災害対応の伝統知―比良山麓の里山から(地球研叢書) [単行本]

災害対応の伝統知―比良山麓の里山から(地球研叢書) の 商品概要

• 目次

  第Ⅰ部　伝統知を活かした災害対応
  １章　比良山麓の地形・地質と自然災害（三好岩生）
  ２章　水防対策にみる地域性と多様性（落合知帆・渡部圭一・高橋大樹）
  ３章　里山の災害と村内階層（東幸代）
  ４章　山の荒廃と土砂対応（渡部圭一・島本多敬）
  ５章　土砂災害対策と自主防災活動（三好岩生）
  
  第Ⅱ部　自然の恵みの利用と管理
  ６章　水利用と災害対応（深町加津枝・大原歩・安藤滉一・王聞）
  ７章　近江舞子浜の利用と管理（落合知帆・渡部圭一・成田茉優）
  ８章　石材利用と地域文化（渡部圭一・落合知帆・佐藤啓花）
  ９章　撹乱により維持される内湖周辺の湿地（丹羽英之）
  10章　災害対策と生き物の分布（深町加津枝・三好岩生・綾部芳秀・田村恭平）

• 出版社からのコメント

  滋賀県比良山麓地域に存在する伝統知（知識・知恵・技術）を学び、気候変動の影響が深刻化する時代の災害対応を考える。

• 内容紹介

  地域に受け継がれてきた伝統知（知識・知恵・技術）には、過去の災害からの復旧復興の記憶が埋め込まれている。本書では滋賀県比良山麓地域の事例から学び、気候変動の影響が深刻化するなかで、技術だけに頼らないこれからの自然災害との付き合い方を考える。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  吉田 丈人(ヨシダ タケヒト)
  東京大学大学院農学生命科学研究科教授。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了、博士（理学）。専門は生態学、陸水学
  
  深町 加津枝(フカマチ カツエ)
  京都大学大学院地球環境学堂准教授。東京大学大学院農学系研究科修士課程修了、博士（農学）。専門は造園学
  
  三好 岩生(ミヨシ イワオ)
  京都府立大学大学院生命環境科学研究科准教授。京都大学大学院農学研究科修士課程修了、博士（農学）。専門は砂防学
  
  落合 知帆(オチアイ チホ)
  京都大学大学院地球環境学堂准教授。京都大学大学院地球環境学堂修士課程修了、博士（地球環境学）。専門は災害社会学

• 著者について

  吉田丈人 (ヨシダタケヒト)
  東京大学大学院農学生命科学研究科教授。専門は生態学。
  
  落合知帆 (オチアイチホ)
  京都大学大学院地球環境学堂准教授。専門は災害社会学。
  
  深町加津枝 (フカマチカツエ)
  京都大学大学院地球環境学堂准教授。専門は造園学。
  
  三好岩生 (ミヨシイワオ)
  京都府立大学生命環境科学研究科准教授。専門は砂防学。

災害対応の伝統知―比良山麓の里山から(地球研叢書) の商品スペック