龍に恋う〈6〉―贄の乙女の幸福な身の上(富士見L文庫) [文庫]

龍に恋う〈6〉―贄の乙女の幸福な身の上(富士見L文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  珠を守るため自らを封じた銀市。彼を救うべく、珠は命を賭けて封印に入り込む。刻限は彼女を守る“髪飾り”の牡丹が散りきるまで―。しかし、封印の中で再会した銀市は記憶を失い、珠を「知らない」と言い放つ。珠はそこで、人を拒絶していた遠い過去の銀市を知ることに。それでも一心に彼のことを想い…。一方の銀市も、見知らぬはずの少女・珠に記憶を揺さぶられ、どうしようもなく彼女に心寄せてしまう己に戸惑っていた。刻々と時が迫るなか、封印の内側では、銀市の岐路となった江戸の大火事件が再現され…？

• 目次

  序章　哀切乙女のできること
  
  第一章　春愁乙女と龍の邂逅
  
  第二章　清夏乙女と夜花火の哀惜
  
  第三章　乙女、秋立つ
  
  第四章　牡丹乙女はほころぶ
  
  終章　乙女と龍の春隣
  
  あとがき

• 出版社からのコメント

  銀市を救うため、珠は封印の中へ。けれど銀市は記憶を失っていて……

• 内容紹介

  ■□■　大重版が続く超人気シリーズ、待望の６巻！　■□■
  
  　珠(たま)を守るため自らを封じた銀市(ぎんいち)。彼を救うべく、珠は命を賭けて封印に入り込む。刻限は彼女を守る"髪飾り"の牡丹の花が散りきるまで――。
  　しかし、封印の中で再会した銀市は記憶を失い、珠を「知らない」と言い放つ。珠はそこで、人を拒絶していた遠い過去の銀市を知ることに。それでも一心に彼のことを想い……。一方の銀市も、見知らぬはずの少女・珠に記憶を揺さぶられ、どうしようもなく彼女に心寄せてしまう己に戸惑っていた。
  　刻々と時が迫るなか、封印の内側では、銀市の人生の岐路(きろ)となった江戸の大火事件が再現され……？
  
  ■□■　登場人物紹介　■□■
  
  上古 珠(かみこ たま)――数えで16歳となる小柄な少女。銀市に助けられ、雇用される。
  
  古瀬銀市 (ふるせぎんいち)――外見は20代後半の青年。寒空に放り出された珠を拾い、見守る。
  
  瑠璃子(るりこ)――ボブカットの美女。カフェーで働いているモダンガールだが、その正体は……。
  
  御堂智弘(みどうともひろ)――眼鏡をした、三十代半ばの黒髪黒目の軍人。銀市と付き合いがあるようなのだが……。
  
  図書館選書
  自らを封じた銀市を救うべく、命を賭けて封印に入った珠。しかし封印の中で再会した銀市は記憶を失い、珠を「知らない」と言い放つ。それでも一心に彼を想う珠に記憶を揺さぶられ、銀市は再び彼女に心を寄せていき…

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  道草 家守(ミチクサ ヤモリ)
  ２０１３年からＷＥＢで小説投稿を開始し、２０１５年に作家デビュー。以来、繊細な描写で人気を博す、実力派作家

• 著者について

  道草　家守 (ミチクサ　ヤモリ)
  2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。
  以来、『帝都コトガミ浪漫譚　勤労乙女と押しかけ従者』（ことのは文庫）ほか著作多数。
  本作は、富士見ノベル大賞にて審査員特別賞を受賞した『明治乙女のお勤め妖異譚』を改題・改稿のうえ上梓したものである。

龍に恋う〈6〉―贄の乙女の幸福な身の上(富士見L文庫) の商品スペック