句集　橡の花 [単行本]

句集　橡の花 [単行本] の 商品概要

• 出版社からのコメント

  平成17年から令和5年まで19年間の作品600句を収めた第四句集

• 内容紹介

  ＜うららかやたましひ風になるといふ＞　　
  すべての悲しみと喜びを裡に秘め、詩神に身を委ねた自恃の立ち姿は凛として美しい。しなやかにして自在な作品の世界は、廣瀬町子という俳人の詩魂を示す。その二十年の成果を問う。（井上康明）
  
  
  図書館選書
  師・飯田龍太との永別、そして夫・廣瀬直人との別れ。親しい人々との別れを耐え忍ぶ日々を重ねる著者が、多くの人や俳句の力を支えに歩んで行く。その句はどこまでも純粋で美しい。

• 著者について

  廣瀬　町子 (ヒロセ　マチコ)
  昭和10 年 山梨県生まれ
  昭和30 年 「雲母」入会　飯田蛇笏、飯田龍太両先生に師事
  昭和53 年 「雲母」同人
  平成3 年 第15 回雲母選賞受賞
  平成4 年 「雲母」終刊
  平成5 年 「白露」創刊同人
  昭和62 年 句集『花房』（花神社）
  平成8 年 句集『夕紅葉』（花神社）
  平成18 年 句集『山明り』（花神社）
  平成24 年 「白露」終刊
  平成25 年 「郭公」創刊同人
  

句集　橡の花 [単行本] の商品スペック