケールのマイクロリアクターでの操作方法
    2.3 結果
    2.4 ピルビン酸エステルの合成まとめ
    3 α-アシロキシアクリレートの合成
    3.1 ラボスケールのバッチ反応での検討
    3.2 ラボスケールのマイクロリアクターでの検討
    3.3 ベンチスケールマイクロリアクターでの検討
    3.4 α-アシロキシアクリレート合成まとめ
    4 α-アシロキシアクリレートの製造プロセスの提案
    4.1 検討方法
    5 終わりに

    第4章 マイクロリアクターを用いたシングルナノ粒子の製造
    1 はじめに
    2 ITO代替導電性材料
    3 ドーパントの検討
    3.1 ドーピング化学種の検討
    3.2 計算結果と考察
    3.3 ドーピング量の検討
    3.4 ドーピングSnO2のバンド構造
    4 マイクロ化学プロセスを用いた合成
    4.1 ドーピング用マイクロリアクターの設計
    4.2 マイクロ化学プラントの試作(マイクロ化学プロセス,周辺装置試作)
    4.3 合成条件の検討
    4.4 透明性
    5 まとめ

    第5章 不斉水素化反応へのマイクロリアクターの適応
    1 はじめに
    2 マイクロリアクターの特徴
    3 高速不斉水素化触媒RUCY®を用いた不斉水素化反応へのマイクロリアクターの適応
    3.1 小スケール検討
    3.2 速度論解析による流路長最適化
    3.3 流路径の反応に対する影響
    3.4 気液導入部の最適化
    3.5 触媒溶液の安定性改善
    3.6 温度コントロール
    3.7 React IRによる流動状態の評価
    4 まとめ

    第6章 マイクロリアクターを用いた含フッ素ファインケミカル製品の合成
    1 はじめに
    2 フッ素化合物とフッ素ファインケミカル製品
    3 フッ素化合物の合成方法
    4 フッ素系ケミカル製品のマイクロリアクターを用いた事例
    4.1 マイクロリアクターを用いた直接フッ素化反応
    4.2 マイクロリアクターを用いたビルディングブロック法
    4.3 マイクロリアクターを用いたエポキシ化反応
    4.4 マイクロリアクターを用いたハロゲン-リチウム交換反応
    4.5 マイクロリアクターの生産設備としての利用可能性
    5 おわりに

    第7章 フローケミストリー技術を用いたスケールアップ
    1 はじめに
    2 医薬品製造におけるフローケミストリーの適用
    3 不安定活性種の発生と応用
    4 フローケミストリーを用いた有機リチウム反応のボロン酸合成への適用
    5 フローケミストリーを用いたプロセス開発
    6 フローケミストリーを用いたスケールアップ検討
    7 ボロン酸Xの製造
    8 最後に

    第8章 高速混合を利用した高効率微細乳化
    1 はじめに
    2 空間のマイクロ化の効果
    2.1 層流におけるミリ秒混合の必要条件
    2.2 乱流におけるミリ秒混合の必要条件
    2.3 液液混合における空間のマイクロ化の効果
    3 マイクロミキサー開発事例
    4 高効率微細乳化プロセスの提案
    4.1 微細乳化の課題と着目点
    4.2 実験と結果
    5 おわりに

    第9章 フローマイクロリアクターシステムによる製造プロセス
    1 はじめに
    2 マイクロリアクターの導入プロセス
    3 マイクロリアクターの適用事例
    3.1 水分離用マイクロリアクター
    3.2 抽出用マイクロリアクター
    3.3 濃縮用マイクロリアクター
    4 マイクロリアクターシステムの開発事例
    4.1 ラボ・少量生産用マイクロリアクターシステム(MPS-α200)
    4.2 反応・乳化用マイクロリアクタープラント
    4.2.1 中量産用マイクロリアクタープラント
    4.2.2 量産用マイクロリアクタープラント
    5 おわりに

    第10章 大量物質生産を目指したマイクロリアクターシステム
    1 はじめに
    2 マイクロ化学プラント
    2.1 マイクロ化学プラントのサイズについて
    2.2 マイクロ化学プラントのフレキシブル性
    2.3 マイクロ化学プラントによる工業化検討対象について
    3 工業化する上での重要な留意点
    3.1 生産性を考慮したマイクロ化学プラント設計
    3.2 工業化を検討する反応の反応速度について
    4 工業化において重要な技術
    4.1 送液制御技術
    4.1.1 無脈動もしくは低脈動送液技術
    4.1.2 送液流量の均等分配技術
    4.2 マイクロ流路閉塞防止技術
    4.2.1 マイクロ流路構造による閉塞防止(「イコーリングアップ」技術)
    4.2.2 マイクロ流路径拡大による閉塞抑制(「疑似イコーリングアップ」技術)
    4.2.3 自動化技術による閉塞防止
    4.2.4 反応媒体流の急激な圧力変化による閉塞防止
    5 工業化検討の現状と将来展望

    【第 III 編 産業界の動向】
    第1章 フローマイクロリアクターの製薬業界の動向
    1 はじめに
    2 製薬業界での使いどころと利点
    3 医薬品研究での実例
    4 医薬品業界におけるフロー・マイクロ合成技術の展望

    第2章 フローマイクロリアクターの化学業界の動向
    1 はじめに
    2 実用化の例1:DSM社でのアクリルアミドの生産
    3 実用化の例2:Xi’an Huian Chemical社でのトリニトログリセリンの生産
    4 実用化の例3:Sigma-Aldrich社でのレチノールの生産
    5 実用化の例4:Clariant社でのフェニルボロン酸の生産
    6 おわりに
  • 内容紹介

    フローマイクロ合成の実用化に向けて、化学・製薬・香料・合成樹脂メーカーによる実例解説および、ポンプ・装置・電機・食品・鉄鋼メーカーによるデバイス開発技術を収載した1冊。

フローマイクロ合成の実用化への展望 普及版 (TECHNICAL LIBRARY―ファインケミカルシリーズ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:シーエムシー出版
著者名:吉田 潤一(監修)
発行年月日:2023/12/11
ISBN-10:4781317138
ISBN-13:9784781317137
判型:B5
発売社名:シーエムシー出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:化学
言語:日本語
ページ数:211ページ
縦:26cm
他のシーエムシー出版の書籍を探す

    シーエムシー出版 フローマイクロ合成の実用化への展望 普及版 (TECHNICAL LIBRARY―ファインケミカルシリーズ) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!