東京・横浜激動の幕末明治(有隣新書) [新書]

販売休止中です

    • 東京・横浜激動の幕末明治(有隣新書) [新書]

    • ¥1,21037 ゴールドポイント(3%還元)
100000009003776823

東京・横浜激動の幕末明治(有隣新書) [新書]

価格:¥1,210(税込)
ゴールドポイント:37 ゴールドポイント(3%還元)(¥37相当)
日本全国配達料金無料
出版社:有隣堂
販売開始日: 2023/12/01
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

東京・横浜激動の幕末明治(有隣新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日米和親条約の締結・調印の地として、嘉永七年、横浜は日本史の表舞台に登場する。安政六年の開港後、横浜は貿易港として急成長を遂げるが、攘夷運動の激化に伴い、英仏両軍の駐屯を許す。横浜の鎖港問題は幕末の政局を左右し、江戸城総攻撃の中止にはイギリス公使の力が与かったとされている。文明開化の窓口となった横浜を経由して、東京の近代化のスピードは加速する。築地居留地、銀座煉瓦街などの東京の街づくりでは横浜がそのモデルとなっていた。東京築港論争などで、東京と横浜が刺激し合いながら発展していく道程を追い、両都市の関係史、比較史の視点から幕末明治の時代を読み解いていく。
  • 目次

    1.開港前夜の横浜~江戸湾防衛の強化
    (1)ペリー来航と東海道
    ペリー艦隊の浦賀来航/警備に動員された諸大名と庶民の反応/久里浜での親書受理
    (2)江戸湾の防衛体制と品川台場
    江戸湾防衛体制の強化/品川台場の建設/挙国一致体制を目指す幕府
    (3)日米和親条約締結と横浜村
    ペリー艦隊再来航/交渉地となった横浜村/日米和親条約締結と下田・箱館開港
    2.横浜開港と外国人居留地の設定~江戸経済の強化を狙った幕府
    (1)日米通商条約の締結と横浜開港案の背景
    アメリカ総領事ハリスとの通商条約交渉/目付岩瀬忠震の横浜開港論/神奈川など五港の開港と江戸・大坂開市
    (2)神奈川宿と神奈川湊の繁栄
    陸上交通の要衝・東海道神奈川宿/中世以来の交易港・神奈川湊の繁栄
    (3)横浜開港への変更と欧米諸国の反発
    神奈川開港への懸念と攘夷運動の高揚/横浜開港の強行と欧米外交団の反発/横浜開港を望んだ外国商人側の事情
    (4)居留地の拡大と神奈川台場の建設
    関内居留地の拡大と山手居留地の増設/中華街の誕生/勝海舟設計の神奈川台場
    3.横浜と攘夷運動~江戸幕府の対外政策
    (1)貿易の開始と外国人がみた横浜と江戸
    生糸・茶の大量輸出による国内の品不足/外国人の眼に映った横浜/外国人の眼に映った東海道/外国人の眼に映った江戸/横浜浮世絵の登場
    (2)外国人殺傷事件が頻発した横浜と江戸
    攘夷の志士による外国人殺傷事件/警備地域の拡大と見張番屋の設置/外国人の遊歩地域と井土ヶ谷・鎌倉事件
    (3)生麦事件と開戦危機
    薩摩藩の国政進出と生麦事件/居留地襲撃の風聞とイギリス軍艦の横浜入港/江戸と横浜の大騒動/薩英戦争と横浜での講和交渉
    (4)英仏両軍の横浜駐屯
    英仏両国に委譲された横浜防衛権/イギリス軍の調練指導を受ける幕府陸軍
    4.戊辰戦争と横浜~神奈川県と東京府の設置
    (1)横浜鎖港の撤回と四カ国連合艦隊の下関来襲
    横浜鎖港を欧米諸国に申し入れた幕府/横浜鎖港談判使節の派遣/四カ国連合艦隊の横浜出撃と禁門の変/下関戦争と条約勅許
    (2)西洋文化の発信地となる
    横浜英学所の開設/宣教師の来日と教会の建設
    (3)江戸城総攻撃と横浜
    薩長両藩の提携と長州征伐の失敗/兵庫開港の勅許と神戸開港への変更/新政府の樹立と戊辰戦争のはじまり/江戸城総攻撃に反対したイギリス公使パークス
    (4)横浜の接収と神奈川県の誕生
    江戸城と横浜の接収/東京の誕生と江戸の消滅/天皇の東京行幸/東京奠都
    5.明治維新と横浜~東京の文明開化
    (1)激変した東京
    武家屋敷の没収/荒れ野原の東京/桑茶政策の失敗
    (2)東京開市と築地居留地の設置
    築地への居留地建設/築地ホテル館の建設と清水喜助
    (3)東京に先行した横浜の街づくり
    大火が契機となった都市改造とガス灯の設置/山手・横浜公園の設置と寺社境内が公園になった東京/根岸競馬場の建設と上野不忍池での競馬会
    (4)新橋・横浜間の鉄道敷設
     横浜・東京間の蒸気船運航/乗合馬車の運行開始/人力車の激増/窮余の一策だった高輪築堤と神奈川築堤による線路の敷設
    6.横浜港の危機~東京との築港競争
    (1)東京築港論の浮上と渋沢栄一
    東京築港論の浮上/経済学者田口卯吉の「東京論」/東京築港案を強く支持した東京商法会議所会頭渋沢栄一/神奈川県の巻き返しで頓挫した東京築港
    (2)横浜港の整備拡張と大隈重信
    桟橋建設までの長い道程/アメリカから返還された下関戦争賠償金のゆくえ/パーマーによる築港工事と海外航路の拡大/横浜・東京市の誕生
  • 内容紹介

    日米和親条約の締結・調印の地として、嘉永7年、横浜は日本史の表舞台に登場する。安政6年の横浜開港後、攘夷運動が高まり、次第に江戸幕府の弱体化が顕著となる。転換点となる江戸城総攻撃の中止には横浜の外交団の力が大きく与かっていた。明治に入り両都市の距離が縮まることで、横浜をモデルとした東京の近代化も加速していく。東京築港論争を経て、横浜が貿易港として発展していくまでを、両都市の関係史、比較史の視点から読み解いていく。
  • 著者について

    安藤優一郎 (アンドウユウイチロウ)
    1965年生まれ。早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。文学博士(早稲田大学)。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。JR東日本大人の休日倶楽部など生涯学習講座の講師を勤める。主要著書に『徳川家康「関東国替え」の真実』有隣堂、『明治維新―隠された真実』日本経済新聞出版、『渋沢栄一と勝海舟』朝日新聞出版、など。

東京・横浜激動の幕末明治(有隣新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:有隣堂
著者名:安藤 優一郎(著)
発行年月日:2023/12/08
ISBN-10:4896602455
ISBN-13:9784896602456
判型:新書
発売社名:有隣堂
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:216ページ
縦:18cm
横:10cm
厚さ:1cm
他の有隣堂の書籍を探す

    有隣堂 東京・横浜激動の幕末明治(有隣新書) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!