紙のレンズがひらく古典籍・絵画の世界 [単行本]
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紙のレンズがひらく古典籍・絵画の世界 [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2023/11/30
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紙のレンズがひらく古典籍・絵画の世界 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「紙」は何を伝えているか―古典籍や絵画、文書など、東アジアには紙を基底材とした文化財が数多く伝来している。そこで使用される紙は、原料や加工処理により、さまざまな表情を残している。これらの紙は、どのように作られ、選択され、流通したのか。文学的・書誌学的・文献学的研究と、高性能デジタル顕微鏡観察や蛍光X線分析による非破壊科学的分析研究とを一体とした「新コディコロジー」により、紙そのものが持つ情報と、その背景にある歴史・社会・経済・政治といった文化状況までもが明らかになりつつある。料紙研究の最先端を伝え、また、これからの課題をも提示する貴重な一冊。掲載図版200点超!
  • 目次

    カラー口絵

    序言 紙は文化のインフラ―新コディコロジーの可能性 佐藤悟

    第1部 「紙」を科学する視点
    古写本学(Codicology)と紙の科学的分析学(Papyrography)との邂逅 江南和幸
    手漉き和紙、とくにコウゾの製造から紙へ―デジタル顕微鏡でここまで分かる 澤山茂
    デジタルマイクロスコープを用いた和紙の表面粗さの計測とその精度 大和あすか

    第2部 非破壊分析が明かす美術・古典籍
    エルミタージュ美術館レンブラント銅版画コレクション用紙に用いられた和紙の顕微鏡分析 江南和幸・岡田至弘
    文理融合の研究手法でひも解く『大清聖祖仁皇帝實録』の歴史―大紅綾本と紫綾本の紙質分析から   徐小潔
    科学分析が明かす浮世絵を作り上げた紙の姿 江南和幸・岡田至弘・佐藤悟
    国文学・美術とハイテク分析機器―コメ澱粉粒の反射偏光顕微鏡観察および浮世絵の色分析を例に 日比谷孟俊・澤山茂・大和あすか

    第3部 非破壊分析による国文学研究
    光学的観点に基づく料紙解析から古筆切のツレを認定する際の課題と対策 舟見一哉
    為家本源氏物語幻の巻の研究―高精細デジタル顕微鏡・高解像度スキャナ・蛍光X線分析器による紙質調査を通して 横井孝・澤山茂・日比谷孟俊
    明融と打紙、そして明融本源氏物語のことなど 上野英子

    あとがき 横井孝

    執筆者紹介
    Contents・Abstract /英文目次・英文要旨
  • 出版社からのコメント

    「紙」は何を伝えているか―
  • 内容紹介

    古典籍や絵画、文書など、東アジアには紙を基底材とした文化財が数多く伝来している。
    そこで使用される紙は、原料や加工処理により、さまざまな表情を残している。
    これらの紙は、どのように作られ、選択され、流通したのか。
    文学的・書誌学的・文献学的研究と、高性能デジタル顕微鏡観察や蛍光X線分析による非破壊科学的分析研究とを一体とした「新コディコロジー」により、紙そのものが持つ情報と、その背景にある歴史・社会・経済・政治といった文化状況までもが明らかになりつつある。
    料紙研究の最先端を伝え、また、これからの課題をも提示する貴重な一冊。
    掲載図版200点超!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    江南 和幸(エナミ カズユキ)
    1940年生まれ。龍谷大学名誉教授。専門は文化財科学、里山学

    佐藤 悟(サトウ サトル)
    1954年生まれ。実践女子大学教授。専門は近世文学

    横井 孝(ヨコイ タカシ)
    1949年生まれ。実践女子大学名誉教授・実践女子大学文芸資料研究所客員研究員。専門は平安時代物語文学
  • 著者について

    江南和幸 (エナミカズユキ)
    江南和幸(えなみ・かずゆき)
    1940年生まれ。龍谷大学名誉教授。
    専門は文化財科学、里山学。
    論文に「紙は時代の目撃者:紙の科学分析が語る知の文明の歴史」(『実践女子大学文芸資料研究所年報』第39 号、2020年)、「穀物澱粉添加による紙の改質―4 世紀中央アジア文書から江戸期刊本用紙にみる」(『書物学』19、勉誠出版、2022年)などがある。

    佐藤悟 (サトウサトル)
    佐藤 悟(さとう・さとる)
    1954年生まれ。実践女子大学教授。
    専門は近世文学。
    論文に「『鹿驚集』をめぐる諸問題」(『近世文芸』108、2018年)、「穀物澱粉添加による紙の改質―4 世紀中央アジア文書から江戸期刊本用紙にみる」(『書物学』19、勉誠出版、2022年)などがある。

    横井孝 (ヨコイタカシ)
    横井 孝(よこい・たかし)
    1949年生まれ。実践女子大学名誉教授・実践女子大学文芸資料研究所客員研究員。
    専門は平安時代物語文学。
    著書に『円環としての源氏物語』(新典社、1999年)、『紫式部集大成』(共編著、笠間書院、2008年)、『源氏物語の風景』(武蔵野書院、2013年)、『紫式部集の世界』(共編著、勉誠社、2023年)などがある。

紙のレンズがひらく古典籍・絵画の世界 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠社
著者名:江南 和幸(編)/佐藤 悟(編)/横井 孝(編)
発行年月日:2023/11/10
ISBN-10:4585390367
ISBN-13:9784585390367
判型:規小
発売社名:勉誠社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:21cm
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