被災物―モノ語りは増殖する [単行本]
    • 被災物―モノ語りは増殖する [単行本]

    • ¥3,850116 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年10月25日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
被災物―モノ語りは増殖する [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003807691

被災物―モノ語りは増殖する [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥3,850(税込)
ゴールドポイント:116 ゴールドポイント(3%還元)(¥116相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年10月25日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:その他
販売開始日: 2024/02/26
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

被災物―モノ語りは増殖する [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    気仙沼のリアス・アーク美術館には東日本大震災の「被災物」が展示されている。この展示に触発された著者が大阪で「被災物ワークショップ」を始めると、被災物を見た人々は思わず自らの記憶を語り出した。阪神大震災、幼い日の傷、亡くなった娘のぬいぐるみ、広島の経験…痛みでつながることで、当事者/非当事者の境界を越えて、命と記憶は語りつがれていく。「復興」の物語からはみだす、小さな“モノ語り”の記録。志賀理江子の撮り下ろし写真カラー16頁。
  • 目次

    Ⅰ 終わりと始まり

    「被災物に応答せよ」「第三者による記憶の継承」という問い  姜信子

    モノ語り集Ⅰ
      祠/郵便受け/漁船/シュガーポット

    記憶の器としての被災物  山内宏泰


    Ⅱ 「モノ」語りは増殖する

    「被災物」は記憶を解き放つ  記憶のケアとしての「モノ語り」  姜信子

    モノ語り集Ⅱ
      ぬいぐるみ/トランペット/電柱/足踏みミシン/ドラム缶/携帯電話
      呼び鈴/トタン板/床板/児童文学全集/椅子/洗濯機/香炉/受話器 

    座談会1 これは、きっと、新しい神話の増殖が始まっているんだ
          「被災物ワークショップ」参加者

    Ⅲ 氾物語-躊躇なく触る
    リアス・アーク美術館に眠るもの
    案内する人 山内宏泰
    写真 志賀理江子

    土の時間、水の時間  東琢磨

    Ⅳ 恵比寿の到来

    ナニカが海からやってくる  姜信子

    えべっさま、ようきてくれましたな  武地秀実

    目覚めよ、ヒルコ  岡本マサヒロ

    座談会2 気仙沼リアス・アーク美術館「被災物」の企み
         山内明美×山内宏泰×ワークショップ参加者×姜信子

    Ⅴ 新しい祭りへ

    南三陸集会+気仙沼への旅 姜信子

    エビスが語りて命をつなぐ 川島秀一
  • 出版社からのコメント

    モノに宿る記憶はいかに語り継がれるか。気仙沼のリアス・アーク美術館に展示された「被災物」に応答するワークショップの記録。
  • 内容紹介

    気仙沼のリアス・アーク美術館には、東日本大震災の「被災物」が展示されている。
    2019年、この展示に出会った姜信子は、「被災物」に応答すべく、
    大阪で「被災物」をモノ語るワークショップを始めた。
    傷ついたモノを前に、人は思わず記憶の底の声を語りだす。
    モノに宿された記憶は、語りなおしを通して、命をつなぐ。
    路傍の地蔵や道祖神の謂れのように。

    亡き娘のぬいぐるみ、携帯電話の声、山の供養塔、寄り物と漁師の思想、
    第五福竜丸事件、東京電力福島第一原発事故による汚染処理水の海洋投棄……

    本書は、「復興」の物語からはみだす、小さな〈モノ語り〉の記録であり、
    他者の記憶の継承という問いに対する、真摯な応答の記録である。
    当事者/非当事者の境界を越えて、命の記憶を語りつぐために。
    カラー32頁。志賀理江子の撮り下ろし新作未発表写真16頁を付す。

    図書館選書
    モノに宿る記憶はいかに語り継がれるか。気仙沼リアス・アーク美術館に展示された「被災物」に応答するワークショップの記録。山の供養塔、漁師の思想…。「復興」の物語からはみだす、小さな〈モノ語り〉による記憶継承の試…
  • 著者について

    姜信子 (キョウノブコ)
    作家。1961年横浜生まれ。著者に、『棄郷ノート』、『声 千年先に届くほどに』、『現代説経集』、『はじまれ、ふたたび』、『語りと祈り』、『忘却の野に春を想う』(山内明美との共著)など多数。訳書に、李清俊『あなたたちの天国』、ホ・ヨンソン『海女たち』(共訳)、キム・ソヨン『数学者の朝』、『奥歯を噛みしめる』(監訳)、編書に『死ぬふりだけでやめとけや 谺雄二詩文集』などがある。

    山内宏泰 (ヤマウチヒロヤス)
    リアス・アーク美術館館長。美術家。1971年宮城県石巻市生まれ。常設展示「東日本大震災の記録と津波の災害史」を企画担当する。気仙沼市東日本大震災伝承検討会議委員、同遺構検討会議委員および遺構施設展示アドバイザー。気仙沼市復興祈念公園施設検討委員。2004年宮城県芸術選奨新人賞受賞(美術・彫刻)、2017年棚橋賞受賞(日本博物館協会)。

    志賀理江子 (シガリエコ)
    写真家。1980年愛知県生まれ。2007年、写真集『 Lilly』と『CANARY』で第33回木村伊兵衛写真賞を受賞。2008年より宮城県に移り住む。近年の展覧会に、「螺旋海岸」(せんだいメディアテーク)、「ブラインドデート」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)、「ヒューマン・スプリング」(東京都写真美術館)、「さばかれえぬ私へ」(東京都現代美術館、Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023受賞記念展)などがある。

    川島秀一 (カワシマシュウイチ)
    1952年宮城県気仙沼市生まれ。東北大学教授を退職した2018年、福島県新地町に移り住み、漁師に弟子入りする。著書に、『ザシキワラシの見えるときー東北の神霊と語り』、『漁撈伝承』、『カツオ漁』、『津波のまちに生きて』、『海と生きる作法 漁師から学ぶ災害観』、『春を待つ海 福島の震災前後の漁業民俗』などがある。

    山内明美 (ヤマウチアケミ)
    1976年宮城県南三陸町生まれ。宮城教育大学教育学部准教授。専門は歴史社会学、社会思想史。日本の東北地方と旧植民地地域をフィールドに、稲作とナショナリズムをテーマとする文化的政治を研究している。著書に『こども東北学』、共著に『「辺境」からはじまる 東京/東北論』、『ひとびとの精神史 第3巻 六〇年安保 1960年前後』、『忘却の野に春を想う』(姜信子との共著)などがある。

    東琢磨 (ヒガシタクマ)
    評論家。1964年広島県生まれ。ヒロシマ平和映画祭実行委員、山形ドキュメンタリー映画祭審査員、大学講師などを歴任。著書に、『全─世界音楽論』、『違和感受装置』、『ラテン・ミュージックという「力」』、『広島独立論』、『ヒロシマ・ノワール』、『忘却の記憶 広島』(共著)『ホロコーストとヒロシマ』(共著)など多数。

    被災物ワークショップ参加者
    岡本マサヒロ、太田てじょん、大谷眞砂子、座主果林、社納葉子、武地秀実、畑章夫、伴戸千雅子、平井梨絵、深田純子、桝郷春美、渡部八太夫、滝沢厚子、横江邦彦、足立須香

被災物―モノ語りは増殖する [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:かたばみ書房
著者名:姜 信子(著)/山内 宏泰(著)
発行年月日:2024/02/28
ISBN-10:4910904026
ISBN-13:9784910904023
判型:46判
発売社名:かたばみ書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:254ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:17cm
重量:340g
他のその他の書籍を探す

    その他 被災物―モノ語りは増殖する [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!