コンクール文化論―競技としての芸術・表現活動を問う [単行本]
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コンクール文化論―競技としての芸術・表現活動を問う [単行本]

宮入 恭平(編著)増野 亜子(編著)神保 夏子(編著)小塩 さとみ(編著)
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出版社:青弓社
販売開始日: 2024/01/25
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コンクール文化論―競技としての芸術・表現活動を問う の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    音楽やダンスの事例を豊富に紹介しながら、パフォーミングアーツを競い合うことの多様性と共通点、魅力やダイナミズム、問題点を浮き彫りにする。コンクールという場で創造される表現の可能性、そこに生じる演者のキャリアや挫折、そして社会的な意義を多面的に描き出す。
  • 目次

    序 章 なぜパフォーミングアーツを競い合うのか 宮入恭平/増野亜子/神保夏子/小塩さとみ
     1 本書の問い
     2 競い合う場としてのコンクール
     3 コンクール文化を論じる
     4 本書の構成

    第1章 エンターテインメントとしての国際音楽コンクール――第十八回ショパン国際ピアノ・コンクールのウェブ配信をめぐって 神保夏子
     1 ショパン・コンクールとは何か
     2 配信とエンタメ化
     3 「才能は始まりにすぎない!」
     4 ヒューマンドラマに魅せられて
     5 登竜門というエンターテインメント

    第2章 オーディション番組の生存と越境 吉光正絵
     1 オーディション番組への注目
     2 韓国発オーディション番組の特徴
     3 審査基準と選抜方法の変遷
     4 審査過程の透明性と公平性の問題

    コラム 近代的な「コンクール」の幕開け――十九世紀のパリ国立音楽院ピアノ科の場合 上田泰史

    第3章 対戦競技化するダンススポーツ――スポーツ化と芸術化のあわい 垣沼絢子
     1 対戦競技化するダンススポーツ
     2 Dリーグというコンペティション――プロスポーツという枠組み
     3 絶対評価の価値基準を攪乱する
     4 相対評価が即興性と競技性を回復させる

    第4章 ポールスポーツ大会による規格化とポールダンスの実践――ポールダンスの行方を決めるのは大会なのか、ダンサーなのか ケイトリン・コーカー
     1 ポールダンスの歴史
     2 ポールスポーツの確立
     3 スポーツと夜のエンターテインメントとの攪乱――男性がポールスポーツ大会に出場しながらも、ショーパブで踊ることについて

    コラム 闘えない人々の闘い――競技空間の外にいるインドネシア武術愛好者について 今村宏之

    第5章 秋田県の地元一曲民謡大会にあつまる人たち――趣味になった民謡が生み出し支える場 梶丸 岳
     1 秋田県での地元一曲民謡大会の成り立ち
     2 衰退しつつある地元一曲民謡大会
     3 なぜ地元一曲民謡大会はいまも続いているのか

    第6章 発熱するコンクール――バリの伝統音楽グンデル・ワヤンの事例から 増野亜子
     1 競技会と伝統音楽
     2 コンクールが「種をまく」
     3 コンクールの「熱」が教室を生み出す
     4 コンクール独自の演奏スタイルが生まれる
     5 勝負の場としてのコンクール
     6 コンクールの「額縁効果」
     7 車輪が回る

    コラム 伝統音楽に人々を巻き込む仕組みとしてのコンペティション 水上えり子

    第7章 海を渡って琉球古典芸能コンクールに参加すること――ハワイの沖縄系人を事例に 澤田聖也
     1 ハワイの沖縄系人
     2 ハワイでのコンクールの認識
     3 ハワイの沖縄系人にとってのコンクール
     4 コロナ禍でのコンクール

    第8章 学校とコンクール――競い合いのなかで何を学ぶのか 小塩さとみ
     1 コンクールの仕組み
     2 コンクールはなぜ定着したのか
     3 コンクールをめぐる「物語」
     4 もう一つの「物語」

    第9章 「バレエ大国」ニッポン――発表会文化の連続性として 宮入恭平
     1 国際バレエコンクールが意味するもの
     2 「バレエ大国」ニッポン
     3 発表会文化とは何か
     4 発表会文化の連続性として

    あとがき 宮入恭平
  • 内容紹介

    なぜ芸術やパフォーマンスで競い合うのか。ショパンコンクール、K-POPのオーディション番組、ダンス、伝統音楽など、多種多様な事例を紹介して、パフォーミングアーツを競い合うことの多様性と共通点、魅力やダイナミズム、問題点を浮き彫りにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮入 恭平(ミヤイリ キョウヘイ)
    立教大学ほか非常勤講師。専攻は社会学、ポピュラー文化研究、カルチュラル・スタディーズ

    増野 亜子(マシノ アコ)
    東京藝術大学・明治大学・国立音楽大学ほか非常勤講師。専攻は民族音楽学、音楽人類学

    神保 夏子(ジンボウ ナツコ)
    日本学術振興会特別研究員RPD(東京大学)東京藝術大学ほか非常勤講師。専攻は演奏文化史、近代フランス音楽史

    小塩 さとみ(オシオ サトミ)
    宮城教育大学教授。専攻は音楽学(民族音楽学)
  • 著者について

    宮入 恭平 (ミヤイリ キョウヘイ)
    立教大学ほか非常勤講師。専攻は社会学、ポピュラー文化研究、カルチュラル・スタディーズ。著書に『音楽と政治』(人文書院)、『ライブカルチャーの教科書』『ライブハウス文化論』(ともに青弓社)、『J-POP文化論』(彩流社)、編著に『発表会文化論』(青弓社)、共編著に『「趣味に生きる」の文化論』(ナカニシヤ出版)、翻訳書にスージー・J・タネンバウム『地下鉄のミュージシャン』(朝日新聞出版)など。

    増野 亜子 (マシノ アコ)
    東京藝術大学・明治大学・国立音楽大学ほか非常勤講師。専攻は民族音楽学、音楽人類学。著書に『声の世界を旅する』、編著に『民族音楽学12の視点』(ともに音楽之友社)、共著に『音楽の未明からの思考』(アルテスパブリッシング)、論文に「バリの歌舞劇アルジャにおける有形と無形」(「国立民族学博物館研究報告」第46巻第2号)など。

    神保 夏子 (ジンボウ ナツコ)
    日本学術振興会特別研究員RPD(東京大学)、東京藝術大学ほか非常勤講師。専攻は演奏文化史、近代フランス音楽史。著書に『マルグリット・ロン』(アルテスパブリッシング)、共訳書にカンタン・メイヤスー『亡霊のジレンマ』(青土社)、論文に「国際音楽コンクール世界連盟の成立とその初期の活動(1956~69)」(「桐朋学園大学研究紀要」第45集)など。

    小塩 さとみ (オシオ サトミ)
    宮城教育大学教授。専攻は音楽学(民族音楽学)。著書に『日本の音 日本の音楽』(アリス館)、共編著に『現代日本社会における音楽』(放送大学教育振興会)、共著に『ビジュアル日本の音楽の歴史 ②近世』(ゆまに書房)、『唱歌で学ぶ日本音楽』(音楽之友社)、『音をかたちへ』(醍醐書房)など。

コンクール文化論―競技としての芸術・表現活動を問う の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:宮入 恭平(編著)/増野 亜子(編著)/神保 夏子(編著)/小塩 さとみ(編著)
発行年月日:2024/01/30
ISBN-10:4787274619
ISBN-13:9784787274618
判型:B6
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:265g
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