ブッダという男―初期仏典を読みとく(ちくま新書) [新書]
    • ブッダという男―初期仏典を読みとく(ちくま新書) [新書]

    • ¥96830 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003777810

ブッダという男―初期仏典を読みとく(ちくま新書) [新書]

価格:¥968(税込)
ゴールドポイント:30 ゴールドポイント(3%還元)(¥30相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:筑摩書房
販売開始日: 2023/12/07
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ブッダという男―初期仏典を読みとく(ちくま新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ブッダは本当に差別を否定し万人の平等を唱えた平和主義者だったのか?近代の仏教研究は仏典から神話的装飾を取り除くことで、ブッダを平和主義者で、階級差別や男女差別を批判し、業や輪廻を否定した先駆的人物として描き出してきた。だがそれは近代的価値観を当てはめ、本来の内容を曲解したものにすぎない。では、ブッダの真の偉大さは一体どこにあるのか。これまでのブッダ理解を批判的に検証し、初期仏典を丹念に読みとくことでその先駆性を導き出す革新的ブッダ論。
  • 目次

    はじめに
    第一部 ブッダを知る方法
    第1章 ブッダとは何者だったのか(「歴史のブッダ」を問い直す/「神話のブッダ」を問い直す/これからの「ブッダ」を問い直す)
    第2章 初期仏典をどう読むか(初期仏典とは何か/批判的に読むということ/先入観なく読むということ/傲慢なブッダ、謙遜するブッダ/韻文優先説と人間ブッダ)
    第二部 ブッダを疑う
    第3章 ブッダは平和主義者だったのか(「善なる殺人」は肯定されるのか/暴力や戦争はどのように否定されるのか/征服を助言するブッダ/ブッダの生命観/殺人鬼アングリマーラ/父殺しの王アジャータサットゥ/解釈としての平和主義)
    第4章 ブッダは業と輪廻を否定したのか(神話を事実である「かのやうに」捉える/無我と縁起/無記と輪廻/中道と輪廻/ブッダの輪廻観)
    第5章 ブッダは階級差別を否定したのか(ブッダの近代性・合理性/平等を説く資料と、差別を容認する資料/沙門宗教という文脈/聖と俗の平等/理想と現実/アンベードカルの社会改革)
    第6章 ブッダは男女平等を主張したのか(仏教と女性差別/女性を蔑視するブッダ/女性の〝本性?/平等の限界と現実/ブッダの男女観)
    第7章 ブッダという男をどう見るか(現代人ブッダ論/イエス研究との奇妙な類似点/「歴史のブッダ」と「神話のブッダ」)
    第三部 ブッダの先駆性
    第8章 仏教誕生の思想背景(生天と解脱/バラモン教と沙門宗教/沙門宗教としての仏教)
    第9章 六師外道とブッダ(道徳否定論/唯物論/要素論/決定論/宿作因論と苦行論/懐疑論/沙門ブッダの特徴)
    第10章 ブッダの宇宙(梵天と解脱/生天と祭祀/瞑想と悟り/現象世界と解脱)
    第11章 無我の発見(個体存在の分析/バラモン教や唯物論者との違い/ブッダは「真の自己」を認めたのか/経験的自己と超越的自己/なぜブッダは自己原理の有無に沈黙したのか/ブッダの無我説)
    第12章 縁起の発見(縁起の順観と逆観/煩悩・業・苦/ジャイナ教の縁起説/ブッダの縁起説)
    終章 ブッダという男
    参考文献/あとがき
  • 出版社からのコメント

    ブッダとは何者で、その偉大さはどこにあるのか? 従来のブッダ理解を批判的に検証し、初期仏典の丹念な読解からその実像に迫る。
  • 内容紹介

    ブッダは平和主義者でもなければ万人の平等を唱えたわけでもなかった?! これまでの解釈を斥け、初期仏典の丹念な読解からその先駆性に迫る革新的ブッダ論。

    万人の平等を唱えた平和主義者ブッダは、
    人々の期待が生んだ神話に過ぎない――

    誤謬と偏見を排し、その実像に迫る!

    ブッダは本当に差別を否定し、万人の平等を唱えた平和論者だったのか? 近代の仏教研究は仏典から神話的装飾を取り除くことで、ブッダを平和主義者で、階級差別や男女差別を批判し、業や輪廻を否定した先駆的人物として描き出してきた。だがそれは近代的価値観を当てはめ、本来の内容を曲解したものにすぎない。では、ブッダの真の偉大さは一体どこにあるのか。これまでの理解を批判的に検証し、初期仏典を丹念に読みとくことでその先駆性を導き出す革新的ブッダ論。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    清水 俊史(シミズ トシフミ)
    2013年、佛教大学大学院博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD、佛教大学総合研究所特別研究員などをつとめる
  • 著者について

    清水 俊史 (シミズ トシフミ)
    清水俊史(しみず・としふみ):2013年、佛教大学大学院博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD、佛教大学総合研究所特別研究員などをつとめる。著書に、『阿毘達磨仏教における業論の研究――説一切有部と上座部を中心に』『上座部仏教における聖典論の研究』(ともに大蔵出版)がある。

ブッダという男―初期仏典を読みとく(ちくま新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:清水 俊史(著)
発行年月日:2023/12/10
ISBN-10:4480075941
ISBN-13:9784480075949
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:18cm
他の筑摩書房の書籍を探す

    筑摩書房 ブッダという男―初期仏典を読みとく(ちくま新書) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!