給食を通じた教育で子どもたちが学んだこと―旧久美浜町・川上小学校の"給食教育"が残したもの [単行本]
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給食を通じた教育で子どもたちが学んだこと―旧久美浜町・川上小学校の"給食教育"が残したもの [単行本]
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給食を通じた教育で子どもたちが学んだこと―旧久美浜町・川上小学校の"給食教育"が残したもの [単行本]



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出版社:農山漁村文化協会
販売開始日: 2024/03/09
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給食を通じた教育で子どもたちが学んだこと―旧久美浜町・川上小学校の"給食教育"が残したもの の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    保護者や地域住民がかかわる「地域にねざした教育」の実践に欠かせないものとは?1980年代当時、「パン給食を一度も実施したことがない学校」として世に知られ、食・栄養など様々な分野で注目された、旧久美浜町・川上小学校の“給食教育”の意義を問い直す。
  • 目次

    はじめにかえて――わたしが川上小学校にたどりつくまで
    序章 学校給食の教育的意義を問い直す
    1 「食べること」と「学ぶこと」がかさなる学校給食
    2 問題の所在
    3 本書の構成

    □第Ⅰ部 教育として位置付く日本の学校給食
    第1章 日本における給食の歴史
    1 救済期――苦境にある子どもたちのための給食 1889~1953年
    2 一般化期――ほとんどの子どもたちが給食を享受 1954~1975年
    3 高品質化期――複雑化する子どもの食の危機に対応する 1976~2004年
    4 食育期――給食を通じて子どもたちに食育を 2005~2019年
    5 2020年以降の学校給食

    第2章 日本の給食・食教育に関する用語解説
    1 学校給食
    2 給食教育
    3 食育
    4 食教育
    5 食に関する指導
    6 給食指導
    7 学校栄養士(学校栄養職員、栄養教諭)

    第3章 学校教育における給食の位置付けと変遷
    1 教育の目的「人格の完成」
    2 学校給食の目標・ねらい

    第4章 学校給食と「子どもの学び」

    □第Ⅱ部 川上小学校の〝給食教育〟で子どもたちは何を学んだのか
    第5章 本研究の検討方法について
    1 川上小学校の給食に関する先行研究
    2 本研究の目的
    3 調査方法
    4 分析の視点
    5 倫理的配慮

    第6章  川上小学校の給食の変遷――地域に根ざした米飯給食として著名な存在
    1 川上地域の環境と歩み
    2 味噌汁給食期(戦前?1961年頃)
    3 弁当米飯給食期(1961?1976年)
    4 川上給食教育期(1976?1987年)

    第7章 インタビューより①――給食婦・さっちゃんを中心とした〝給食教育〟
    1 「さっちゃん」と親しまれた安達幸子さん
    2 川上小学校のおいしい給食
    (1)厳選された食材(2)栄養バランスと教育活動と食材の旬が考えられた献立(3)手間を惜しまない
    3 川上給食教育の様相
    (1)川上小給食のはじまり/(2)食堂(ランチルーム)・米飯給食の開始/(3)持ち寄り給食・旬の献立/(4)集団教育/(5)労働教育/(6)保護者や地域住民との協働
    4 さっちゃんと〝良いペア〟の福井さん――忘れたら箸作る実践――
    5 川上給食の教育方針とは

    第8章 インタビューより②――川上小学校教頭・渋谷忠男が創造したもの
    1 渋谷忠男が創造する教職員集団とは
    2 誰が読んでもわかる教育目標
    3 川上地域生活実態調査運動を通じて地域集団を動かす
    4 地域の課題を学校が教育課題として引き受ける
    5 「勉強せんと百姓せんなんど」と労働教育
    6 学校にいるすべての大人が教育者である

