技術の倫理への問い―実践から理論的基盤へ [単行本]
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技術の倫理への問い―実践から理論的基盤へ [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2023/12/27
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技術の倫理への問い―実践から理論的基盤へ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    設計者は人間の経験や行為を媒介する人工物を設計することによって道徳的決定や道徳的実践の形成に関わっており、設計とは本質的に道徳的活動である―フェルベークの「技術的媒介」を軸にその技術哲学的な考察を技術の倫理への問いに適用する可能性とその具体的方法について検討、新たな技術の倫理学の可能性について論じる。
  • 目次

    序 章 技術の倫理という問い
     1 なぜ技術を問うのか
     2 問いの立脚地――科学の危機と技術批判の萌芽
     3 本書の目的
     4 本書の構成

    第1章 技術者倫理の歴史的概観
     1 歴史的概観
     2 国際的な広がりを見せる技術者倫理
     3 専門職倫理としての技術者倫理と技術哲学に基づく技術倫理
     4 まとめ

    第2章 専門職としての技術業と倫理綱領――専門職倫理としての技術者倫理の内実
     1 専門職の古典的定義と技術業
     2 プロフェッションと自律性――プロフェッション社会学の動向
     3 プロフェッションと倫理綱領
     4 まとめ

    第3章 技術者倫理と公衆に対する責任――専門職倫理としての技術者倫理の課題
     1 技術業(engineering)の社会に及ぼす影響と公衆に対する責任
     2 公衆に対する責任をめぐる議論――「公衆」とは誰のことか
     3 公衆に対する責任の再解釈――公衆の安全、健康、福利を実現するために
     4 技術者と公衆の協働に向けて
     5 まとめ

    第4章 設計としての倫理――技術者倫理の方法論の検討
     1 ウィットベックによる応用倫理学の方法論に関する歴史的概観
     2 倫理問題と設計問題のアナロジー
     3 倫理問題と設計問題のアナロジーの批判的吟味
     4 設計という営みの体系的考察の必要性
     5 まとめ

    第5章 技術的媒介と技術の倫理学――技術をめぐる新たな倫理学的考察
     1 現代社会における技術
     2 技術的媒介の概念
     3 技術的媒介と技術の倫理学
     4 技術の道徳化の実践――媒介の設計
     5 新たな技術の倫理学の可能性
     6 まとめ

    終 章 「技術の倫理への問い」の進展に向けて――今後の展望
     1 本書が明らかにしたこと
     2 技術の倫理への問いの現状と課題
     3 視点の提示――今後の展望

    あとがき
    参照文献
    事項索引
    人名索引
  • 内容紹介

    実践の動向と研究状況を包括的に比較分析,既存の「技術者倫理」を乗り越え,技術の哲学に基づく「技術の倫理」の可能性を示す。

    従来の「技術の倫理」研究の多くが個別の方法論に基づくものでしかなかったのに対し,既存の各方法論を包括的に比較分析,その長所と限界をまとめ技術の哲学に基づく考え方を提示。「技術的媒介に基づく技術の倫理」というアプローチの有効性を示す本書は,技術倫理と技術哲学とを融合し議論の活性化を促す学術的価値ある一冊である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    金光 秀和(カネミツ ヒデカズ)
    2004年北海道大学文学研究科博士後期課程修了。金沢工業大学教授を経て、法政大学人間環境学部教授
  • 著者について

    金光 秀和 (カネミツ ヒデカズ)
    金光 秀和(かねみつ ひでかず)
    2004年北海道大学文学研究科博士後期課程単位修得退学。金沢工業大学教授を経て、現在法政大学人間環境学部教授。著書:共著に『人工知能学大辞典』(2017、共立出版)、『科学技術社会論の挑戦3』(2020、東京大学出版会)、『AIの倫理学』(2020、丸善出版)ほか。

技術の倫理への問い―実践から理論的基盤へ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:金光 秀和(著)
発行年月日:2023/12/20
ISBN-10:4326103299
ISBN-13:9784326103294
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:176ページ
縦:22cm
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