異母姉妹とわたし―随想風小説 [単行本]

異母姉妹とわたし―随想風小説 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  随想と小説、事実と虚構、自然と不自然、などのションバタ（境目）に惹かれ続けている英文学老学徒の過去返り。そこで展開されているのは大阪の異母姉妹のことだけではない。

• 目次

  ＊今昔/＊日記/＊回想/＊友人/＊長女/＊関係/＊読書/＊類縁/＊境目/＊秘密/＊産声/＊独歩

• 出版社からのコメント

  「死」から自らの人生を遡るように綴った英文学老学徒の自伝的随想風小説。

• 内容紹介

  「自分には死ぬ楽しみが残されている。その瞬間を今から楽しみに待っている」……老大学教授が、過去と現在の間を行きつ戻りつしながら、思い出すのは、英国滞在中の生活のこと、親友のこと、切磋琢磨した研究者仲間とのこと。文学者として過ごしてきた日々を綴りつつ、今も澱のように心に溜まっていたのは親友中田の娘、秋子さんと母親を異にするある姉妹のことだった……。「死」から、自らの人生を遡るように綴られる英文学老学徒の自伝的随想風小説。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  わたなべ こうじ(ワタナベ コウジ)
  渡邊孔二。１９３７年生まれ。神戸大学名誉教授

• 著者について

  わたなべこうじ (ワタナベコウジ)
  １９３７年生まれ。/神戸大学名誉教授。/最近の著書「ジョージ・オーウェル―長篇小説的伝記」(2022年、スプリング)｡

異母姉妹とわたし―随想風小説 [単行本] の商品スペック