支配について〈1〉官僚制・家産制・封建制(岩波文庫) [文庫]
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支配について〈1〉官僚制・家産制・封建制(岩波文庫) [文庫]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2023/12/19
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支配について〈1〉官僚制・家産制・封建制(岩波文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    支配はいかに成り立ち、何によって支えられるのか。支配の前提と諸構造を、経済との関連で論じたテクスト群。ウェーバー没後に編集された『経済と社会』のうち、『支配の社会学』として知られてきた部分を訳出。詳細な訳註や用語解説を付す。
  • 目次

      凡 例

    支 配
     一 権力と支配。過渡的形式
      [1]ゲマインシャフト行為、権力の特殊ケースとしての支配、経済的手段
      [2]権力と支配、利害関心のコンステレーション(布置連関)と権威
      [3]支配の定義
      [4]かのように
      [5]社会学的観察と法学の概念
     二 支配と行政――民主的行政の本質と限界
      [6]直接民主主義的な行政
      [7]類型論上の極端なケースとしての直接民主主義的な行政
      [8]名望家
      [9]高齢者と若者、党派問題
      [10]規模と複雑性
      [11]行政組織の成立
     三 「組織」による支配、妥当根拠
      [12]組織と装置
      [13]レジティマシー(正当性/正統性)、幸福の神義論、三つの原理

    官 僚 制
      [1]近代的官僚の機能様態
      [2]権限
      [3]官庁
      [4]ピラミッド型の階層構造
      [5]公文書、役所、公私の分離
      [6]官僚の専門性
      [7]専業
      [8]ルールについての知識
      [9]ルールの拘束性
      [10]官僚の地位
      [11]ベルーフ、官職に対する忠誠
      [12]官僚個人の側からみた官僚の地位
      [13]社会的評価
      [14]例外としてのアメリカ
      [15]上からの任命
      [16]事柄に即した(ザッハリヒな)行政を確保するための身分保障
      [17]給料の低さ
      [18]恣意的ではない昇進条件
      [19]近代官僚制の社会的・経済的な前提
      [20]貨幣経済の発展、官僚の報酬の形態、六つの歴史的実例
      [21]行政の業務委託――主人・請負業者・支配される側の人たちの動機の相互作用と反発
      [22]官職の経済的な観点、官職の売買
      [23]プフリュンデ(俸禄)、官僚制から封建制へ
      [24]官僚制と従属関係
      [25]服従と身分意識
      [26]安定した収入、租税システム、貨幣経済
      [27]行政課題の量的発展、大規模国家と大衆政党
      [28]官僚制と政治的統一、コングロマリット的結合
      [29]官僚制化の回避――古代ローマ、イギリス、アメリカ
      [30]行政の職務範囲の質的拡大――治安、社会政策、交通
      [31]近代国家形成と交通手段
      [32]官僚制の技術的優位性
      [33]資本主義が官僚制を必要とする理由
      [34] 「人を顧慮せず」という原則と市場との親和性、予測可能性、非人間化
      [35]ローマ法の受容、カーディ裁判、イギリスとドイツの支配構造の違い
      [36]ローマ法の合理化
      [37]伝統の拘束とそれからの解放、預言者
      [38]自動販売機、合理的に議論可能な理由
      [39]民主主義の分裂、形式合理性と内容的正義
      [40]経営手段の集中、官僚制的軍隊
      [41]軍隊の官僚制化、プロイセンの常備軍、ジェノヴァの「マオーナ」
      [42]経営手段の集中と統制
      [43]研究・教育における官僚制化、研究所
      [44]新しい現象としての官僚制、その阻害要因
      [45]経済的・社会的な平準化、官僚制と民主主義の緊張関係
      [46]受動的な民主化
      [47]民主化と経済的要因、新興階級、ボナパルティズム
      [48]古い構造形式と官僚制化の進展、電気の普及
      [49]ひとたび完成したら壊れない官僚制、公文書、バクーニン主義の誤謬
      [50]官僚制化の経済的影響、利益団体、官僚制と民主主義の対立
      [51]官僚制の権力
      [52]秘密の増大、官房機密、素人である君主の無力
      [53]民間企業における専門知識と秘密
      [54]専門化と君主の地位、君主の要塞としての官房
      [55]絶対君主制と合議制
      [56]長老会議、監査役会、等族会議
      [57]合議制的行政の転用と消滅
      [58]公私の分離
      [59]支配構造と教育・教養、新しい身分、民主主義と試験
      [60]専門人と教養人
      [61]官僚制的な組織とは異質な構造原理
      [62]革命的な作用と合理主義の進展

