マイナンバーカードの「利活用」と自治―主権者置き去りの「マイナ保険証」「市民カード」化 [単行本]
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マイナンバーカードの「利活用」と自治―主権者置き去りの「マイナ保険証」「市民カード」化 [単行本]

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出版社:自治体研究社
販売開始日: 2023/12/27
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マイナンバーカードの「利活用」と自治―主権者置き去りの「マイナ保険証」「市民カード」化 の 商品概要

  • 目次

    マイナンバーカードの「利活用」と自治 目次

    第Ⅰ部 「マイナ保険証」と自治体・保険者
    1  マイナカード取得「義務化」の実験場とされている医療 …………………………………… 松山 洋   
     1  オンライン資格確認と医療DX 
     ⑴健康保険証の目視確認(資格確認)/⑵オンライン資格確認とは/⑶オンライン資格確認等システムと医療DX/⑷医療DX 通じて、医療等ビッグデータ構築/⑸煩雑な手間と多大な負荷、医療DX で医療機関淘汰も辞さず
     2  オンライン資格確認で混乱・疲弊する医療現場 
     ⑴医療機関の6 割でトラブル、10 割全額負担900 件以上/⑵マイナカードは目視確認不能、医療現場の不安は甚大/⑶マイナカード管理は困難介護・福祉施設現場/⑷医療事故に直結する医療情報の誤登録/⑸窓口負担割合の誤登録 公的医療保険制度の根幹揺らぐ/⑹面倒この上ないマイナ保険証
     3  マイナ保険証にメリットはあるのか  
     ⑴返戻削減は過剰評価、なりすまし防止は眉唾/⑵患者の同意軽視、診察実態に見合わない医療情報閲覧/⑶ 診療現場に鑑みた情報連携こそ
     4 さらなる医療費抑制に向けて 医療DX の狙い  
     ⑴マイナカード持たぬ者は人にあらず デジタル社会のパスポート/⑵医療者の有事動員体制も視野に/⑶裁量権の制限、成功報酬の拡大
     5  公的医療保険制度の脆弱化・解体 
     (1)PHR による行動介入、かかりつけ医の動員/⑵公的医療保険制度の解体 社会保障個人会計/⑶ビッグデータの民間利活用へ
     6  高齢化社会にマイナカード強制する無責任  

    2  医療保険者である自治体の役割
    ―住民のいのちと健康、個人情報を守るためにできること― ……………………………神田敏史  
     1  国民健康保険制度の位置づけと地方自治体の役割  
     2  国民健康保険の被保険者(加入者)とは―住所を有する者は全て加入する権利をもつ
     3  オンライン資格確認システムで保険者機能は的確に発揮できるのか 
     (1)被保険者資格の取得、喪失処理について/⑵保険給付の提供
     4  オンライン資格確認システムと「マイナ保険証」利用の意味すること  
     ⑴ 「保険者機能」の強化と事務負担の軽減/⑵保険者である地方自治体として考えなくてはいけないこと
    資料:マイナンバーカードと健康保険証の一体化に対する要望書 

    3  マイナ保険証と「保険者の自治」 …………………………………………………… 門脇美恵  
    1  「マイナ保険証」問題に接して  
    ⑴「マイナ保険証」に関する地方公共団体の動き/⑵「保険者の自治」に着目する理由/⑶本稿の流れ
    2  日本における公的医療保険の基本構造とその特徴  
    ⑴日本の公的医療保険制度の基本構造/⑵地域保険としての国民健康保険/⑶日本の公的医療保険者の組織と意思決定過程の多様さ/⑷公的医療保険の保険者を地方公共団体も担うことの意味
    3  ドイツの公的医療保険と「保険者の自治」 
    ⑴ドイツ公的医療保険における「皆保険」の意味/⑵ドイツの公的医療保険を特徴づける「自治」/⑶ 傷病への備えと「自治」「参加」「近接性」そして「民主政」
    4  地方公共団体が公的医療保険の保険者であることの積極的意味 

