辺境から(山本巖ブックレット<003>) [単行本]
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辺境から(山本巖ブックレット<003>) [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2003/09/01
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辺境から(山本巖ブックレット<003>) [単行本] の 商品概要

  • 内容紹介

    石牟礼道子の世界

     『苦海浄土』が第1回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したのは一九七〇年である(石牟礼は受賞辞退)。公害が露出した時代だったゆえに、水俣病を素材にした『苦海浄土』は「衝撃的な公害告発の書」と受けとめられた。
     しかし作品の衝撃性はむしろ、神々と自然と人とが交歓し調和する近代が失った世界を現出した点にあった。水俣病は、そういった世界に対する近代の暴力の総体として出現したのである。自らがそのような世界に生の根拠を持ち、そこから絹糸をつむぐように言葉をつむぎ出す石牟礼道子の世界を読む。

    島尾敏雄-宿命の島・奄美

    昭和19年秋、九大在学中の島尾は志願して学徒出陣し、奄美の小島に着任した。それが島尾と奄美との宿命的な出会いであった。任務は、ベニヤ製のボートに爆薬を積んで敵艦に体当たりする特攻である。その、死を目前にした日々の中で島尾は島の娘と激しい恋におちる。二人は戦後結婚するが、島尾の不貞によって妻は精神を病み、奄美に回帰した。
     そして20年。島尾はそこで「死の棘」をはじめとする数々の名作を生み、一方で、琉球弧から日本列島を逆照射する優れた文明論を構築した。島尾にとって奄美とは何か。作品とその生き方から見えてくるものがある。
  • 著者について

    山本 巌 (ヤマモト イワオ)
    1941年北九州市門司区生まれ。早稲田大学卒。
    1964年西日本新聞社入社。社会部、文化部、都市圏部、北京支局などに勤務。
    熊本総局長、文化部長、編集企画委員長、論説委員長などを務める。
    著書に『夢野久作の場所』『昭和史を歩く』『三国志の旅』(共著)など

辺境から(山本巖ブックレット<003>) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:書肆侃侃房
著者名:山本 巖(著)
発行年月日:2003/09
ISBN-10:4998067540
ISBN-13:9784998067542
判型:A5
発売社名:書肆侃侃房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:112ページ
縦:21cm
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