HIVとともに生きる―傷つきとレジリエンスのライフヒストリー研究 [単行本]
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HIVとともに生きる―傷つきとレジリエンスのライフヒストリー研究 [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2023/11/29
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HIVとともに生きる―傷つきとレジリエンスのライフヒストリー研究 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ゲイ男性を中心にHIV陽性者百余人と交流し、二十二人のライフヒストリーを聴き、かれらが書いた手記などの史資料も読み込んで、生活史に深く迫る。傷ついた生の意味を協働で探り、親密性や共同性を育む「生きるための理論」を探求するラディカルな生活史研究。
  • 目次

    序 章 性と病い/健康をめぐるフィールドワーク
     1 HIV/エイズについて――本書の目的
     2 HIVをめぐる社会学的想像力――なぜ陽性者の生に焦点を当てるのか
     3 HIV陽性になるということ――フィールドに入る
     4 HIVをめぐるオートエスノグラフィー――診断前
     5 フィールドワークとしての日常生活
     6 本書の問いと意義――HIVとともに生きるとはどのようなことか

    第1章 HIVをめぐる社会学的研究
     1 社会的病いとしてのHIV/エイズの歴史
     2 HIVとともに生きる人々をめぐる研究の系譜
     3 本書の位置づけ――HIVとともに生きることをめぐるライフヒストリー研究
     4 本書の目的と意義――洞察を紡ぎ出し社会を構想するライフヒストリー研究
     5 研究方法・調査概要
     6 本書の構成

    第2章 フィールドとしての個人――ライフヒストリー研究の再帰的/反省的転回
     1 ライフヒストリー研究と批判理論
     2 病いの語り、病いの軌跡、傷ついた物語の語り手
     3 素人専門家(Lay Expert)から当事者のより積極的な参画(GIPA Principle)へ
     4 HIVとともに生きること――傷つき/可傷性とレジリエンス
     5 小括――HIVとともに生きる人々の生存とレジリエンス

    第3章 当事者から始まるエイズ・アクティヴィズム――生きるための理論と実践
     1 リヴィング・ポリティクス
     2 ゲイ雑誌「G-men」にみるグラスルーツ・アクティヴィズム
     3 「SHIP NEWSLETTER」手記にみるヘルスリテラシー向上実践
     4 ピアサポートの変遷と現在的意義・課題
     5 地域でのケアの担い手

    第4章 スティグマとレジリエンスの社会学
     1 HIVに関するスティグマの概念化
     2 重層的スティグマと社会的排除
     3 レジリエンスへの着目
     4 社会的排除からの対抗戦略――ライフ・ポリティクスとリヴィング・ポリティクス

    第5章 混沌を受容できる場/関係性――多声性・異種混交性と共同性・親密性
     1 混沌をライフヒストリーの一部として受容する力
     2 親密性と共同性を紡ぐ「愛の技法」
     3 小括――ライフヒストリーの生成継承性

    第6章 ラディカル・ライフヒストリー研究に向けて――生きるための理論を紡ぐ/社会を構想する
     1 生きるための理論に向けて
     2 ラディカル・ライフヒストリー研究に向けて
     3 声なき声としての「混沌の語り」に敬意を払うこと
     4 「HIVとともに生きる」とはどのようなことか
     5 本書の限界と今後の展望

    終章 まとめ――本書の意義と貢献

    あとがき
  • 内容紹介

    HIV陽性者には、ジェンダーやセクシュアリティ、障がいなど交差的な差別がいまだに根強い。ゲイ男性を中心にHIV陽性者百余人と交流し、ライフヒストリーを聴き、手記なども読み込んでその実情を明らかにする。生きるための理論を探求する生活史研究。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大島 岳(オオシマ ガク)
    明治大学情報コミュニケーション学部専任助教。専攻は社会学、生活史・オーラルヒストリー研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究
  • 著者について

    大島 岳 (オオシマ ガク)
    明治大学情報コミュニケーション学部専任助教。専攻は社会学、生活史・オーラルヒストリー研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究。論文に“Societal Envisioning of Biographical AIDS Activism among Gay People Living with HIV in Japan”(Historical Social Research, 48(4))、「HIV陽性者の生存への希望はいかに育まれてきたのか――1990年代SHIP Newsletterのヘルスリテラシー向上のための取りくみとGIPA」(「保健医療社会学論集」第31巻第1号)、「ゲイ雑誌『G-men』にみるグラスルーツ・アクティヴィズム」(「年報社会学論集」第32号)、「「性的冒険主義」を生きる――若年ゲイ男性のライフストーリーにみる男らしさ規範と性」(「新社会学研究」第1号)など。

HIVとともに生きる―傷つきとレジリエンスのライフヒストリー研究 の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:大島 岳(著)
発行年月日:2023/11/29
ISBN-10:4787235303
ISBN-13:9784787235305
判型:A5
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:328ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:433g
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