ひとふさのぶどう [絵本]

ひとふさのぶどう [絵本] の 商品概要

• 内容紹介

  2023年は作家・有島武郎がこの世を去って100年目。
  節目の年にあたり、有島武郎とその作品をさらに長く伝えていくためには、何ができるのだろうか。
  
  有島記念館の想いを受け、北海道発の絵本『おばけのマール』シリーズのなかいれいとけーたろうが、有島武郎の童話『一房の葡萄』のエッセンスを凝縮させた、新しいおはなしを創りあげました。
  
  この絵本をきっかけに、たくさんの人に有島武郎という作家のことや、有島武郎が大切にした「相互扶助」の考えにふれ、次の世代へとつないでいってほしい。
  そんな願いが込められた絵本です。
  
  図書館選書
  有島武郎没後100年にあたり、北海道在住の絵本作家たちが有島の童話『一房の葡萄』のエッセンスを凝縮して新しく創りあげた絵本。有島武郎と有島の「相互扶助」の考えを次世代へつなげたいという願いが込められている。

• 著者について

  なかい れい (ナカイ レイ)
  札幌在住のイラストレーター。絵本『おばけのマール』シリーズの絵を担当。
  「ぼく」にとって「ぶどう」は何だろう？ この絵本では「ぼく」を人形みたいに小さく描いてみた。すると「ぼく」におきていることは、テーブルの上のできごとのようでもあり、地球規模で考えなければならないことのようでもあり…、この「ぶどう」はただのぶどうではなさそうだ。
  
  けーたろう (ケータロウ)
  絵本『おばけのマール』シリーズの原作、文を担当。
  『ひとふさのぶどう』は有島記念館の学芸員さんが、ぼくに“なんだい”をくれました。“なんだい”とは、むずかしいもんだいのことです。
  かんたんにこたえがでては、つまらないから、“なんだい”は“おもしろい”といえます。
  「だから人生もおもしろい」
  どうか、あなたにとって人生と、この絵本が“おもしろい”ものでありますように。

ひとふさのぶどう [絵本] の商品スペック