おとなりのだれかさん(児童図書館・絵本の部屋) [絵本]

おとなりのだれかさん(児童図書館・絵本の部屋) [絵本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  わたしのへやのてんじょうはだれかのゆかだし、わたしのゆかはだれかのてんじょう。もし、かべをつきぬけて　てをのせれば、ほんとうにだれかにさわれるかも。そのだれかは、あたらしいおとなりさん！かべのむこうにひろがる世界。少女の空想をうつくしくえがきます。ボローニャ・ラガッツィ賞オペラプリマの部最優秀賞受賞作品。

• 出版社からのコメント

  あたらしいお家で、「おとなりは、どんなひと？」と、考えをめぐらせる少女。空想は壁を越えて――。少女の世界を美しく描いた絵本。

• 内容紹介

  壁の向こうに広がる世界　少女の空想を美しくえがいた絵本
  
  引っ越しをしてきた少女が、あたらしいお家で「おとなりさん」について考えをめぐらせます。そばにいるのに、かすかな声や、足音、パタンと閉まるドアの音がきこえてくるばかりで、なんだかとらえどころがないおとなりさん―－。
  
  わたしの　へやの　てんじょうは　だれかの　ゆかだし、
  わたしの　ゆかは　だれかの　てんじょう。
  もし、かべを　つきぬけて　てを　のばせれば、
  ほんとうに　だれかに　さわれるかも。
  その　だれかは、あたらしい　おとなりさん！
  
  想像と夢と現実が入り混じった世界が、最初、色彩をおさえて描かれ、少女の世界がひらいていくにつれ、絵もまたあざやかに色づいていきます。
  
  図書館選書
  あたらしいお家で、「おとなりは、どんなひと？」と、考えをめぐらせる少女。空想は壁を越えて広がり――。想像と現実が交じり合う世界が色をおさえて描かれ、少女の世界が外へひらいていくと、絵もまたあざやかに色づきます。

• 著者について

  カーシャ・デニセビッチ (カーシャデニセビッチ)
  絵本作家。モスクワに生まれ。バルセロナ在住。雑誌編集や翻訳の仕事を経験したのち、イタリアに移り住み、イラストを学ぶ。はじめての絵本である本書『おとなりの だれかさん』NEIGHBORSで、ボローニャ・ラガッツィ賞の作家の第一作が対象となるオペラプリマの部、2021年度の最優秀賞を受賞。
  
  おがわ ひとみ (オガワヒトミ)
  英米の絵本を中心に翻訳家として活躍。おもな翻訳絵本に『わすれられない おくりもの』『だめよ、デイビッド！』 『おじいちゃんの ゆめの しま』『ぼく、いいたい ことが あるの』（すべて評論社）など多数。

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