心と実存 唯識(思想としてのインド仏教) [単行本]
    • 心と実存 唯識(思想としてのインド仏教) [単行本]

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心と実存 唯識(思想としてのインド仏教) [単行本]
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心と実存 唯識(思想としてのインド仏教) [単行本]



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出版社:春秋社
販売開始日: 2024/02/17
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心と実存 唯識(思想としてのインド仏教) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜ言語表現し得ないはずの事物に名称が付与されるのか。分別と事物の関係に焦点を当て、『菩薩地』から『瑜伽師地論』『解深密経』『中辺分別論』『摂大乗論』『唯識三十頌』への展開を読み解く画期的な唯識入門。インド仏教を思想別に解説した入門書“シリーズ思想としてのインド仏教”第3弾!
  • 目次

    序章

    第一章 『菩薩地』「真実義品」―言語表現し得ない事物(vastu)―
    『菩薩地』「真実義品」について/言語表現し得ない事物(vastu/四種の真実/五蘊と人無我―煩悩障浄智所行真実―/法無我と言語表現し得ない本質―所知障浄智所行真実―/有と無を離れた不二/事物(vastu)は言語表現し得ない/無我と空性/八種の分別/分別が事物を生み出す/三種の事物の関係/分別と事物の相互因果/輪廻と涅槃/四尋思・四如実知/名尋思に基づく如実知と事尋思に基づく如実知/見えているものは幻影である―自性仮立尋思に基づく如実知―/二元性の克服―差別仮立尋思に基づく如実知―/言語表現し得ない実在を知る智慧と、衆生への慈悲/無我の体得と菩薩の実践

    第二章 『瑜伽師地論』「摂決択分」(一)―五事説―
    五事説の背景/五事の定義/二種の正智/完全に出世間的な正智/世間的かつ出世間的な正智/五事の相関関係/相と真如は異ならない/真如を把捉することはできるのか/相と真如は異なる/相の行相は多様である/相の知覚は真如の知覚ではない/真如の直観と浄化/世俗有(世俗的存在)と勝義有(勝義的存在)/相と分別の相互因果/二種の相―本性相と影像相/共通する分別と共通しない分別/唯識思想史における五事説の意義

    第三章 『瑜伽師地論』「摂決択分」(二)―三性説―
    「摂決択分中菩薩地」の三性説/三性相互の関係/三性と五事の関係

    第四章 「般若経」「弥勒請問章」の思想―五事説と三性説の接点―
    「弥勒請問章」について/「弥勒請問章」の思想研究の問題/言語表現し得ない界―「弥勒請問章」の五事説―/「弥勒請問章」の三性説/「弥勒請問章」の思想史的意義

    第五章 『解深密経』―事物(vastu)、三相説、アーラヤ識、唯識-
    『解深密経』とは何か/『解深密経』の構成/「勝義諦相品」の説く勝義の五つの特徴/言語表現し得ない事物―無二相と離言相―/分別から生じる行の相/勝義と行(saṃskāra)は同一でもなく、別異でもない/勝義はすべての法に一味である/「勝義諦相品」の思想史的意義/心、アーダーナ識、アーラヤ識/三相の定義/三無自性説と三相説の関係/三相における「行の相」と「清浄所縁」/止観行と唯識無境/止観における相と真如/『解深密経』の思想の底流

    第六章 『大乗荘厳経論』―相と真如と転依―
    『大乗荘厳経論』について/『大乗荘厳経論』の相(nimitta)と真如/「立てられた相(nimitta)」と「自ずから立っている相(nimitta)」/真如を対象とする知/『大乗荘厳経論』のアーラヤ識/『大乗荘厳経論』の転依

    第七章 『中辺分別論』―虚妄分別と空性―
    『中辺分別論』について/空性と中道/「虚妄分別」とは何か/虚妄分別の存在の証明/『中辺分別論』の三性説/空性の雑染と清浄/菩薩はなぜ実践するのか/『中辺分別論』の五事説

    第八章 『摂大乗論』―アーラヤ識の存在証明―
    『摂大乗論』について/『摂大乗論』の論述の特徴/『摂大乗論』の構成と主題/八識説の概要/『摂大乗論』におけるアーラヤ識/アーラヤ識の別名―アーダーナ識―/仏説の「心・意・識」とアーラヤ識・マナス・転識/意とマナス、識と転識/心とアーラヤ識/アーラヤ識の存在証明/聞薫習による浄化/アーラヤ識の共通の相と共通でない相/『摂大乗論』の三相説/唯識無境―夢の譬え―/瞑想修行者の認識

    第九章 『唯識三十頌』―唯識思想の体系―
    『唯識三十頌』/『唯識三十頌』の構成/「識転変」/三通りの識転変/アーラヤ識―一切種子と異熟―/アーラヤ識は、無自覚の知覚/アーラヤ識と心理作用/アーラヤ識に伴う感受は楽でも苦でもない/アーラヤ識は激流のように流れる/自我意識としてのマナス/マナスの消滅/六識/六識とアーラヤ識/識転変は分別である/三性説/三無自性説/唯識無境/転依

    第十章 結びにかえて

    参考文献
  • 出版社からのコメント

    初期瑜伽行派の文献『菩薩地』に唯識思想の淵源を求め、注目されてこなかった分別に関する思想に焦点を当てて、その展開をたどる。
  • 内容紹介

    初期瑜伽行派で最大の文献『菩薩地』に唯識思想の淵源を求め、従来注目されてこなかった事物と分別に関する思想に焦点を当てて、五事説や『二万五千頌般若経』『解深密経』『大乗荘厳経論』『中辺分別論』『唯識三十頌』への展開をたどる画期的な入門書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    高橋 晃一(タカハシ コウイチ)
    1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)(東京大学)。現在、東京大学文学部准教授
  • 著者について

    高橋 晃一 (タカハシ コウイチ)
    1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)(東京大学)。現在、東京大学文学部准教授。著書に『『菩薩地』「真実義品」から「摂決択分中菩薩地」への思想展開――vastu概念を中心として』(インド学仏教学叢書、2005年)、「初期瑜伽行派の思想―『瑜伽師地論』を中心に―」(高崎直道監修、桂紹隆・斎藤明・下田正弘・末木文美士編『シリーズ大乗仏教7 唯識と瑜伽行』春秋社、2012年)などがある。

心と実存 唯識(思想としてのインド仏教) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:高橋 晃一(著)
発行年月日:2024/02/20
ISBN-10:4393134451
ISBN-13:9784393134450
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
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