里見岸雄の思想―国体・憲法・メシアニズム [単行本]
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里見岸雄の思想―国体・憲法・メシアニズム [単行本]



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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2024/03/05
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里見岸雄の思想―国体・憲法・メシアニズム [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    里見岸雄は、田中智学の日本国体学を発展させ、石原莞爾に多大な影響を与えた人物である。それにもかかわらず、里見の思想は戦後のアカデミアでは注目されてこなかった。本書は、国体・憲法・メシアニズムに着目し、その思想を掘り起こす試みである。社会主義を摂取した国体主義者か、はたまた国体を奪取した革命主義者か。右翼/左翼の枠を超えた里見の思想の核心に迫る。
  • 目次

    は じ め に

    序 章 本研究の背景と課題
      一 戦前日本における日蓮主義と理想世界の追求
      二 里見岸雄の経歴
      三 先行研究と課題
      四 本書の構成と概要

    第一章 日本国体学の継承と展開
      一 問題の所在
      二 田中智学の日本国体学
      三 「賢王信仰」における天皇と救済
      四 里見岸雄による田中の国体論の継承と克服
       (一)日蓮主義の世俗化
       (二)「生命弁証法」の創発
       (三)「生命弁証法」と天皇信仰
       (四)国体論的協同体主義思想と象徴天皇論
      五 「賢王信仰」と世界最終戦争論
       (一)里見岸雄の「賢王信仰」
       (二)石原莞爾の「賢王信仰」と最終戦争論
      小 括

    第二章 「大東亜戦争」と「八紘一宇」の思想
      一 問題の所在
      二 「八紘一宇」思想と新たな世界秩序構想
       (一)田中智学の「八紘一宇」思想
       (二)里見岸雄の「八紘一宇」思想
      三 王 道 論
       (一)日本精神科学研究所の「王道」批判
       (二)里見岸雄の王道論と「王道・皇道不同論」批判
       (三)石原莞爾の王道論
      小 括

    第三章 日本憲法学の危機と国体憲法学
      一 問題の所在
      二 日本憲法学の危機と国体論
      三 「統治権」「主権」をめぐる憲法学説の磁場
       (一)穂積八束と上杉慎吉の「統治権」論
       (二)美濃部達吉の「統治権」論
       (三)佐々木惣一の「統治権」論
       (四)里見岸雄の「統治権」論
      四 国体規範論と憲法制定権力論
       (一)里見岸雄の新体制批判と「皇道立憲主義」
       (二)日本憲法学の国体規範論
      五 美濃部憲法学と里見憲法学の異同
        ──「社会なるもの」をめぐって──
      小 括

    第四章 「近代の危機」と知性
      一 問題の所在
      二 蓑田胸喜・三井甲之の思想
        ──近代からの撤退戦としての「反知性主義」──
       (一)美濃部批判にみられる「反知性主義」
       (二)シキシマノミチ
       (三)近代的知性への抵抗戦としての「学術維新」
      三 「近代の危機」への応答としての里見岸雄の国体論
        ──原理日本社との対立に焦点をあてて──
       (一)里見岸雄と原理日本社との対立
       (二)里見岸雄の美濃部批判(評価)と国体憲法学
       (三)救済プログラムとしての「世界最終戦争」と近代の終焉
      小 括

    第五章 戦 後における里見岸雄の思想の展開と帰結
        ──「国体科学」を中心に──
      一 問題の所在
      二 国体論の再吟味と「国体科学」の再建
       (一)敗戦直後の国体不変更論と観念的国体論批判
       (二)「国体科学」の再建
      三 生命的実在としての国体と生命弁証法的法則
      四 「大日本国憲法案」にみる国体憲法学
       (一)押し付け憲法論
       (二)国体・政体条項にみる国体規範論
       (三)資本主義批判・自由主義批判と政治の理想としての「国人共存共栄」
       (四)道義国家と絶対平和主義
       (五)世界連邦政府論
      小 括

    終 章 戦後日本と終末の「時」

    初 出 一 覧
    あ と が き
    事 項 索 引
    人 名 索 引
  • 内容紹介

    瓦解する「近代」,その彼方へ
        ――「加速主義」的革命思想の一系譜

    「大東亜戦争」を「最終戦争」の序曲とみて,「近代」の危機に応答しようとした国体論者・里見岸雄.その思考は,資本主義の終わりと人類の救済へと向かった.

    里見岸雄は,田中智学の日本国体学を発展させ,石原莞爾に多大な影響を与えた人物である.それにもかかわらず,里見の思想は戦後のアカデミアでは注目されてこなかった.本書は,国体・憲法・メシアニズムに着目し,その思想を掘り起こす試みである.

    社会主義を摂取した国体主義者か,はたまた国体を奪取した革命主義者か.右翼/左翼の枠を超えた里見の思想の核心に迫る.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    林 尚之(ハヤシ ナオユキ)
    1977年奈良県生まれ。2009年大阪府立大学大学院人間社会学研究科人間科学専攻博士後期課程修了、博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員を経て、現在、大阪公立大学現代システム科学研究科特任准教授、奈良県立大学客員教授
  • 著者について

    林 尚之 (ハヤシナオユキ)
    日本学術振興会特別研究員(PD),立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員を経て,現在,大阪公立大学現代システム科学研究科特任准教授、奈良県立大学客員教授

里見岸雄の思想―国体・憲法・メシアニズム [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:林 尚之(著)
発行年月日:2024/03/10
ISBN-10:477103799X
ISBN-13:9784771037991
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
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