金枝篇―呪術と宗教の研究〈第8巻〉スケープゴート [全集叢書]
    • 金枝篇―呪術と宗教の研究〈第8巻〉スケープゴート [全集叢書]

    • ¥15,400462 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年6月3日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003783490

金枝篇―呪術と宗教の研究〈第8巻〉スケープゴート [全集叢書]

価格:¥15,400(税込)
ゴールドポイント:462 ゴールドポイント(3%還元)(¥462相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年6月3日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:国書刊行会
販売開始日: 2023/12/08
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

金枝篇―呪術と宗教の研究〈第8巻〉スケープゴート の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    神なる人間を殺すこと。世界は神の犠牲によって更新され維持される。物や動物、人間への災厄の転移、遍在する悪魔と様々な厄払い、メキシコの人間供犠と神殺しからローマのサトゥルナリア祭まで、スケープゴートの慣習を神の犠牲へと鈍化する思考の錬金術。呪術と宗教の起源をめぐる壮大な旅。
  • 目次

    第一章 災厄の転移
     1 非情の無生物への転移
     2 石や棒への転移
     3 動物への転移
     4 人間への転移
     5 ヨーロッパにおける災厄の転移
     6 災厄の釘付け
    第二章 悪魔の遍在
    第三章 公的な厄払い
     1 一時的な厄払い
     2 定期的な厄払い
    第四章 公的なスケープゴート
     1 具現化された厄払い
     2 物を媒介にした一時的な厄払い
     3 物質的媒介による定期的な厄払い
    第五章 一般的なスケープゴートについて
    第六章 古代ギリシア・ローマにおける人間のスケープゴート
     1 古代ローマにおける人間のスケープゴート
     2 古代ギリシアにおける人間のスケープゴート
    第七章 メキシコにおける神殺し
    第八章 サトゥルナリア祭と類似の祭典
     1 ローマのサトゥルナリア祭
     2 〈豆の王〉と〈道化者の祭り〉
     3 サトゥルナリア祭と四旬節
     4 古代ギリシアのサトゥルナリア
     5 西アジアのサトゥルナリア祭
     6 結論

    註 キリストの十字架刑
    原註
    余論

    第六部解説

    事項索引
    地名索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    世界は神の犠牲によって維持される。災厄の転移、悪魔祓い、メキシコの神殺し、偽の王の祭典など、スケープゴートの慣習を探究。
  • 内容紹介

    世界各地の慣習・儀式・風俗をめぐり、呪術と宗教の起源をめぐる壮大な旅。本巻では、地上の生命を悩ますあらゆる災難から信仰者たちを解放する、スケープゴートとしての〈死にゆく神〉を取り上げる。石や棒、動物、人間への災厄の転移、身の回りに遍在する悪魔と様々な厄払い、悪魔祓い、魔女の追放、メキシコの人間供犠と神殺しから、ローマのサトゥルナリア祭と類似の祭典における無礼講と偽の王、キリストの十字架刑まで、 スケープゴートの慣習を神の犠牲へと純化する思考の錬金術。

    【目次】
    第一章 災厄の転移
     1 非情の無生物への転移
     2 石や棒への転移
     3 動物への転移
     4 人間への転移
     5 ヨーロッパにおける災厄の転移
     6 災厄の釘付け
    第二章 悪魔の遍在
    第三章 公的な厄払い
     1 一時的な厄払い
     2 定期的な厄払い
    第四章 公的なスケープゴート
     1 具現化された厄払い
     2 物を媒介にした一時的な厄払い
     3 物質的媒介による定期的な厄払い
    第五章 一般的なスケープゴートについて
    第六章 古代ギリシア・ローマにおける人間のスケープゴート
     1 古代ローマにおける人間のスケープゴート
     2 古代ギリシアにおける人間のスケープゴート
    第七章 メキシコにおける神殺し
    第八章 サトゥルナリア祭と類似の祭典
     1 ローマのサトゥルナリア祭
     2 〈豆の王〉と〈道化者の祭り〉
     3 サトゥルナリア祭と四旬節
     4 古代ギリシアのサトゥルナリア
     5 西アジアのサトゥルナリア祭
     6 結論

