少女たちの"居場所"―資本の他者として [単行本]
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少女たちの"居場所"―資本の他者として [単行本]

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出版社:鳥影社
販売開始日: 2024/01/15
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少女たちの"居場所"―資本の他者として [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序に代えて 

    Ⅰ 仮名垣魯文 〈毒婦〉と新聞  
     第一章 『高橋阿伝夜叉譚』の機構 ―隠喩としての〈博徒〉―  

    Ⅱ 尾崎紅葉と北田薄氷  
    第二章 硯友社一面 明治二十年代の想像力 ―『心の闇』の〈出世主義〉―  
    第三章 日清戦後文学としての『多情多恨』 ―〈擬制〉と〈集合〉―  
    第四章 〈異類婚姻譚〉の復活 ―北田薄氷の〈室内〉―  

    Ⅲ 島崎藤村・宗教の問題   
    第五章 『家』―〈永続〉の信仰 ―〈御先祖〉という思想―  

    Ⅳ 田村俊子・高群逸枝 少女たちの困難
    第六章 〈糸魚川心中事件〉と『あきらめ』 ―二つの〈自由〉をめぐって―  
    第七章 〈戦闘美少女〉の戦略 ―『木乃伊の口紅』の〈少女性〉― 
    第八章 〈少女情死事件〉の時代 ―〈性欲論議〉と少女―
    第九章 高群逸枝『娘巡礼記』―〈文明化の過程〉を視座として―

    Ⅴ 夏目漱石
    第十章 『こころ』 ―ロマン的〈異形性〉のために―

    Ⅵ 徳田秋聲
    第十一章 異邦の身体―『あらくれ』の〈語り〉―

    Ⅶ 近代演劇 三好十郎・つかこうへい
    第十二章 『トミイのスカートからミシンがとびだした話』試論―〈選択〉しない女たち―
    第十三章 〈カーニバル〉としての全共闘闘争―『飛龍伝 神林美智子の生涯』と〈天皇制〉―

    Ⅷ 林芙美子と戦争 
    第十四章 井上ひさし『太鼓たたいて笛ふいて』―ハメルンの〈子供たち〉―  
    第十五章 『浮雲』の身体文化―ジェンダーという〈磁場〉―

    補遺
    韓国ドラマ『冬のソナタ』の神話構造―〈偽装〉するドラマ―

    あとがき
    出典一覧
    著者名・作品名索引 
    用語索引     
  • 内容紹介

    「大人に成るは嫌やなこと」(「たけくらべ」)
    この声のゆくえを日本文学の中に探る。

    少女について、この社会が擁する言葉は実に少ない。だから少女は、憂鬱の宝庫である。(「あとがき」より)



    〈目次より〉

    Ⅰ 仮名垣魯文 〈毒婦〉と新聞  
     第一章 『高橋阿伝夜叉譚』の機構 ―隠喩としての〈博徒〉―  

    Ⅱ 尾崎紅葉と北田薄氷  
    第二章 硯友社一面 明治二十年代の想像力 ―『心の闇』の〈出世主義〉―  
    第三章 日清戦後文学としての『多情多恨』 ―〈擬制〉と〈集合〉―  
    第四章 〈異類婚姻譚〉の復活 ―北田薄氷の〈室内〉―  

    Ⅲ 島崎藤村・宗教の問題   
    第五章 『家』―〈永続〉の信仰 ―〈御先祖〉という思想―  

    Ⅳ 田村俊子・高群逸枝 少女たちの困難
    第六章 〈糸魚川心中事件〉と『あきらめ』 ―二つの〈自由〉をめぐって―  
    第七章 〈戦闘美少女〉の戦略 ―『木乃伊の口紅』の〈少女性〉― 
    第八章 〈少女情死事件〉の時代 ―〈性欲論議〉と少女―
    第九章 高群逸枝『娘巡礼記』―〈文明化の過程〉を視座として―

    Ⅴ 夏目漱石
    第十章 『こころ』 ―ロマン的〈異形性〉のために―

    Ⅵ 徳田秋聲
    第十一章 異邦の身体―『あらくれ』の〈語り〉―

    Ⅶ 近代演劇 三好十郎・つかこうへい
    第十二章 『トミイのスカートからミシンがとびだした話』試論―〈選択〉しない女たち―
    第十三章 〈カーニバル〉としての全共闘闘争―『飛龍伝 神林美智子の生涯』と〈天皇制〉―

    Ⅷ 林芙美子と戦争 
    第十四章 井上ひさし『太鼓たたいて笛ふいて』―ハメルンの〈子供たち〉―  
    第十五章 『浮雲』の身体文化―ジェンダーという〈磁場〉―

    補遺
    韓国ドラマ『冬のソナタ』の神話構造―〈偽装〉するドラマ―
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    関谷 由美子(セキヤ ユミコ)
    東京生まれ。博士(文学)。1980年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2014年学位取得(首都大学東京)。職歴、文教大学、大東文化大学、上智大学、共立女子大学、国士舘大学、成城大学短期大学部などで講師を務める。現在、日本近代文学会、日本文学協会、社会文学会、島崎藤村学会会員
  • 著者について

    関谷 由美子 (セキヤ ユミコ)
    関谷由美子(せきや ゆみこ)

    東京生まれ
    博士(文学)
    1980年 東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了
    2014年 学位取得(首都大学東京)
    職歴 文教大学、大東文化大学、上智大学、共立女子大学、国士舘大学、成城大学短期大学部などで講師を務める。
    現在 日本近代文学会、日本文学協会、社会文学会、島崎藤村学会会員

    ○著書
     『漱石・藤村〈主人公の影〉』(愛育社 1998・5)
     『〈磁場〉の漱石―時計はいつも狂っている―』(翰林書房2013・3)

    ○共著他
    『大石修平 感情の歴史』(共編 有精堂1996・10)、『明治女性文学論』(共編 翰林書房2007・11)、『大正女性文学論』(共編 翰林書房2010・12)、『韓流サブカルチュアと女性』(共著 至文堂2006・7)、『井上ひさしの演劇』(共著 翰林書房2012・12)、『つかこうへいの世界 消された〈知〉』(2019・2)、『宝塚の21…

少女たちの"居場所"―資本の他者として [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:鳥影社
著者名:関谷 由美子(著)
発行年月日:2023/12/25
ISBN-10:4867820431
ISBN-13:9784867820438
判型:B6
発売社名:鳥影社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:498ページ
縦:20cm
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