海外の日本中世史研究(アジア遊学〈289〉) [全集叢書]
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海外の日本中世史研究(アジア遊学〈289〉) [全集叢書]

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海外の日本中世史研究(アジア遊学〈289〉) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    知の交差から循環へ―日本中世史は、日本人研究者による「自国史」研究としてだけでなく、海外においても、日本とは異なる文化的・学術的背景のもとで研究が進められ、地域ごとの特色を帯びながら独自の発展を遂げている。この数十年の間、国や地域を越えた学術交流はより一層広がりをみせているが、各地域における研究視角や背景を踏まえた相互参照・相互批判までには至っていないのが実情である。本書では、英語圏・韓国・中国・ドイツ語圏における研究の動向、在外研究による経験・知見、参照軸としての日本における外国史研究、外国語で書かれた近年の研究成果などを通じて、多元的に存在する地域ごとの「知の体系」を照らし出すことで、「知の循環」の実践のための道筋を示す。
  • 目次

    序論 日本中世史研究をめぐる知の交差 黄霄龍・堀川康史

    第1部 海外における日本中世史研究の現在
    光と闇を越えて―日本中世史の展望 トーマス・コンラン
    韓国からみた日本中世史―「伝統」と「革新」の観点から 朴秀哲
    中国で日本中世史を「発見」する 銭静怡
    ドイツ語圏における日本の中世史学 ダニエル・シュライ
    英語圏の日本中世経済史研究 イーサン・セーガル(坂井武尊:翻訳)
    女性史・ジェンダー史研究とエージェンシー 河合佐知子
    海外における日本中世史研究の動向―若手研究者による研究と雇用の展望 ポーラ・R・カーティス
    〈コラム〉在外日本前近代史研究の学統は描けるのか 坂上康俊

    第2部 日本側研究者の視点から
    イギリス滞在経験からみた海外における日本中世史研究 川戸貴史
    もう一つの十四世紀・南北朝期研究―プリンストン大学での一年から 堀川康史
    歴史翻訳学ことはじめ―英語圏から自国史を意識する 菊地大樹
    ケンブリッジ日本学見聞録―研究・教育体制と原本の重要性 佐藤雄基
    ドイツで/における日本中世史研究 田中誠
    〈コラム〉比較文書史料研究の現場から 高橋一樹

    第3部 日本で外国史を研究すること
    日本で外国史を研究すること―中世ヨーロッパ史とイタリア史の現場から 佐藤公美
    交錯する視点―日本における「外国史」としてのベトナム史研究 多賀良寛
    日本でモンゴル帝国史を研究すること 向正樹
    自国史と外国史、知の循環―近世オランダ宗教史学史についての一考察 安平弦司
    〈コラム〉中国における日本古代・中世史研究の「周縁化」と展望 王海燕

    第4部 書評と紹介
    南基鶴『가마쿠라막부 정치사의 연구』(『鎌倉幕府政治史の研究』) 高銀美
    Kawai Sachiko, Uncertain Powers: Sen’yōmon-in and Landownership by Royal Women in Early Medieval Japan(河合佐知子『土地が生み出す「力」の複雑性―中世前期の荘園領主としての天皇家の女性たち』) 亀井ダイチ利永子
    Morten Oxenboell, Akutō and Rural Conflict in Medieval Japan(モーテン・オクセンボール『日本中世の悪党と地域紛争』) 堀川康史
    Morgan Pitelka, Reading Medieval Ruins: Urban Life and Destruction in Sixteenth -Century Japan(モーガン・ピテルカ『中世の遺跡を読み解く―十六世紀日本の都市生活とその破壊』) 黄霄龍
    Thomas D. Conlan, Samurai and the Warrior Culture of Japan, 471-1877: A Sourcebook
    (トーマス・D・コンラン『サムライと日本の武士文化:四七一―一八七七 史料集』) 佐藤雄基
    〈コラム〉新ケンブリッジ・ヒストリー・オブ・ジャパンについて ヒトミ・トノムラ
  • 内容紹介

    日本中世史は、日本人研究者による「自国史」研究としてだけでなく、海外においても、日本とは異なる文化的・学術的背景のもとで研究が進められ、地域ごとの特色を帯びながら独自の発展を遂げている。
    この数十年の間、国や地域を越えた学術交流はより一層広がりをみせているが、各地域における研究視角や背景を踏まえた相互参照・相互批判までには至っていないのが実情である。
    本書では、 英語圏・韓国・中国・ドイツ語圏における研究の動向、在外研究による経験・知見、参照軸としての日本における外国史研究、
    外国語で書かれた近年の研究成果などを通じて、多元的に存在する地域ごとの「知の体系」を照らし出すことで、「知の循環」の実践のための道筋を示す。
  • 著者について

    黄霄龍 (コウショウリュウ)
    黄霄龍(こう・しょうりゅう)
    東京大学東洋文化研究所特任研究員。専門は日本中世史、東アジア宗教社会史。
    主な業績に『日本中世の地方社会と仏教寺院』(吉川弘文館、近刊)、 ‘Authority and Competition: Shingon Buddhist Monastic Communities in Medieval Japanese Regional Society,’ Japanese Journal of Religious Studies 48/1, 2021,などがある。

    堀川康史 (ホリカワヤスフミ)
    堀川康史(ほりかわ・やすふみ)
    東京大学史料編纂所准教授。専門は日本中世史(南北朝内乱と室町幕府地方支配の研究)。
    主な業績に「今川了俊の探題解任と九州情勢」(『史学雑誌』125-12、2016年)、「室町幕府支配体制の形成と展開」(『歴史学研究』1041号、2023年)などがある。

海外の日本中世史研究(アジア遊学〈289〉) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠社
著者名:黄 霄龍(編)/堀川 康史(編)
発行年月日:2023/10/31
ISBN-10:4585325352
ISBN-13:9784585325352
判型:規小
発売社名:勉誠社
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:21cm
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