アジアの独裁と「建国の父」―英雄像の形成とゆらぎ [単行本]
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アジアの独裁と「建国の父」―英雄像の形成とゆらぎ [単行本]

根本 敬(編著)粕谷 祐子(編著)
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出版社:彩流社
販売開始日: 2024/02/22
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アジアの独裁と「建国の父」―英雄像の形成とゆらぎ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    毛沢東、金日成、ホー・チ・ミン、アウンサン、シハヌーク、ジンナー、ナザルバエフ、カリモフ、ニヤゾフ、李承晩、蒋介石、スカルノ―独裁体制を維持するための正統性シンボルに活用されたこれらの「建国の父」像は、各国の体制よってどのように継承され、変容していったのか。
  • 目次

    序 権威主義体制における正統性問題と「建国の父」(粕谷祐子)
    第一部 神格化される「建国の父」
     第一章 中国:毛沢東のふたつの神話――「二万五千里長征」と「抗米援朝」(泉谷陽子)
     第二章 北朝鮮:金日成――「偉大な首領様」の神格化(礒﨑敦仁)
     第三章 ベトナム:ホー・チ・ミン――偶像化が進む民族の慈父(石塚二葉)
    第二部 権威主義リーダーの交代と「建国の父」
     第四章 ミャンマー:アウンサン――32 歳で暗殺された指導者の歩みと、独立後の顕彰のゆらぎ(根本敬)
     第五章 カンボジア:シハヌーク――復活を繰り返した長命な「建国の父」(新谷春乃)
     第六章 パキスタン:ムハンマド・アリー・ジンナー――ムスリムの自由を求めた「建国の父」(井上あえか)
     第七章 中央アジア諸国:ナザルバエフ、カリモフ、ニヤゾフ――「建国の父」の威光はなぜ失われるのか(宇山智彦)
    第三部 民主化と「建国の父」
     第八章 韓国:李承晩――失墜した韓国の「建国の父」(磯崎典世)
     第九章 台湾:蒋介石――中華民国在台湾の「建国の父」(葉亭葶)
     第一〇章 インドネシア:スカルノ――インドネシアが求めた政治的役割(横山豪志)
  • 出版社からのコメント

    権威主義独裁体制が敷かれたアジア諸国は建国父像をどのように継承し変容させていったのか。アジア近現代比較政治史共同研究。
  • 内容紹介

    毛沢東、金日成、ホー・チ・ミン、アウンサン、シハヌーク、ジンナー、
    ナザルバエフ、カリモフ、ニヤゾフ、李承晩、蒋介石、スカルノ――

    独立や革命を達成したアジア諸国では、権威主義体制(独裁)が多く見られた。それらの国々では独立闘争や革命の時期に指導者であった人物を「建国の父」として讃え、その人物を支配の正統性シンボルに活用した。こうした「建国の父」像は、独立後の各国の体制によってどのように継承され、変容していったのだろうか。本書は、それらを共同で多面的に解いていったアジア近現代史、比較政治研究の書である。

    【編者】根本 敬=上智大学名誉教授、粕谷祐子=慶應義塾大学法学部教授。
    【執筆者】石塚二葉=独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所研究グループ長/泉谷陽子=フェリス女学院大学国際交流学部教授/礒崎敦仁=慶應義塾大学法学部教授/磯崎典世=学習院大学法学部教授/井上あえか=就実大学人文科学部教授/宇山智彦=北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授/新谷春乃=独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員/葉 亭葶=台湾國史館協修/横山豪志=筑紫女学園大学文学部アジア文化学科准教授。

    図書館選書
    権威主義独裁体制が多く見られたアジア諸国は独立闘争や革命時の指導者を建国の父として支配の正統的象徴に活用した。独立後の各国体制はこうした建国父像をどのように継承し変容していったか。アジア近現代比較政治史共同研究
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    根本 敬(ネモト ケイ)
    1957年生まれ。上智大学名誉教授。専門はビルマ近現代史

    粕谷 祐子(カスヤ ユウコ)
    1968年生まれ。慶應義塾大学法学部教授
  • 著者について

    根本 敬 (ネモト ケイ)
    1957年生まれ。上智大学名誉教授。専門はビルマ近現代史。国際基督教大学卒業、同大学院博士前期課程修了(文学修士)。東京外国語大学教授を経て2007年より現職。
    主著:『抵抗と協力のはざま――近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』『アウン・サン――封印された独立ビルマの夢』『アウンサンスーチーのビルマ』(岩波書店)、『物語 ビルマの歴史』(中公新書)、『ビルマ独立への道――バモオ博士とアウンサン将軍』(彩流社)、『つながるビルマ、つなげるビルマ  光と影と幻と』(彩流社)など。共編著多数。

    粕谷 祐子 (カスヤユウコ)
    慶応義塾大学法学部教授。著書等に『アジアの脱植民地化と体制変動 民主制と独裁の歴史的起源』(粕谷祐子 編、白水社、2022年)、『比較政治学』(粕谷 祐子 著、ミネルヴァ書房、2014年)、『それでも選挙に行く理由』(アダム・プシェヴォルスキ 著、粕谷祐子、山田安珠 訳、白水社、2021年)などがある。

アジアの独裁と「建国の父」―英雄像の形成とゆらぎ の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:根本 敬(編著)/粕谷 祐子(編著)
発行年月日:2024/02/16
ISBN-10:4779129540
ISBN-13:9784779129544
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:340ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:320g
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