森の来歴―二次林と原生林が織りなす激動の物語(学術選書) [全集叢書]
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森の来歴―二次林と原生林が織りなす激動の物語(学術選書) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2024/02/03
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森の来歴―二次林と原生林が織りなす激動の物語(学術選書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    すべての森林は、変わり続ける宿命を持っている。そしてその記憶は、森をかたちづくる樹木の中に隠されている。大攪乱の痕跡を持つ原生林、美しさと危うさを備えたシラカンバの林、炭焼き跡地に起源を発する混成林、都市の歴史を秘めたツブラジイの林、桃源郷の一画を占有するドロノキの二次林…。根気強いフィールド調査で忘れられた物語を呼び起こす、森林科学ドキュメンタリー。
  • 目次

    はじめに

    第1章 森の来歴を探る
    1 時とともに変わる森林
      森林の骨格を構成する樹木
      コラム01 葉のフェノロジーの妙
    2 森林の姿を決める三つの軸
      第1軸「自然環境」
      第2軸「経過時間」
      第3軸「人の利用」
    3 森の来歴を調べる方法
      フィールドで行うデータ収集
      研究室で行うデータ分析
      コラム02 年齢分布に関する思考実験
    4 飛騨・美濃というカンバス
      飛山濃水
      飛騨・美濃の森林
      森の来歴を語る舞台
      コラム03 炭焼きと焼き畑と人工造林

    第2章 二次林でみつけた激動の物語
    1 シラカンバの美林ができた意外な理由
      訳ありの美林
      まずは樹種構成から
      シラカンバ林の年齢分布は語る
      ことのおこりは軍馬の生産
      美しさの陰に潜むもの
    2 ゴールドラッシュの夢の跡―炭焼きの後にできた落葉広葉樹混成林
      飛騨荘川の六厩
      六厩に広葉樹の総合試験林ができた
      調査地作り
      どんな樹木で構成されているか
      あっと驚いた年齢分布
      炭焼きとゴールドラッシュの夢の跡
      二次林の時間変化
      コラム04 荘川のヤドリギと金華山のツクバネ
    3 金華山の常緑広葉樹林に埋もれた歴史の残像
      歴史がどう盛り込まれているか
      金華山の常緑広葉樹林
      どんな樹種で構成されているか
      ツブラジイ林の年齢分布は語る
      何がツブラジイ林に起こったか
      まるで野外の博物館
    4 治山工事の思わぬ置物―ドロノキ林のモザイク模様
      桃源郷に入るまで
      この谷には、なぜこんなにドロノキが多いのか
      どんな樹種で構成されているか
      ドロノキ林のサイズ分布と年齢分布
      ドロノキが多い理由

    第3章 原生林でみつけた激動の物語
    1 御嶽山の亜高山帯原生林
      あこがれの原生林に出会う
      亜高山帯林
      温度の海に浮かぶ島
      森林動態に関するパラダイムシフト
      小撹乱か大撹乱か
      転石地に生育するトウヒ・コメツガ林のギャップ
      前生樹という証人
      伊勢湾台風
      平坦地に生育するシラベ・アオモリトドマツ林のギャップ
      転石地と平坦地、森林動態の違い
      もっと広域のことが知りたい
      伐採跡地で調べた樹木の年齢分布
      原生林のモザイクは語る―江戸時代にあったはずの撹乱
      コラム05 古き良き時代の研究スタイル
    2 豪雪地帯のブナ原生林の意外な来歴
      ブナ林の面白さ
      大白川のブナ原生林との出会い
      どんな樹種で構成されているか
      豪雪地帯ならではの森林構造
      林冠が衰退していく
      土壌断面に残る白山の噴火の痕跡
      成熟したブナ原生林で 192
      コラム06 熱帯にあるマングローブ林の来歴

    第4章 波乱万丈のあとで
    1 広葉樹二次林の来歴を調べてわかったこと
    2 原生林の動態を調べてわかったこと
    3 波乱は繰り返し訪れる

    おわりに
    謝辞
    注釈
    引用文献
    索引(事項・生物名・地名)
  • 出版社からのコメント

    森には意外な来歴が隠れている。忘れられた事実をフィールド調査で発掘し、森が持つ物語を呼び起こす森林科学のドキュメンタリー。
  • 内容紹介

    すべての森林は変わり続ける宿命を持っている。そしてその記憶は、森をかたちづくる樹木の中に隠されている。大攪乱の痕跡を持つ原生林、美しさと危うさを備えたシラカンバの林、炭焼き跡地に起源を発する混成林、都市の歴史を秘めたツブラジイの林……。根気強いフィールド調査で忘れられた物語を呼び起こす、森林科学ドキュメンタリー。

    図書館選書
    大攪乱の痕跡を持つ原生林、美しさと危うさを備えたシラカンバの林、炭焼き跡地に起源を発する混成林、都市の歴史を秘めたツブラジイの林。根気強いフィールド調査で忘れられた森の物語を呼び起こす森林科学ドキュメンタリー。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小見山 章(コミヤマ アキラ)
    農学博士。昭和55年京都大学大学院農学研究科博士後期課程、単位取得退学。平成29年定年で退職、岐阜大学名誉教授、タイ王国チュラロンコン大学客員教授。現在に至る

    加藤 正吾(カトウ ショウゴ)
    博士(農学)。平成12年岐阜大学大学院連合農学研究科博士(農学)。平成25年4月~岐阜大学応用生物科学部准教授。現在に至る
  • 著者について

    小見山 章 (コミヤマ アキラ)
    農学博士
    昭和55年 京都大学大学院農学研究科博士後期課程、単位取得退学
    昭和55年~ 岐阜大学農学部に助手として奉職
    平成4年~ 岐阜大学農学部助教授
    平成7年~ 岐阜大学農学部教授
    平成16年~ 岐阜大学応用生物科学部(改組)教授
    岐阜大学にて、応用生物科学部長、副学長・理事、図書館長などを務める。平成29年定年で退職、岐阜大学名誉教授、タイ王国チュラロンコン大学客員教授
    現在に至る
    著書 『森の記憶:飛騨・荘川村六厩の森林史』(京都大学学術出版会)、『マングローブ林:変わりゆく海辺の森の生態系』(京都大学学術出版会)、『岐阜から生物多様性を考える』(岐阜新聞社)ほか、学術論文多数。

    加藤 正吾 (カトウ ショウゴ)
    博士(農学)
    平成12年 岐阜大学大学院連合農学研究科 博士(農学)
    平成12年4月 岐阜大学農学部助手
    平成16年4月 岐阜大学応用生物科学部助教
    平成25年4月~ 岐阜大学応用生物科学部准教授
    現在に至る
    著書 『大学生のための情報リテラシー:レポートの書き方からプレゼンテーションまで』(三恵社)、『レポート・図表・プレゼン作りに追われない情報リテラシー:大学生のためのアカデミック・スキルズ入門:OfficeアプリのWord・Excel・PowerPointを365日駆使する』(三恵社)、『岐阜から生物多様性を考える』(岐阜新聞社)ほか。

森の来歴―二次林と原生林が織りなす激動の物語(学術選書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会
著者名:小見山 章(著)/加藤 正吾(著)
発行年月日:2024/02/05
ISBN-10:4814005105
ISBN-13:9784814005109
判型:B6
発売社名:京都大学学術出版会
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:268ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:315g
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