百人一首―編纂がひらく小宇宙(岩波新書) [新書]
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百人一首―編纂がひらく小宇宙(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2024/01/23
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百人一首―編纂がひらく小宇宙(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『百人一首』は、誰によって、何の目的で作られたのか。長らく藤原定家が撰者とされてきたが、著者の最新の研究により、後人による改編が明らかとなった。成立の背景やアンソロジーとしての特色を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌にまつわる森羅万象を網羅しているかのような求心力の謎に迫る。
  • 目次

    序 章 『百人一首』とは何か――その始原へ

    第一章 『百人一首』に至る道
     1 勅撰和歌集というアンソロジー――撰歌と編纂の魔術
     2 八代集という基盤――「私」から複数の人格へ
     3 『三十六人撰』から『百人一首』へ――〈三十六〉と〈百〉の意味

    第二章 『百人一首』の成立を解きほぐす
     1 アンソロジスト藤原定家の登場――編纂される和歌と物語
     2 『百人秀歌』と『百人一首』――二つの差異から見えるもの
     3 贈与品としての『百人秀歌』――権力と血縁の中に置き直す
     4 定家『明月記』を丹念に読む――事実のピースを集めて

    第三章 『百人一首』編纂の構図
     1 『百人一首』とその編者――定家からの離陸
     2 配列構成の仕掛け――対照と連鎖の形成
     3 歴史を紡ぐ物語――舞台での変貌
     4 和歌を読み解く――更新される解釈
     5 『時代不同歌合』との併走――後鳥羽院と定家

    第四章 時代の中で担ったもの
     1 歌仙絵と小倉色紙――積み重なる虚実の伝説
     2 和歌の規範となる――『百人一首』の価値の拡大
     3 異種百人一首の編纂――世界を入れる箱として
     4 『百人一首』の浸透――江戸から現代まで

    終 章 変貌する『百人一首』――普遍と多様と

     『百人秀歌』 『百人一首』所収和歌一覧
     主要参考文献
     図版出典一覧
     あとがき
  • 出版社からのコメント

    成立の背景を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌のすべてを網羅するかのような求心力の謎に迫る。
  • 内容紹介

    『百人一首』は、誰によって、何の目的で作られたのか。長らく藤原定家が撰者とされていたが、著者の最新の研究により、後人による改編が明らかとなった。成立の背景やアンソロジーとしての特色を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌にまつわる森羅万象を網羅するかのような求心力の謎に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田渕 句美子(タブチ クミコ)
    1957年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程退学。日本中世文学・和歌文学・女房文学専攻。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授
  • 著者について

    田渕 句美子 (タブチ クミコ)
    田渕句美子(タブチ クミコ)
    1957年生まれ.お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程退学.日本中世文学・和歌文学・女房文学専攻.
    現在―早稲田大学 教育・総合科学学術院教授
    著書―『阿仏尼』(人物叢書,吉川弘文館,2009年),『新古今集 後鳥羽院と定家の時代』(角川選書,2010年),『異端の皇女と女房歌人――式子内親王たちの新古今集』(角川選書,2014年),『民部卿典侍集・土御門院女房全釈』(共著,風間書房,2016年),『女房文学史論――王朝から中世へ』(岩波書店,2019年),『和歌史の中世から近世へ』(共編著,花鳥社,2020年),『窪田空穂 「評釈」の可能性』(近代「国文学」の肖像 4,岩波書店,2021年),『百人一首の現在』(共編著,青簡舎,2022年),『阿仏の文〈乳母の文・庭の訓〉注釈』(共著,青簡舎,2023年)ほか多数.

百人一首―編纂がひらく小宇宙(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:田渕 句美子(著)
発行年月日:2024/01/19
ISBN-10:4004320062
ISBN-13:9784004320067
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:262ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:180g
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