黒ヘル戦記 [単行本]

黒ヘル戦記 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  １９８０年代から９０年代にかけて経験したＨ大学での運動をもとに、「愛」と「革命」と「暴力」に生きた過激派学生の姿を描く―反体制ハードボイルド小説！

• 目次

  第１話　　詐病
  第２話　　ランボーみたいな人
  第３話　　フラッシュフォワード
  第４話　　ボクサー
  第５話　　秘密党員
  第６話　　狼体験
  第７話　　失踪者
  第８話　　隠れた善行
  第９話　　空席
  他４編

• 出版社からのコメント

  雑誌「情況」連載！愛と革命と暴力に生きた過激派学生の姿を描くロープシンや小林多喜二の系譜に連なる反体制ハードボイルド小説

• 内容紹介

  反体制ハードボイルド小説出来！
  
  「君は正気なのか。正気で言っているのか」「正気ですとも。私は卑怯者です。だけど、正気なんです」（『カラマーゾフの兄弟』より）
  
  本書は、雑誌「情況」にて2019年10月秋号から2022年7月夏号まで3年にわたって連載され、好評を博したＨ大学時代の1980年代から90年代にかけて著者が経験した運動をもとに、「愛」と「革命」と「暴力」に生きた過激派学生の姿を描く『蒼ざめた馬』（ロープシン）や『党生活者』（小林多喜二）の系譜に連なる革命小説である。
  
  図書館選書
  雑誌「情況」にて連載され好評！愛と革命と暴力に生きた過激派学生の姿を描く反体制ハードボイルド小説！1980年代から90年代迄の著者Ｈ大学時代活動経験が滲み渡るロープシンや小林多喜二の系譜に連なる革命小説。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中川 文人(ナカガワ フミト)
  １９６４年生まれ。作家、編集者、実業家。有限会社ヨセフアンドレオン代表取締役。法政大学文学部哲学科中退。レニングラード大学（現サンクトペテルブルク大学）中退。法政大学在学中に監獄小説『余は如何にしてイスラム教徒となりし乎』（『１９８７年の聖戦』に改題）を上梓。また、テロリズム研究会代表、学術行動委員会代表、文芸部（第一部）自治会執行委員長などを歴任、黒ヘルのリーダーとして活動。父方の祖父・藤岡淳吉は日本共産党創立のメンバーの一人。脱党後は共生閣や聖紀書房、彰考書院などの出版社を経営した人物。１９９９年、広告制作プロダクションを経て、編集プロダクション・ヨセフアンドレオンを設立

• 著者について

  中川 文人 (ナカガワ フミト)
  なかがわ・ふみと　1964年生まれ。作家、編集者、実業家。有限会社ヨセフアンドレオン代表取締役。法政大学文学部哲学科中退。レニングラード大学（現サンクトペテルブルク大学）中退。テロリズム研究会代表、学術行動委員会代表、文学部（第一部）自治会執行委員長などを歴任、黒ヘルのリーダーとして活動。父方の祖父・藤岡淳吉は日本共産党創立メンバーの一人。脱党後は共生閣や聖紀書房、彰考書院などの出版社を経営した人物。1999年、広告制作プロダクションを経て、編集プロダクション・ヨセフアンドレオンを設立。コンビニ向け雑学本などを多く手がける。著書に『余は如何にしてイスラム教徒となりし乎』（アイピーシー、1987年）『身近な人に「へぇー」と言わせる意外な話1000』（朝日文庫、2003年）『地獄誕生の物語』（以文社、2008年）『ポスト学生運動史―法大黒ヘル編 1985 ～ 1994』（彩流社、2010年）『ソビエト社会主義共和国連邦の冬』（池田伸哉・著、中川文人・解説、彩流社、2011年）『デルクイ01 』（共著、彩流社、2011年）『デルクイ02』（共著、彩流社、2013年）等がある。

黒ヘル戦記 [単行本] の商品スペック