クリスティーヌ―東への旅 [単行本]
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クリスティーヌ―東への旅 [単行本]
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クリスティーヌ―東への旅 [単行本]

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出版社:新小説社
販売開始日: 2024/01/27
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クリスティーヌ―東への旅 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    手放せない希望、父を阻めないという意識、絶望の解決策。私はこの三つの間をさまよい続けていた。
  • 目次

    本文
    解説
    謝辞
  • 出版社からのコメント

    崇拝する父親に近親姦を受け絶望しながらも、どのように一人の女性として自己確立をしたのか、その人生を追う物語。
  • 内容紹介

    【2021年 フランスメディシス賞受賞、ゴングール賞ノミネート作品】

    実父による近親姦に苦しみ続けた少女は、どのように1人の女性として自己確立していったのか、その人生を描いた物語。

    本書は、フランスの作家、劇作家で脚本家でもあるクリスティーヌ・アンゴの二十四作目の小説『Le Voyage dans l'Est』2021年刊の全訳である。

    物語は十三歳になったクリスティーヌが初めて実の父親に会う日から始まる。憧れの父親にようやく娘として認知され、これからは普通の親子としての生活が始まると有頂天になるが、現実は想像とは全く別のものだった。自分の身に何が起きているのかを伝え、救い出してほしい気持ちとは裏腹に、母親にすら話すことができない。そして誰にも打ち明けられないまま、少女時代は過ぎていった……。
    著者が綴るのは、クリスティーヌが苦しみ、トラウマを抱えて人生に絶望しながらも、どのように一人の女性として自己確立をしていったのか、その命がけの人生そのものである。

    著者のアンゴも実父による近親姦からのサバイバーであり、デビュー作から一貫して女性に対する性的虐待をテーマに書き続けてきた。ただ、作中の「クリスティーヌ・アンゴ」は作者自身ではなく、本書はアンゴの自伝ではない。しかし、彼女の作風はあまりにも実体験と近接しており、作者と語り手を分離しにくいかもしれない。一つだけ強調しておきたいのは、アンゴにとって「近親姦の被害者」という「立場」と「実体験」は文学作品を生み出すための出発点に過ぎないということだ。
    サバイバーのアンゴは「文学作品を書くこと」という手段で戦う。戦う相手は家族関係を破壊し、隷属の関係を強要する性的虐待者だけではない。それを見ないふりをし、セカンドレイプをする「社会」全体である。

    図書館選書
    崇拝する父親に「娘」として認められたいクリスティーヌだが、あろうことか父親による近親姦を受ける。苦しみ、トラウマを抱えて人生に絶望しながらも、どのように一人の女性として自己確立をしたのか、その人生を追う物語。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    アンゴ,クリスティーヌ(アンゴ,クリスティーヌ/Angot,Christine)
    作家、劇作家、脚本家。自らの体験に基づく実父との近親姦を主題にした『L’Inceste 近親姦』(1999年日本未訳)が反響を呼ぶ。以後、発表する作品は2005年にフランス・キュルチュール賞、2006年にフロール賞、2015年にデッサンブル賞そして2021年にフランス5大文学賞の一つであるメディシス賞を受賞し、アンゴは現代フランス文学を代表する一人となった。なお2013年にフランス政府から芸術文化勲章のオフィシエを受勲し、2023年2月からはゴンクール文学協会(通称アカデミー・ゴンクール)会員に選出されている

    西村 亜子(ニシムラ アコ)
    フランス文学翻訳家。慶應義塾大学文学部仏文学科専攻修士課程、及びパリ第三大学FLE修士課程修了
  • 著者について

    クリスティーヌ・アンゴ
    【著者】クリスティーヌ・アンゴ
    作家、劇作家、脚本家。認知前の姓はSCHWARTZ(1959年2月19日フランス・シャトールー生まれ)。1990年に『Vu du ciel 空から見下ろして』(日本未訳)でデビュー。自らの体験に基づく実父との近親姦を主題にした『L' Inceste 近親姦』(1999年日本未訳)が反響を呼ぶ。以後、発表する作品は2005年にフランス・キュルチュール賞、2006年にフロール賞、2015年にデッサンブル賞そして2021年にフランス5大文学賞の一つであるメディシス賞を受賞し、アンゴは現代フランス文学を代表する一人となった。なお2013年にフランス政府から芸術文化勲章のオフィシエを受勲し、2023年2月からはゴンクール文学協会(通称アカデミー・ゴンクール)会員に選出されている。

    西村 亜子 (ニシムラ アコ)
    【翻訳】西村亜子
    フランス文学翻訳家。慶應義塾大学修士課程及びパリ第三大学FLE修士課程修了。やさしいフランス語にリライトした『80日間世界一周』、『オペラ座の怪人』、『フランス語で楽しむ日本昔ばなし』シリーズ(いずれもIBCパブリッシング)の他、『ひとりで学べるフランス語会話』(高橋書店)、『謎が解けるフランス語文法』(共訳)などフランス語教育にも携わっている。

クリスティーヌ―東への旅 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:アストラハウス
著者名:クリスティーヌ アンゴ(著)/西村 亜子(訳)
発行年月日:2024/02/09
ISBN-10:4908184496
ISBN-13:9784908184499
判型:B6
発売社名:アストラハウス
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
その他: 原書名: LE VOYAGE DANS L'EST〈Angot,Christine〉
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