エクリチュールへ〈1〉明治期「言文一致」神話解体三遊亭円朝考(知の新書―鈴木貞美の文芸論〈2〉) [単行本]
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エクリチュールへ〈1〉明治期「言文一致」神話解体三遊亭円朝考(知の新書―鈴木貞美の文芸論〈2〉) [単行本]

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出版社:読書人
販売開始日: 2023/12/13
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エクリチュールへ〈1〉明治期「言文一致」神話解体三遊亭円朝考(知の新書―鈴木貞美の文芸論〈2〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    言文一致に関する通念の誤謬を正す!明治期にそれは始まったのではなく、江戸期に、いやそれ以前から話し言葉表現はなされていた。それでは、明治期には何が実際になされたのか、二葉亭四迷は何をなし、また円朝の速記は何をなしていたのか。国文学の通念をくつがえす学術考証。文芸史において、中国、西欧で起きていたことに対比させながら、言語表現の変化を明解に説く画期的な書。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章 明治期「言文一致」神話を解体=再編する
    第1章 明治期「言文一致」再考―二葉亭四迷「余が言文一致の由来」を読みなおす(なぜ、明治期「言文一致」が問題なのか?;山本正秀による「言文一致」論の根本的誤謬;今日の指標的見解の検討;「言文一致」の意味;前近代の口語体;二葉亭四迷「余が言文一致の由来」を読みなおす;「普通文」の平明化と「言文一致」;文体改革は「立体的まだら状」に展開した;子規の「叙景」、独歩の「情景」;結語)
    第2章 三遊亭円朝考(円朝の再評価をめぐって;円朝の口演速記と小説の「言文一致」運動;円朝口演の写実性;円朝の位置)
  • 出版社からのコメント

    明治期近代化で言文一致の口語体が作られたという常識の間違いを解体!実際に何がなされたのかを文芸史から説く。
  • 内容紹介

    『ナラトロジーへ 物語論の転換、柳田國男考』(知の新書J07)に続く、〈鈴木貞美の文芸論②〉
    「言文一致運動」は西洋における「近代文体革命運動に匹敵」するという見解は、西洋近代の俗語革命についても、明治期「言文一致」体運動についても、両者の基本的性格を把握できないまま、短絡して類比している。口語体や言文一致はすでに江戸期、平安期からあった。明治期に「言文一致」運動が、分野により、メディアにより、マダラ状に進行した実態を明らかにし、それを論じてきた戦後の学界、文芸批評界の動向の虚妄性を追い直し、二葉亭四迷の果たした役割を見直し、江戸時代から連続し、二葉亭らに先行していた三遊亭円朝の実際の口演と、その「口語体」の活字化について論じる。円朝がモーパッサンの短篇を日本の江戸時代に舞台映し、長篇探偵小説に仕立て直していたなど、探偵小説史でも論じられてこなかった。日本の文芸史を書き換える碩学による学術考証の第二弾。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 貞美(スズキ サダミ)
    1947年生まれ。東京大学文学部仏文科卒。国際日本文化研究センター及び総合研究大学院大学名誉教授。1988年『新青年』読本(『新青年』研究会編)で大衆文学研究賞。パリ社会科学高等研究院客員教授、中国・清華大学人文科学院特任教授、吉林大学外国文学研究院特座教授を歴任。早くから日本文芸史の再編と取り組み、また近現代出版史研究に携わる。学際的な視野に立つ文理に跨る各種の国際的共同研究を開発、従事。日本の「文学」をはじめ、「歴史」「生命」「自然」等、基礎概念の編制史研究を開拓し、深化に努めている
  • 著者について

    鈴木貞美 (スズキサダミ)
    1947 年生まれ。文学史研究者。東京大学文学部仏文科卒。 国際日本文化研究センター及び総合研究大学院大学名誉教授。早くから日本文芸史の再編と取り組み、近現代出版史研究に携わる。
    学際的な視野に立つ文理に跨る各種の国際的共同研究を開発。日本の「文学」をはじめ、「歴史」「生命」「自然」等、基礎概念の編制史研究を開拓し、深化に努めている。主著に『西田幾多郎―歴史と生命』(2020)『日本人の自然観』(2018)『日本文学の成立』(2009)(すべて作品社刊)など多数。

エクリチュールへ〈1〉明治期「言文一致」神話解体三遊亭円朝考(知の新書―鈴木貞美の文芸論〈2〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:文化科学高等研究院出版局
著者名:鈴木 貞美(著)
発行年月日:2023/12/13
ISBN-10:4924671800
ISBN-13:9784924671805
判型:新書
発売社名:読書人
対象:一般
発行形態:単行本
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:192ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:130g
その他:明治期「言文一致」神話解体 三遊亭円朝考
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