戦時下の演劇―国策劇・外地・収容所 [単行本]
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戦時下の演劇―国策劇・外地・収容所 [単行本]

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出版社:森話社
販売開始日: 2023/11/25
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戦時下の演劇―国策劇・外地・収容所 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦時中、国家と庶民とが求めた演劇の共有点と差異とは何だろうか。国策と娯楽の間に見いだされる庶民の欲望、統制・検閲の建前と現実。本書では、広いジャンルで「国策劇」が作られ、移動演劇や慰問公演が行われた国内の状況、そこから排除されたもの、さらに外地や軍隊・収容所での演劇など、これまで語られること少なく、あるいは個別的に語られてきた「戦時下の演劇」を包括的・横断的に検討する。
  • 目次

    [Ⅰ]忘れられた「国民」と「国策」
    忘れられた「国策劇」──娯楽・検閲・外地(神山彰)
    「国民演劇」を巡って(日比野啓)
    興行としての「移動演劇」と「慰問公演」(神山彰)

    [Ⅱ]移動・慰問・収容所
    戦争と演劇──東宝舞踊隊の慰問活動(小針侑起)
    「軍隊」と「収容所」の演芸──異郷の昭和演劇(神山彰)

    [Ⅲ]異郷の「日本」演劇
    「満洲国」の演劇(瀬戸宏)
    戦時下の上海租界と演劇──呉祖光『文天祥』を中心に(瀬戸宏)
    戦時下台湾における近代演劇(間ふさ子)
    パロディとしての植民地朝鮮「国民演劇」論序説──『寒駅』・『山河有情』・笑い(金牡蘭)
    東アジアの女子レヴュー──中国・韓国・台湾(細井尚子)

    [Ⅳ]「娯楽」と「伝統」と
    戦時下の能楽── プロパガンダ・満洲ツーリズム・海外移民(佐藤和道)
    戦時下の軽演劇団と国策活動──古川緑波一座にみる招待マチネー、内地慰問、空襲下の興行(中野正昭)
    戦時下の農村における素人演劇(畑中小百合)
  • 出版社からのコメント

    「国策劇」の制作、移動演劇や慰問公演が行われた国内の状況、外地や軍隊・収容所での演劇など「戦時下の演劇」を包括的に検討する。
  • 内容紹介

    戦時中、国家と庶民とが求めた演劇の共有点と差異とは何だろうか。国策と娯楽の間に見いだされる庶民の欲望、統制・検閲の建前と現実。
    本書では、広いジャンルで「国策劇」が作られ、移動演劇や慰問公演が行われた国内の状況、そこから排除されたもの、さらに外地や軍隊・収容所での演劇など、これまで語られること少なく、あるいは個別的に語られてきた「戦時下の演劇」を包括的・横断的に検討する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    神山 彰(カミヤマ アキラ)
    明治大学名誉教授。専攻=近代日本演劇
  • 著者について

    神山彰 (カミヤマアキラ)
    明治大学名誉教授 専攻=近代日本演劇
    『近代演劇の水脈──歌舞伎と新劇の間』(森話社、2009年)、『近代演劇の脈拍──その受容と心性』(同、2021年)

    日比野啓 (ヒビノケイ)
    成蹊大学文学部教授 専攻=演劇学
    『三島の子どもたち──三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇』(白水社、2020年)、『「地域市民演劇」の現在──芸術と社会の新しい結びつき』(編、森話社、2022年)

    小針侑起 (コバリユウキ)
    芸能史評論家 専攻=浅草オペラ史、レビュー史
    『あゝ浅草オペラ──写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇』(えにし書房、2016年)、『大正昭和美人図鑑』(河出書房新社、2018年)

    瀬戸 宏 (セトヒロシ)
    摂南大学名誉教授 専攻=中国現代文学・演劇
    『中国話劇成立史研究』(東方書店、2005年)、『中国の現代演劇──中国話劇史概況』(同、2018年)

    間ふさ子 (アイダフサコ)
    福岡大学非常勤講師 専攻=中国近現代文学
    『中国南方話劇運動研究 1889-1949』(九州大学出版会、2010年)、三毛『三つの名を持つ少女──その孤独と愛の記憶』(共訳、石風社、2022年)

    金 牡蘭 (キムモラン)
    早稲田大学文学学術院など非常勤講師 専攻=近現代朝鮮・韓国文学、比較文学
    『異文化理解とパフォーマンス──Border Crossers』(共著、春風社、2016年)、『越境のパラダイム・パラダイムの越境──フュスリ絵画から魔法使いハウルまで』(共著、同、2023年)

    佐藤和道 (サトウカズミチ)
    学校法人名古屋学院 名古屋中学・高等学校教諭 専攻=能楽
    「戦時下の能楽──『忠霊』『皇軍艦』を中心に」(『演劇学論集』65、2017年11月)、「近代における演能の場の変容──公会堂演能と梅若流の影響について」(同69、2019年12月)

    畑中小百合 (ハタナカサユリ)
    大阪大学・関西学院大学非常勤講師等 専攻=民俗学
    「戦時下の農村と演劇──素人演劇と移動演劇」(『演劇学論集』47、2008年10月)、「地域共同体における「素人演劇」──神社祭礼との関わりから」(日比野啓編『「地域市民演劇」の現在』森話社、2022年)

戦時下の演劇―国策劇・外地・収容所 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:森話社
著者名:神山 彰(編)
発行年月日:2023/11/20
ISBN-10:4864051801
ISBN-13:9784864051804
判型:B5
発売社名:森話社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:22cm
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