正義とは何か(講談社現代新書) [新書]

正義とは何か(講談社現代新書) [新書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  プラトン、カント、ベンサム、ロールズ…哲学者たちの思考をたどる旅へ。２４００年にわたる知的格闘。人生や社会に関わる切実な問いを哲学者たちはこう考えた！

• 目次

  はじめに――いま、なぜ過去の正義論を見直すのか？
  序章　正義論のさまざまなパターン――本書のねらい
  第一章　正義とは魂の内部の調和である――プラトン
  第二章　正義とは他の人々との関係において現れる徳である――アリストテレス
  第三章　正義とは相互の利益になる契約を実行することである――ホッブズ
  第四章　正義とは自然権の保護・実現である――ロック
  第五章　正義とは慣習によって生じた財産権規則を守ることである――ヒューム
  第六章　正義とは非難が適切であるということと権利の保護である――スミス
  第七章　正義とは「定言命法」に従うことである――カント
  第八章　正義とは功利の原理に役立つ「かもしれない」ものにすぎない――功利主義
  第九章　正義とは社会制度の第一の徳である――ロールズ
  あとがき――文献案内をかねて

• 出版社からのコメント

  何が「正しい」のかわからない時代に。プラトン、カント、ベンサム……人生や社会に関わる切実な問いを、哲学者たちはこう考えた！

• 内容紹介

  何が「正しい」のか、わからなくなった時代に。
  プラトン、カント、ベンサム、ロールズ……2400年にわたる知的格闘。
  人生や社会に関わる切実な問いを、哲学者たちはこう考えた！
  
  法哲学の第一人者があざやかに整理し、切れ味鋭く論じる、「正義」入門の決定版！
  
  
  【本書の構成】
  
  はじめに――いま、なぜ過去の正義論を見直すのか？
  序章　正義論のさまざまなパターン――本書のねらい
  第一章　正義とは魂の内部の調和である――プラトン
  第二章　正義とは他の人々との関係において現れる徳である――アリストテレス
  第三章　正義とは相互の利益になる契約を実行することである――ホッブズ
  第四章　正義とは自然権の保護・実現である――ロック
  第五章　正義とは慣習によって生じた財産権規則を守ることである――ヒューム
  第六章　正義とは非難が適切であるということと権利の保護である――スミス
  第七章　正義とは「定言命法」に従うことである――カント
  第八章　正義とは功利の原理に役立つ「かもしれない」ものにすぎない――功利主義
  第九章　正義とは社会制度の第一の徳である――ロールズ
  あとがき――文献案内をかねて
  

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  森村 進(モリムラ ススム)
  １９５５年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。一橋大学名誉教授、日本法哲学会前理事長。法学博士。専門は法哲学

• 著者について

  森村 進 (モリムラ ススム)
  1955年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。現在、一橋大学名誉教授、日本法哲学会前理事長。法学博士。専門は法哲学。主な著書に『自由はどこまで可能か』(講談社現代新書)、『法哲学講義』（筑摩選書）、『法哲学はこんなに面白い』（信山社）、『財産権の理論』(弘文堂)、『リバタリアンはこう考える』(信山社)など。翻訳にデレク・パーフィット『理由と人格』(勁草書房)など多数。

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