    第9章 インタビューより③――卒業生の記憶
    1 卒業生へのインタビュー調査とそのデザイン
    2 インタビュー調査の方法
    3 インタビューデータ分析の視点
    4 分析手順1 テクスト生成
    5 分析手順2 アイディア会議「〝給食ストーリー〟生成」
    6 分析手順3 アイディア会議「全体の結果生成」
    7 倫理的配慮
    8 卒業生それぞれの給食ストーリー
    (1)いちた〈A〉さんストーリー/(2)ふゆみ〈B〉さんストーリー/(3)さいすけ〈C〉さんストーリー/(4)ようこ〈D〉さんストーリー/(5)ごろう〈E〉さんストーリー/(6)むつえ〈F〉さんストーリー
    9 給食について覚えていること
    (1)給食の印象 /(2)食堂(ランチルーム、給食室)・異学年合同班(縦割り班、チーム給食)について/(3)給食のメニュー、好きなもの・苦手なもの等 /(4)残食 /(5)作り手のこと
    10 給食教育――労働教育に関連した話
    (1)農園作業/(2)自然野草の採取/(3)給食当番/(4)箸作り/(5)持ち寄り食材
    11 川上給食教育における子どもたちと大人たちとの関係……243
    (1)横並びの関係になる給食時間 /(2)感謝・尊敬の気持ちが生まれる/(3)先生は〝おもしろい〟/(4)〝おじいちゃんおばあちゃん〟は貴重な存在

    第10章 川上小学校の〝給食教育〟における学び
    1 楽しい思い出として覚えている
    2 子どもに応じて引き出された給食教育における「学び」
    3 人と人との関係を育む

    終章  子どもの学びを大切にする学校給食の未来
    1 子どもの学びからみる学校給食の教育的意義とは
    (1)学校給食の教育的意義/(2)教育的意義3つの位置関係
    2 これからの給食を通じた教育活動に向けて――実践の内容を真似する必要はない
    (1)川上小学校の給食教育におけるエピソードの解釈/(2)本研究から導き出される仮説

    おわりにかえて――給食をめぐるわたしの記憶から
  • 出版社からのコメント

    地域に根ざした学校給食を体現した旧久美浜町川上小学校。関係者への詳細なインタビューから、教育学の視点で学校給食を問い直す
  • 内容紹介

    子どもたちの食風景を支え、社会に欠かせない存在であり続ける学校給食。その中で今も「地域に根ざした学校給食」を体現した学校として、人々の記憶に残る学校があります。京都府京丹後市(旧久美浜町)の川上小学校です(2014年3月閉校)。
    その推進者である当時の教頭・渋谷忠男先生を初め、教職員、6名の卒業生にインタビューした著者が、その後の社会に「残したもの」を丹念に検討します。
    学校給食は本来、誰のためのもの?教育学の視点から学校給食を問い直すことで、実り多き時間にするために私たちができることを考えます。

    図書館選書
    学校給食は本来、誰のためのもの?「地域に根ざした学校給食」を体現した、旧久美浜町川上小学校。1976?1987年当時の関係者への詳細なインタビューを検討することで、教育学の視点から学校給食を問い直します。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    和井田 結佳子(ワイダ ユカコ)
    1986年生まれ、埼玉県出身。管理栄養士、2024年4月より京都光華女子大学講師。専門分野は食教育、栄養教育、学校給食。お茶の水女子大学生活科学部食物栄養学科を卒業し、同大学大学院博士前期課程を修了。その後、自由の森学園中学校・高等学校に勤務。2015年関西に移住し、子育てをしながら学校給食の研究を継続する。2019年東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士後期課程(埼玉大学配置)に進学、2022年3月博士(教育学)を取得。滋賀県高島市にて栄養教諭として働き、埼玉大学教育学部研究活動従事者を経て現在に至る
  • 著者について

    和井田 結佳子 (ワイダ ユカコ)
    和井田結佳子(わいだ・ゆかこ)
    1986年生まれ、埼玉県出身。管理栄養士、2024年4月より京都光華女子大学講師。専門分野は食教育、栄養教育、学校給食。お茶の水女子大学生活科学部食物栄養学科を卒業し、同大学大学院博士前期課程を修了。その後、自由の森学園中学校・高等学校に勤務。2015年関西に移住し、子育てをしながら学校給食の研究を継続する。2019年東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士後期課程(埼玉大学配置)に進学、2022年3月博士(教育学)を取得。滋賀県高島市にて栄養教諭として働き、埼玉大学教育学部研究活動従事者を経て現在に至る。

給食を通じた教育で子どもたちが学んだこと―旧久美浜町・川上小学校の"給食教育"が残したもの の商品スペック

商品仕様
出版社名:農山漁村文化協会
著者名:和井田 結佳子(著)
発行年月日:2024/03/05
ISBN-10:4540231650
ISBN-13:9784540231650
判型:B6
発売社名:農山漁村文化協会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:292ページ
縦:20cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:407g
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