20世紀の社会と文化―地続きの過去を知る [単行本]
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20世紀の社会と文化―地続きの過去を知る [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2024/02/14
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20世紀の社会と文化―地続きの過去を知る [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    20世紀とはいかなる時代であったのか。創造と破壊に満ちたこの時代は、今日の世界にとっていかなる意味を持つのか。本書は各分野の専門知を結集し、このあまりに劇的な100年を眺望しようという野心的な試みである。通史という方法はとらず、グローバリゼーション、大衆社会、移民、コンピュータ、核エネルギーといった社会や文化に関する多様なトピックを取り上げることで、時代に伏在する様々な文脈を浮き彫りにしていく。
  • 目次

    はじめに

    序 章 20世紀の社会と文化(喜多千草)


     第Ⅰ部 20世紀のすがた

    第1章 グローバリゼーション――世界を呑み込む万国博覧会(橋本順光)
     1 消費の殿堂とグローバル商品
     2 グローバルな物流網と通信網の誕生
     3 世界市場と世界一周の誕生
     4 文明化への抵抗と鉄道批判
     5 ジャポニスムと黄禍論の間

    第2章 大衆社会――両大戦間期のアメリカ(中野耕太郎)
     1 歴史の中の大衆社会
     2 大衆消費ビジョンの行方
     3 大衆民主主義の制御
     4 大衆社会の「民意」
     5 20世紀のアポリア――大衆社会と民主主義

    第3章 ナチズム――ホロコーストと「暴力の合理化」(田野大輔)
     1 悪の陳腐さ
     2 水晶の夜のポグロム
     3 行動部隊による殺戮
     4 責任からの解放

    第4章 ヨーロッパ統合――「国境なきヨーロッパ」を目指して(能勢和宏)
     1 EUとは何か
     2 労働者の自由移動の成立――1950~1960年代のヨーロッパ統合
     3 ヨーロッパ統合の停滞か――模索の時代としての1970年代
     4 労働者の移動の自由から人の移動の自由へ――1980~1990年代の再始動
     5 21世紀のEUの展望

    第5章 移 民――アメリカにおける非正規移民とラティーノ・コミュニティ(佐藤夏樹)
     1 移民への不寛容の高まりか
     2 移民をどう捉えるか
     3 非正規移民とヒスパニック/ラティーノ・コミュニティ
     4 非正規移民バッシングと擁護
     5 移民との共生とは

    第6章 植民地主義――独立後のアフリカが主導した核兵器廃絶(溝辺泰雄)
     1 アフリカの20世紀――植民地主義と闘いつづけた100年間
     2 植民地主義と対峙したアフリカの連帯
     3 20世紀後半の核軍拡競争とアフリカ――独立後もつづく植民地主義との闘い
     4 核なき世界の実現に向けて

    第7章 イスラーム世界――中東におけるナショナリズムとイスラーム復興(今井宏平)
     1 ナショナリズムとは何か
     2 オスマン帝国とトルコ共和国におけるナショナリズムの勃興
     3 アラブ世界でのナショナリズム勃興
     4 イスラーム復興/イスラーム主義


     第Ⅱ部 20世紀の夢

    第8章 子ども――日本における子どもと読書(柿本真代)
     1 江戸期の子どもと読み物
     2 明治新政府と出版状況の変化
     3 新聞・雑誌と子どもたち
     4 博文館と「少年文学」叢書
     5 「児童の世紀」

    第9章 経済成長――戦後日本のサラリーマンと専業主婦(坂 堅太)
     1 敗戦から高度成長へ
     2 「みんなサラリーマン」の時代
     3 「成長」へと動員される家族
     4 マイホームの夢

    第10章 コンピュータ――「巨大頭脳」から「人工知能」へ(喜多千草)
     1 「巨大頭脳」の誕生
     2 「人間機械混成システム」から「サイバネティクス」へ
     3 「人工知能」の登場
     4 1960年代の「人工知能」をめぐる議論――アーサー・サミュエルの考察
     5 人類の夢と恐怖

    第11章 核エネルギー――戦後日本の意識の変化(山本昭宏)
     1 占領下日本の核エネルギー認識
     2 ゴジラとアトム――1950~1960年代
     3 原発の実用化稼働と反原発運動――1970年代以降

    第12章 環境主義――ユートピアとディストピアの間で(岡内一樹)
     1 「エコトピア」の時代?
     2 自然保護からエコロジーへ
     3 未来をシミュレートする
     4 原子力夢想の浮沈
     5 空を憂える
     6 リオ・サミットを越えて


     第Ⅲ部 20世紀の記憶

    第13章 アジア・太平洋戦争――「海外戦没者」処理問題と戦争の記憶(浜井和史)
     1 「海外戦没者」の戦後的位置
     2 見えざる「海外戦没者」
     3 可視化された「海外戦没者」
     4 「海外戦没者」と「戦禍の記憶」
     5 再び周縁化される「海外戦没者」

    第14章 文化遺産――保護する意義(中山 俊)
     1 国民としての誇りをもてる国へ
     2 外国の国民文化と普遍的価値を尊重する世界の構築に向けて
     3 地方やマイノリティの価値観を共有する世界へ
     4 文化遺産保護によって生じる諸問題


    人名・事項索引  
  • 出版社からのコメント

    グローバリゼーション、大衆社会、移民、コンピュータ…。最も近い過去=20世紀の歴史をトピックごとに読み解く。
  • 内容紹介

    20世紀とはいかなる時代であったのか。創造と破壊に満ちたこの時代は、今日の世界にとっていかなる意味を持つのか。本書は各分野の専門知を結集し、このあまりに劇的な100年を眺望しようという野心的な試みである。通史という方法はとらず、グローバリゼーション、大衆社会、移民、コンピュータ、核エネルギーといった社会や文化に関する多様なトピックを取り上げることで、時代に伏在する様々な文脈を浮き彫りにしていく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    喜多 千草(キタ チグサ)
    1962年生まれ。1999年 京都大学大学院文学研究科現代文化学系二十世紀学専攻修了。現在 京都大学大学院文学研究科メディア文化学専修教授
  • 著者について

    喜多 千草 (キタ チグサ)
    2024年1月現在
    京都大学大学院文学研究科メディア文化学専修教授

20世紀の社会と文化―地続きの過去を知る [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:喜多 千草(編著)
発行年月日:2024/01/30
ISBN-10:4623086089
ISBN-13:9784623086085
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:308ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:450g
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