    家 産 制
      [1]家父長制的支配構造、日常的性格、パーソナルな服従
      [2]家長の権力、家の子どもと奴隷の子ども
      [3]風習、伝統、恭順
      [4]名望家支配と家父長制の違い、名誉と恭順
      [5]経済と女性、性的役割分業、インディアンのサシェム
      [6]オイコスと家産制的支配
      [7]家産制的支配における主人(家長)と服従する者の関係
      [8]伝統によって断片化される家父長制、荘園領主制の成立
      [9]家産制支配の権力範囲
      [10]直轄地
      [11]家産制国家的構成体の定義
      [12]政治的支配と家産制的支配の区別とその消失
      [13]君主と軍隊
      [14]小作人、手の離せなさ、軍事力としての不適格性
      [15]奴隷部隊
      [16]イェニチェリ
      [17]傭兵
      [18]割当地保有兵
      [19]徴兵された軍隊
      [20]家産制的な軍隊の経済的基礎
      [21]スルタン制とその脆弱さ
      [22]諒解ゲマインシャフトと政治的臣民
      [23]臣民の義務
      [24]ライトゥルギー(公的奉仕義務)によるニーズの充足
      [25]ツンフトと名望家行政
      [26]家産制的官職
      [27]家人(ミニステリアーレ)
      [28]法仲間(レヒツ・ゲノッセン)
      [29]官職(利権)の独占
      [30]独占的な法仲間、日本(江戸時代)の藩、より一貫した西洋
      [31]家産制における身分
      [32]西洋とオリエントの違い
      [33]家産制的官職と官僚制的官職
      [34]不明確な権限、役得利益、利権争い
      [35]アドホックな(その都度の)行政と主人の恣意
      [36]官僚制的ではない家産制的官僚
      [37]食卓ゲマインシャフト
      [38]プフリュンデ(俸禄)、官職の専有
      [39]法服貴族
      [40]聖職者のプフリュンデ(俸禄)、分権化、文化闘争
      [41]プフリュンデ(俸禄)の取引、貨幣経済、勉強する目的
      [42]貴金属
      [43]パルルマン(高等法院)
      [44]脱中心化と型に嵌めて固定化すること、地方の名望家
      [45]個人の支配権の束、主人の恣意、西洋とオリエント
      [46]働かない高貴な人
      [47]権限・官庁の不在
      [48]事柄に即した(ザッハリヒな)官職義務の欠如
      [49]「個人の時代」としての中世
      [50]支配の統一性の維持――巡回、参勤交代、外国人や平民の登用
      [51]地方官僚の権限の分割
      [52]権力ポジションを維持する方策
      [53]古代エジプト
      [54]中国
      [55]儒教、官僚による文化的統一性、「レッセフェール」
      [56]中央からの距離、サトラップ(州総督)と大名、統一性とコングロマリット
      [57]脱中心化と統一性の維持
      [58]都市建設、荘園制、帝国の統一
      [59]荘園領主によるインムニテート(公的負担免除)の要求、地方名望家への発展
      [60]イギリスの治安判事
      [61]公務の担い手としてのジェントリー
      [62]治安判事の裁量と権力
      [63]中国とイギリス、行政のミニマム化
      [64]ツァーリの権力ポジションと身分的連帯の欠如
      [65]家産制の極端なケースとしてのレーエン(封土)関係

    封 建 制
      [1]封建制の分類
      [2]レーエン(封土)
      [3]レーエン(封土)とプフリュンデ(俸禄)
      [4]日本とイスラーム、西洋の封建制との違い
      [5]軍事的起源
      [6]レーエン(封土)とレジティマシーの根拠
      [7]階層構造、忠誠のコンフリクト、身分的名誉、独占
      [8]権力分立、レジティマシーの保障
      [9]主観において権利的なものと義務的なものからなるコスモス
      [10]協定と身分制国家、ゲゼルシャフト化と家産制のルネサンス
      [11]直線的な発展の否定、中間形態と過渡的形態
      [12]統一的な頂点、書記と会計の影響力の増大
      [13]官僚制化の前段階としての諮問会議
      [14]支配構造と教育
      [経済との関係における、支配の家産制的および封建制的な構造形式]
      [15]経済的な要因、マルクスの挽臼
      [16]中央集権的家産官僚制の発展と商業
      [17]君主の権力ポジションと商業、商業と対立する封建的階層構造
      [18]恣意と資本主義
      [19]寄進、ワクフ
      [20]重商主義、国家によって生き延びる資本主義
      [21]資本主義の発展を阻害する封建制
      [22]封建制における法秩序の安定性、資本主義への経路
      [23]権力をめぐる競争と資本主義
      [24]硬貨の鋳造
      [25]支配構造と信条
      [26]封建制における生き方、名誉、遊び、オスカー・ワイルド
      [27]家父長制的な家産制の社会政策、経済への敵意と嫉妬

       用 語

       訳者あとがきⅠ
  • 出版社からのコメント

    支配の諸構造を経済との関連で論じたテクスト群。『支配の社会学』として知られてきた部分を全集版より訳出。詳細な訳注を付す。
  • 内容紹介

    支配はいかにして成り立ち、何によって支えられるのか。支配の諸構造を経済との関連で論じたテクスト群。ウェーバー没後に編集された『経済と社会』のうち、『支配の社会学』として知られてきた部分を全集版に基づき訳出。詳細な訳注や用語解説を付す。Ⅰは官僚制・家産制・封建制をめぐる章を収録する。(全二冊)
  • 著者について

    マックス・ウェーバー (マックスウェーバー)
    マックス・ウェーバー
    1864-1920。ドイツの法学者・経済学者・社会学者。西洋近代について多面的かつ根源的に考察した。

    野口 雅弘 (ノグチ マサヒロ)
    野口 雅弘(ノグチ マサヒロ)
    成蹊大学教授。政治学・政治思想史。著書に『闘争と文化』『官僚制批判の論理と心理』『マックス・ウェーバー』など。

支配について〈1〉官僚制・家産制・封建制(岩波文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:マックス ウェーバー(著)/野口 雅弘(訳)
発行年月日:2023/12/15
ISBN-10:4003421019
ISBN-13:9784003421017
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:社会
言語:日本語
ページ数:546ページ
縦:15cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:282g
その他: 原書名: HERRSCHAFT〈Weber,Max〉
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