射手座の香る夏(創元日本SF叢書) [単行本]

射手座の香る夏(創元日本SF叢書) [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  寂れた島で過ごした夏、記憶の中で鮮やかさを増す夏、限りなく続く仮想の夏―夏を舞台とする四編に、青春のきらめきと痛みを封じこめた、第十二回創元ＳＦ短編賞受賞作を表題とするデビュー作品集。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  射手座の香る夏；十五までは神のうち；さよなら、スチールヘッド；影たちのいたところ

• 内容紹介

  「人生の最高の一瞬」を切り取って
  読者に差し出そうとする強い意志。
  これこそは「青春小説」の証しだろう。(解説より)――飛浩隆
  
  第12回創元ＳＦ短編賞受賞作にはじまるデビュー作品集
  
  意識の転送技術を濫用し、危険で違法な〈動物乗り〉に興じる若者たち。少女の憂鬱な夏休みにある日現れた、"影"たちをつれた男の子。出生の〈巻き戻し〉が制度化された世界で、過ぎ去りし夏の日の謎を追う男性。限りなく夏が続く仮想現実世界で、自らの身体性に思い悩む人工知性の少年少女――夏を舞台とする四つの小説に、青春のきらめきと痛みを巧みに閉じ込めた、第12回創元SF短編賞受賞作を含むデビュー作品集。
  
  ■目次
  「射手座の香る夏」
  「十五までは神のうち」
  「さよなら、スチールヘッド」
  「影たちのいたところ」

• 著者について

  松樹 凛 (マツキリン)
  松樹 凛
  1990年生まれ。慶應義塾大学推理小説同好会出身。2020年〈飛ぶ教室〉第51回作品募集に佳作入選、21年に第８回日経「星新一賞」優秀賞を、同年「射手座の香る夏」で第12回創元ＳＦ短編賞を受賞。

射手座の香る夏(創元日本SF叢書) [単行本] の商品スペック