    註 キリストの十字架刑
    原註
    余論

    第六部解説

    事項索引
    地名索引
    人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    フレイザー,J.G.(フレイザー,J.G./Frazer,James George)
    1854年スコットランド、グラスゴーの裕福な家庭に生まれる。グラスゴー大学卒業後、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに進み、民俗学・神話学を修める。1879年同カレッジのフェロー、1907年にはリヴァプール大学の教授となり、イギリス最初の社会人類学の講座を担当。また、パウサニアスなどギリシア・ローマの古典の翻訳・考証研究にも力を注ぐ。1890年に本書初版、1900年に同第2版、1911年に同3版を刊行。古代ローマの金枝の伝説に端を発した研究は、呪術の原理、王の起源、タブー、農耕儀礼、スケープ・ゴート等をめぐる世界各地の習俗・伝説へと広がっていき、人類学のみならず、T・S・エリオットやコンラッドをはじめとする文学や、映画・美術・社会学など様々なジャンルに影響を与えている。1941年没

    神成 利男(カンナリ トシオ)
    1917年秋田県に生まれる。朝鮮総督府鉄道局や大蔵省財務局に勤務。1959年頃から本書の翻訳を始める。1970年退職と同時にアイヌの里二風谷に移住。1991年に死去するまでに本書の翻訳を完成させる

    石塚 正英(イシズカ マサヒデ)
    1949年新潟県に生まれる。1981年立正大学大学院博士後期課程満期退学。立正大学文学部講師、東京電機大学理工学部教授を経て、NPO法人頸城野郷土資料室理事長。文学博士
  • 著者について

    J.G.フレイザー (ジェームズジョージフレイザー)
    J.G.フレイザー(1854~1941)
    スコットランド、グラスゴーに生まれる。ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジ入学後、エドワード・タイラーなどに影響を受け人類学・民族学・神話学の研究を開始する。1907年リヴァプール大学教授に就任。40年以上の半生を『金枝篇』執筆と完成のために費やし、その研究はエリオットやコンラッドなどをはじめとする文学や、映画・美術・社会学など様々な領域に影響を与えている。

    神成利男 (カンナリトシオ)
    神成利男
    1917年秋田県に生まれる。朝鮮総督府・大蔵省財務局などに勤務中本書の翻訳を開始。1970年退職と同時にアイヌの里二風谷に移住、1991年に死去するまで本書の翻訳を続け、完成させる。訳書に『コタン探訪記――日本の知られざる辺境・北海道編』(北海道出版企画センター)などがある。

    石塚正英 (イシヅカマサヒデ)
    石塚正英
    1949年新潟生まれ。1981年立正大学大学院博士後期課程満期退学。現在、東京電機大学名誉教授。博士(文学)。著書に『信仰・儀礼・神仏虐待』(世界書院)、『歴史知とフェティシズム』(理想社)、『歴史知と学問論』(社会評論社)、『石塚正英著作選【社会思想史の窓】』全6巻(社会評論社)、編著書に『哲学・思想翻訳語事典』(論創社)、『石の比較文化誌』(国書刊行会)などがある。

金枝篇―呪術と宗教の研究〈第8巻〉スケープゴート の商品スペック

商品仕様
出版社名:国書刊行会
著者名:J.G フレイザー(著)/神成 利男(訳)/石塚 正英(監修)
発行年月日:2023/11/20
ISBN-10:4336044988
ISBN-13:9784336044983
判型:A5
発売社名:国書刊行会
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:400ページ
縦:23cm
他の国書刊行会の書籍を探す

    国書刊行会 金枝篇―呪術と宗教の研究〈第8巻〉スケープゴート [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!