インクルーシブな教育と社会―はじめて学ぶ人のための15章 [単行本]
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インクルーシブな教育と社会―はじめて学ぶ人のための15章 [単行本]

原田 琢也(編著)伊藤 駿(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2024/03/01
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インクルーシブな教育と社会―はじめて学ぶ人のための15章 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「インクルージョン」という言葉は障害者と健常者の共生というだけでなく、排除されがちな属性をもつ人々をコミュニティに包摂するために障壁を除去することを意味する広い概念である。新自由主義的な政治情勢、コロナ禍、ウクライナ侵攻など世界レベルで分断と排除が進行するなか、障害者権利条約やSDGsの潮流などからもわかるように、近年ますますインクルージョンの重要性は高まっている。本著はその課題と取り組みを多角的な視点から学ぶ手引きであり、学生自身がいかに今の社会とかかわり、どのように生きるべきかを考えるためのきっかけともなる一冊。
  • 目次

    はじめに


     第Ⅰ部 インクルージョンとは何か

    第1章 インクルージョンの歩み(吉井涼)
     1 インクルーシブ教育と障害者権利条約
     2 すべての子どもを対象としたインクルーシブ教育
     3 社会的排除への闘いとしての社会的包摂
     4 障害児教育における分離・統合問題
     5 終わりのないプロセスとしてのインクルージョン

    第2章 インクルーシブな社会と教育の原理──日本社会のマイノリティに着目して(濱元伸彦)
     1 マイノリティと社会的排除
     2 マイノリティの支援とその課題
     3 インクルーシブな社会と教育に向けて

    第3章 マジョリティという観点からインクルージョンを考える(伊藤駿・村上詩織・中西美裕)
     1 排除/包摂は誰の問題なのか
     2 事例1:人種差別をなくす実験授業
     3 事例2:ギフテッドの子どもたち
     4 インクルージョンに向けたプロセスをすすめるために


     第Ⅱ部 マイノリティと教育

    第4章 障害児と教育(堀家由妃代)
     1 「医療化」する私たちの日常と障害児の排除/包摂
     2 近代障害児教育の発展
     3 学校教育における障害児者の排除や包摂の仕組み
     4 障害者の排除/包摂から考えること

    第5章 移民背景をもつ子どもと教育(金南咲季)
     1 身近な他者との出会い直し──留学や英語を通じて出会う「外国人」?
     2 多民族・多文化化する日本
     3 前提とされない「教育を受ける権利」
     4 日本の学校に存在する壁
     5 「変わらない」を変えるために

    第6章 家族と教育(高橋味央)
     1 社会変動と家族の多様化
     2 家族を取り巻く問題の複雑化
     3 貧困層の子どもと学校教育
     4 学校教育に求められる包摂的な取り組み

    第7章 性的マイノリティと教育(土肥いつき)
     1 性的マイノリティをめぐる教育の状況
     2 性的マイノリティとは誰か
     3 トランスジェンダー生徒が経験する困難
     4 学校の中の性別分化とトランスジェンダー生徒のジェンダー葛藤
     5 学校における性別カテゴリーと性的マイノリティ

    第8章 不登校と多様な教育機会(伊藤秀樹)
     1 不登校の社会モデル
     2 不登校の現在
     3 不登校と排除
     4 多様な教育機会の確保
     5 インクルーシブな教育・社会に向けての課題


     第Ⅲ部 諸外国におけるインクルージョンと教育

    第9章 アメリカ(新谷龍太朗)
     1 公民権運動と教育政策
     2 教育政策の変遷とインクルーシブ教育の葛藤
     3 インクルーシブ教育の実際
     4 アメリカから何を学ぶのか

    第10章 イタリア(大内紀彦)
     1 イタリアのフルインクルーシブ教育の特徴と歴史的展開
     2 通常の学校に障害児を受け容れる仕組み
     3 フルインクルーシブ教育を支える学校の仕組み
     4 フルインクルーシブ教育を支える仕組み──校外の関係機関との連携
     5 ICFの活用から見るイタリアのフルインクルーシブ教育の特徴──日本の教育との比較から
     6 イタリアの教育の課題

    第11章 スコットランド(伊藤駿)
     1 なぜスコットランドに注目するのか
     2 スコットランドの位置付け
     3 スコットランドにおけるインクルーシブ教育制度
     4 スコットランドの特徴──付加的な支援のニーズ
     5 ある学校の事例──差異化の実践
     6 スコットランドから何を学ぶのか

    第12章 オーストラリア(原田琢也・竹内慶至・濱元伸彦)
     1 オーストラリアにおけるインクルーシブ教育制度と新自由主義
     2 クイーンズランド州のインクルーシブ教育政策
     3 A小学校のインクルーシブ教育実践
     4 B中等学校のインクルーシブ教育実践
     5 新自由主義の潮流の中でのインクルーシブ教育の推進


     第Ⅳ部 インクルーシブな教育と社会をめざして

    第13章 インクルーシブな授業づくり(堤英俊)
     1 教師のなり手が不足する時代に
     2 インクルーシブな学級づくりにおける授業実践の位置
     3 インクルーシブな授業づくりの方法
     4 過度に無理のない取り組みを地道に続ける

    第14章 インクルーシブな学校づくり(原田琢也)
     1 学校における「排除」の現実を直視する
     2 協働して学校文化を変革する──「効果のある学校」の創造
     3 「共に育ち共に学ぶ」──大阪の「原学級保障」
     4 これからのインクルーシブな学校づくりに向けて

    第15章 インクルーシブなコミュニティと社会(本間桃里)
     1 リスク社会を生きる
     2 「多文化共生」と地域
     3 居場所づくり
     4 社会運動
     5 社会の問題としての個人の問題

    おわりに
    索引
  • 出版社からのコメント

    課題と取り組みを多角的な視点から学ぶとともに、学生自身がいかに社会と関わり、どう生きるべきかを考えるためのきっかけともなる書
  • 内容紹介

    「インクルージョン」という言葉は障害者と健常者の共生というだけでなく、排除されがちな属性をもつ人々をコミュニティに包摂するために障壁を除去することを意味する広い概念である。新自由主義的な政治情勢、コロナ禍、ウクライナ侵攻など世界レベルで分断と排除が進行するなか、障害者権利条約やSDGsの潮流などからもわかるように、近年ますますインクルージョンの重要性は高まっている。本著はその課題と取り組みを多角的な視点から学ぶ手引きであり、学生自身がいかに今の社会とかかわり、どのように生きるべきかを考えるためのきっかけともなる一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    原田 琢也(ハラダ タクヤ)
    現在、金城学院大学人間科学部教授

    伊藤 駿(イトウ シュン)
    現在、京都教育大学教育創生リージョナルセンター機構総合教育臨床センター講師、NPO法人ROJE理事
  • 著者について

    原田 琢也 (ハラダ タクヤ)
    2024年3月現在
    金城学院大学人間科学部教授

    伊藤 駿 (イトウ シュン)
    2024年3月現在
    京都教育大学教育創生リージョナルセンター機構総合教育臨床センター講師
    NPO法人ROJE理事

インクルーシブな教育と社会―はじめて学ぶ人のための15章 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:原田 琢也(編著)/伊藤 駿(編著)
発行年月日:2024/03/30
ISBN-10:4623096556
ISBN-13:9784623096558
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:284ページ
縦:21cm
重量:450g
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