    第Ⅱ部 マイナンバーカードの「市民カード」化
    4  マイナンバーカードによる図書館利用 …………………………………………………岡田章宏 
     1  公立図書館の図書館カード  
     2  マイナンバーカードによる図書館利用の方式  
     (1)カードAP 方式/⑵公的個人認証(JPKI)方式/⑶マイキーID 方式
     3  マイナンバーカードによる本人確認の意味  
    5  吉備中央町の「デジタル田園健康特区」構想 …………………………………………森脇ひさき 
     1  吉備中央町のデジタル田園健康特区  
     2  吉備中央町で3つのプロジェクト  
     3  気になる点や問題と感じること
     ⑴情報の収集と承諾/⑵利用範囲と漏洩防止対策/⑶利用できない人への対応など/⑷住民同士の「助け合い」/⑸公正な価格の保障/⑹住民サービスが企業の力量で決まる
     4  町議会の議論から  
     ⑴携帯電話がつながりにくい/⑵ネット活用はまだ少数/⑶怖くて乗れない「マイクロEV」/⑷高額な「ウィラバアプリ」開発費/⑸議会のチェック機能が果たせない/⑹事業組合に参画する事業者が事業の大部分を受注
    6  国が進める行政DX 推進の実験自治体となっている前橋市 …………………… ……長谷川薫 
     1  まえばし暮らしテック推進事業採択への経過  
     2  ㈱めぶくグラウンドの事業内容と「めぶくID」  
     ⑴ ㈱めぶくグラウンドの事業内容/⑵デジタル身分証明書=めぶくID と
    3 ㈱めぶくグラウンド事業をめぐる問題点  
     ⑴「行政の公平性」を放棄し、地方自治の後退を招きかねない/⑵個人情報漏洩の危惧/⑶自治体DX は究極の自治体民営化
    7  国家政策の地方展開に対する自治の課題 ………………………………………………稲葉一将 
     1  国家の側で起きていること  
     ⑴ 行政組織の現状/⑵財政運営の現状/⑶国の行財政の多元的コントロールと分権の正当性
     2  地方自治との矛盾と課題  
     ⑴矛盾があらわれる「市民カード」化事業/⑵「市民カード」化事業の問題点/⑶問われる地方自治体の存在理由
  • 出版社からのコメント

    健康保険証、図書館カードなどとマイナンバーカードとの紐づけが進む。1枚のカードに個人情報が集約されることの意味は何か。
  • 内容紹介

    健康保険証、図書館カードや交通パス、各種資格証明書などとマイナンバーカードとの紐づけが進みつつある。分散管理されてきた個人情報が1枚のカードに集約され二次利用されると考えた場合、私たち国民の個人情報は守られるのか。第1部では、マイナンバーカード取得「義務化」の実験場とされている医療の実際をとらえ、保険者である自治体の役割を問い直す。第Ⅱ部では、マイナンバーカードの図書館カード利用や、国のデジタル化「先進」事業と位置づけられている自治体の事例から、地方自治における「市民カード」化の意味と問題点を問う。

    図書館選書
    「マイナ保険証」問題で医療の現場は混乱している。なぜ、現在の健康保険証を廃止して「マイナ保険証」なのか。図書館カードなどとマイナンバーカードとの紐づけも進む。1枚のカードに個人情報が集約されることの意味は何か。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    稲葉 一将(イナバ カズマサ)
    名古屋大学大学院法学研究科教授

    岡田 章宏(オカダ アキヒロ)
    神戸大学名誉教授、兵庫県自治体問題研究所理事長

    門脇 美恵(カドワキ ミエ)
    広島修道大学法学部教授

    神田 敏史(カンダ トシフミ)
    神奈川自治労連執行委員

    長谷川 薫(ハセガワ カオル)
    前橋市議会議員

    松山 洋(マツヤマ ヒロシ)
    全国保険医団体連合会事務局主幹

    森脇 ひさき(モリワキ ヒサキ)
    岡山県議会議員
  • 著者について

    稲葉一将 (イナバカズマサ)
    名古屋大学大学院法学研究科教授

    岡田章宏 (オカダアキヒロ)
    神戸大学大学院名誉教授、兵庫県自治体問題研究所理事長

    門脇美恵 (カドワキミエ)
    広島修道大学法学部教授

    神田敏史 (カンダトシフミ)
    神奈川自治労連執行委員

    長谷川薫 (ハセガワカオル)
    前橋市議会議員

    松山 洋 (マツヤマヒロシ)
    全国保険医団体連合会事務局主幹(医科政策担当)

    森脇ひさき (モリワキヒサキ)
    岡山県議会議員

マイナンバーカードの「利活用」と自治―主権者置き去りの「マイナ保険証」「市民カード」化 の商品スペック

商品仕様
出版社名:自治体研究社
著者名:稲葉 一将(著)/岡田 章宏(著)/門脇 美恵(著)/神田 敏史(著)/長谷川 薫(著)/松山 洋(著)/森脇 ひさき(著)
発行年月日:2023/12/20
ISBN-10:4880377589
ISBN-13:9784880377582
判型:規小
発売社名:自治体研究社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:136ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:210g
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