道徳はなぜ価値判断の問題になるのか―ヘアの道徳哲学と好敵手たち [単行本]
    • 道徳はなぜ価値判断の問題になるのか―ヘアの道徳哲学と好敵手たち [単行本]

    • ¥6,380192 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
道徳はなぜ価値判断の問題になるのか―ヘアの道徳哲学と好敵手たち [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003780876

道徳はなぜ価値判断の問題になるのか―ヘアの道徳哲学と好敵手たち [単行本]

価格:¥6,380(税込)
ゴールドポイント:192 ゴールドポイント(3%還元)(¥192相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2023/12/08
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

道徳はなぜ価値判断の問題になるのか―ヘアの道徳哲学と好敵手たち の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    我々がもつべき生き方の自由と、普遍的規範を求める理性―。価値観の林立する現代において溝を深めるこの二つは、果たして調停しうるのか。ヘアの哲学を軸にサールやトゥールミンらの議論も検討し、共同の学びに焦点を置いた倫理を提示、Why‐be‐moral?問題に新たな答えを与える野心作。
  • 目次

     はじめに

      第Ⅰ部 ヘア

    第1章 従来の『道徳の言語』理解
          -- レトロスペクティヴな同定
         1 批判者たち
         2 解釈者たち
         3 指図性と普遍化可能性
          3.1 指図性
          3.2 普遍化可能性

    第2章 『道徳の言語』読解(前編)
         1 《命令にまつわる3つの議論》
          1.1 《論証計画の宣言》
          1.2 《陳述と命令の区別》
          1.3 《導出にまつわる議論》
          1.4 解釈と検討
         2 《実践的推論にまつわる2つの議論》
          2.1 《科学と道徳のアナロジー》
          2.2 《実践的三段論法の議論》
          2.3 解釈と検討
         3 《学習にまつわる2つの議論》
          3.1 《学習と決定》
          3.2 《道徳の停滞と衰退》
          3.3 解釈と検討
         4 小 括

    第3章 『道徳の言語』読解(後編)
         1 《価値語の意味にまつわる3つの議論》
          1.1 《改定・自然主義的誤謬》
          1.2 《意味と判定規準の関係》
          1.3 《評価的意味と記述的意味》
          1.4 解釈と検討
         2 《価値判断にまつわる2つの議論》
          2.1 《価値判断の目的》
          2.2 《引用符付きの使用の危険》
          2.3 解釈と検討
          2.4 補論 -- 普遍化可能性と記述的意味
         3 《道徳についての2つの議論》
          3.1 《道徳と普遍化可能性》
          3.2 《個物排除の要件》
          3.3 解釈と検討
         4 『道徳の言語』解釈・確定編
          4.1 『道徳の言語』とヘアの道徳哲学体系
          4.2 残される問題

    第4章 自由と理性
         1 道徳的合意要件の中身
          1.1 マッキーの「三段階」
          1.2 契約主義的互換耐性の要件
          1.3 寛容の要件
          1.4 小 括
          1.5 補論 -- ヘアと選好功利主義
         2 アンチノミーの打ち立てと、それが対峙する難問群
          2.1 自由と理性のアンチノミー
          2.2 難問群
         3 第Ⅰ部総括

      第Ⅱ部 ヘアと好敵手たち

    第5章 ヘアとサール
         1 サール
          1.1 自然主義的誤謬の誤謬
          1.2 構成的規則
          1.3 意味行為
          1.4 制度的事実
          1.5 「べき」の導出
          1.6 小 括
         2 サールを踏まえたヘアの改定
          2.1 ヘアによる応答
          2.2 普遍化可能性と構成的規則
          2.3 小 括
         3 幾つかの補論
          3.1 《構成的規則優位の誤謬》について
          3.2 サールの縮小的改釈の危険
          3.3 習俗との関係について

    第6章 ヘアとトゥールミン
         1 トゥールミンの倫理の論理
          1.1 《内的アプローチ》-- 主観説の誤謬
          1.2 倫理の《内的論理》
          1.3 義務論的論理と目的論的論理の関係
         2 トゥールミンの批判的検討 -- 2つの人格分裂(緩さ)
          2.1 人格分裂(緩さ)その1 -- 2つの論理の棲み分け
          2.2 人格分裂(緩さ)その2 -- 目的論的論理を装った義務論的論理
         3 ヘアの批判的検討
          3.1 《内的アプローチ》の限界?
          3.2 《内的論理》を正当化する
          3.3 価値判断の《基底的な論理》を定式化する
         4 アンチノミーの突破口

    第7章 ヘアとマッキー
         1 マッキー
          1.1 《目的からのアプローチ》
          1.2 解釈と検討
          1.3 現実的道徳の議論
         2 マッキーの批判的検討
          2.1 危害原理の限界と、《現実の合意》という疑似概念
          2.2 「目的」について
         3 《ヘア主義》
          3.1 《エゴイズム》と弱い解答
          3.2 スキャンロンの洞察
          3.3 契約主義

    結 章
         1 ヘアの道徳哲学と好敵手たち
         2 再訪:自由と理性のアンチノミー
         3 ヘア主義の道徳哲学体系
         4 道徳はなぜ価値判断の問題になるのか

     文献目録
     あとがき
     索 引
  • 出版社からのコメント

    〈自律のアンチノミー〉を乗り越えるべく、共同の学びを軸に据えた倫理を提示、Why-be-moral?問題に挑む野心作。
  • 内容紹介

    我々がもつべき生き方の自由と、普遍的規範を求める理性──。価値観の林立する現代において溝を深めるこの二つは、果たして調停しうるのか。ヘアの哲学を軸にサールやトゥールミンらの議論も検討し、共同の学びに焦点を置いた倫理を提示、Why-be-moral?問題に新たな答えを与える野心作。

    図書館選書
    生き方の自由という理念と、普遍的規範を求める理性──。これらは調停しうるのか。共同の学びを軸に据えた倫理を提示し、Why-be-moral?問題に挑む野心作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    冨田 絢矢(トミタ ジュンヤ)
    1991年愛知県名古屋市に生まれる。現在、上智大学法学部特別研究員、共栄大学ほか非常勤講師、博士(法学)
  • 著者について

    冨田 絢矢 (トミタ ジュンヤ)
    1991年 愛知県名古屋市に生まれる
    2013年 南山大学法学部卒業
    2022年 上智大学大学院法学研究科博士後期課程修了
    現 在 上智大学法学部特別研究員、共栄大学ほか非常勤講師、博士(法学)

道徳はなぜ価値判断の問題になるのか―ヘアの道徳哲学と好敵手たち の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:冨田 絢矢(著)
発行年月日:2023/12/15
ISBN-10:4815811431
ISBN-13:9784815811433
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:334ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:2cm
重量:580g
他の名古屋大学出版の書籍を探す

    名古屋大学出版 道徳はなぜ価値判断の問題になるのか―ヘアの道徳哲学と好敵手たち [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!