健康朝鮮―植民地のなかの感染症・衛生・身体 [単行本]
    • 健康朝鮮―植民地のなかの感染症・衛生・身体 [単行本]

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健康朝鮮―植民地のなかの感染症・衛生・身体 [単行本]
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健康朝鮮―植民地のなかの感染症・衛生・身体 [単行本]



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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2024/02/13
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健康朝鮮―植民地のなかの感染症・衛生・身体 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    体操する人々。スペイン・インフルエンザのパンデミックを経験した植民地は、いかにしてその医療衛生システムを構築し、人々の健康を管理しようとしたのか。学校・工場・農村・軍・遊郭などの実態を、スポーツやレクリエーションも視野にトータルに解明、帝国下での医療の社会化の光と影をとらえた渾身の成果。
  • 目次

     凡 例
     地 図

    序 章 植民地朝鮮における疾病・衛生と身体
         1 近代的身体と植民地
         2 植民地期における朝鮮保健医療史
         3 西洋医学の浸透と近代的身体
         4 本書の構成

      第Ⅰ部 感染症と公衆衛生

    第1章 スペイン・インフルエンザの大流行
          -- 疾病と死亡の構造
         はじめに
         1 疾病と死亡の植民地的構造
         2 スペイン・インフルエンザのパンデミック
         3 スペイン・インフルエンザの社会経済的影響
         おわりに

    第2章 結核の流行とその背景
          -- 社会経済的優位のパラドクス
         はじめに
         1 結核死亡率の推計と特徴
         2 よりよい職業と住居は何をもたらしたか
         3 総督府政策の含意をめぐって
         おわりに

    第3章 遊廓の導入と花柳病の流行
          -- 植民地「亡国病」と身体的管理
         はじめに
         1 植民地朝鮮の売春業と「淫乱社会」
         2 性をめぐる身体的管理 -- 性感染症の健康管理
         3 衛生管理の効果 -- 娼妓・芸妓・酌婦の健康状況
         おわりに

      第Ⅱ部 労・農・軍の衛生

    第4章 煙草工場と労働衛生
          -- 朝鮮総督府専売局
         はじめに
         1 専売工場の展開と職工の入離職
         2 職工の質的変化と作業能率
         3 職工の健康と疾病
         4 専売医体制と共済組合
         おわりに

    第5章 熊本農場と農村衛生
          -- 慈恵診療所の設置と運営
         はじめに
         1 営農の合理化と小作人管理
         2 全北の衛生状況と慈恵診療所の設置
         3 慈恵診療所の運営と農村衛生研究所への模索
         おわりに

    第6章 朝鮮駐箚軍・朝鮮軍の衛生と医療
          -- 植民地と日本軍
         はじめに
         1 朝鮮駐箚軍の配置と軍衛生 -- 兵士の健康管理
         2 朝鮮軍の編成と軍衛生の再編 -- 感染症の大流行
         3 軍衛生の拡充と朝鮮軍の満洲派遣 -- 朝鮮から中国大陸へ
         おわりに

      第Ⅲ部 身体と鍛錬

    第7章 学校体育と運動会
          -- 普通学校・小学校・国民学校
         はじめに
         1 学校体操教授要目と運動会の再編
         2 改正要目と運動会の土着化
         3 第二次改正要目と「小国民」の運動会
         おわりに

    第8章 労働者の身体と体育
          -- 朝鮮総督府逓信局と企業スポーツの起源
         はじめに
         1 逓信労働者の身体とスポーツの必要性
         2 逓信局内の倶楽部制度とスポーツの「膨張」
         3 健康な身体作りと「逓信体育協会黄金時代」
         4 戦時下の心身練成と局友会の設置
         おわりに

    第9章 朝鮮簡易生命保険とラヂオ体操の普及
          -- 社会体育の生成
         はじめに
         1 簡易生命保険の実施と朝鮮内の死亡推移
         2 朝鮮総督府逓信局によるラヂオ体操の導入
         3 戦時下のラヂオ体操と国家イデオロギー
         おわりに

      第Ⅳ部 衛生インフラの光と影

    第10章 水道の普及と経営分析
          -- 感染症・水質論争の検証
         はじめに
         1 水道の普及と民族別格差
         2 水道の衛生効果の限界と決定要因分析
         3 水道経営分析と水道事業の持続性
         おわりに

    第11章 温陽温泉の近代化と朝鮮京南鉄道
          -- 湯治と娯楽
         はじめに
         1 温陽温泉の営業と朝鮮京南鉄道の敷設
         2 鉄道の温泉買収と神井館の造成
         3 神井館の経営成果と兼業の実態
         おわりに

    第12章 阿片中毒と阿片専売
          -- 植民地住民と総督府の麻薬政策
         はじめに
         1 阿片煙吸食訓令と総督府の生阿片専売
         2 大正製薬の密売と総督府の製造専売
         3 中毒者の急増と麻薬消費
         4 治療・予防と麻薬取締令
         おわりに

    終 章 衛生の帝国と植民地
         1 医療衛生の移植と伝播
         2 医療機関の多様性と医療の社会化
         3 植民地医学における軍医と同仁会
         4 植民地的近代性と医療格差
         5 健康のビジネス化と生活様式の変容
         6 身体の鍛錬と戦争動員
         7 医療衛生の戦後史への展望

     あとがき
     注
     参考文献
     図表一覧
     索 引
  • 出版社からのコメント

    スペイン・インフルエンザのパンデミックを経験した植民地は、いかにして人々の健康を管理しようとしたのか。
  • 内容紹介

    スペイン・インフルエンザのパンデミックを経験した植民地は、いかにしてその医療衛生システムを構築し、人々の健康を管理しようとしたのか。学校・工場・農村・軍・遊郭などの実態を、スポーツやレクリエーションも視野にトータルに解明、帝国下での医療の社会化の光と影を捉えた渾身の成果。

    図書館選書
    スペイン・インフルエンザを経験した植民地は、いかにして人々の健康を管理しようとしたのか。帝国下での医療の社会化の光と影を捉えた渾身の成果。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    林 采成(イム チェソン)
    1969年韓国・ソウル市に生まれる。現在、立教大学経済学部教授、博士(経済学)
  • 著者について

    林 采成 (イム チェソン)
    1969年 韓国・ソウル市に生まれる
    1995年 ソウル大学校農業経済学研究科修士課程修了
    2002年 東京大学大学院経済学研究科博士課程修了
    2004年 韓国培材大学校外国語大学専任講師
        同助教授、ソウル大学校日本研究所副教授等をへて、
    現 在 立教大学経済学部教授、博士(経済学)
    著 書
    『戦時経済と鉄道運営──「植民地朝鮮」から「分断韓国」への歴史的経路を探る』(東京大学出版会、2005年)
    『華北交通の日中戦争史──中国華北における日本帝国の輸送戦とその歴史的意義』(日本経済評論社、2016年)
    『飲食朝鮮──帝国の中の「食」経済史』(名古屋大学出版会、2019年)
    『鉄道員と身体──帝国の労働衛生』(京都大学学術出版会、2019年)
    『東アジアのなかの満鉄──鉄道帝国のフロンティア』(名古屋大学出版会、2021年)

健康朝鮮―植民地のなかの感染症・衛生・身体 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:林 采成(著)
発行年月日:2024/02/20
ISBN-10:481581144X
ISBN-13:9784815811440
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:580ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:3cm
重量:890g
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