仏教儀礼の音曲とことば-中世の〈声〉を聴く [単行本]
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仏教儀礼の音曲とことば-中世の〈声〉を聴く [単行本]
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仏教儀礼の音曲とことば-中世の〈声〉を聴く [単行本]



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出版社:法蔵館
販売開始日: 2024/03/08
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仏教儀礼の音曲とことば-中世の〈声〉を聴く [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序論

    論考編
    第一部 中世の〈声〉――読経、唱導、念仏、和歌
     第一章 芸道としての法華経読誦――信仰と〈声〉
     第二章 音声のルネサンス――読経道にみる中世文化
     第三章 和歌の声と読経の声――〈声〉のつらなり
     第四章 〈西行〉と読経の声
     第五章 念仏と声明――良忍をめぐる〈声〉
     第六章 仏教儀礼における〈声〉――読経と唱導の交差、連動

    第二部 読経の音曲とことば――『読経口伝明鏡集』と読経道
     第一章 読経道口伝書の生成――『読経口伝明鏡集』著者能誉の周辺
     第二章 『沙石集』の道命和泉式部説―話―読経道伝承から読み解く
     第三章 読経道の成尋阿闍梨説話―――読誦と奇瑞
     第四章 読経道の相応和尚説話――読誦の秘伝
     第五章 読経道と読経音曲――〈声〉の復元に向けて
     第六章 平家語りと読経道――書写山をめぐる〈声〉
     第七章 伏見宮と法華経談義――心空・鎮増との関わりに触れて

    第三部 唱導の音曲とことば――澄憲『如意輪講式』とその周辺
     第一章 澄憲と『如意輪講式』――その資料的価値への展望
     第二章 『如意輪講式』におけることばと〈声〉――表白・第四段を読む
     第三章 如意輪観音信仰の日本における展開――第五段「宿縁厚故門」を読む
     第四章 澄憲の講式作成の具体相――『如意輪講式』における経文引用
     第五章 澄憲から貞慶へ――『如意輪講式』の改作
     第六章 慶政と延朗、法華山寺――『尊師講式』を読む
     第七章 金沢文庫唱導資料『堀川院御事』と『発心集』――堀河院を追慕する人々

    資料編
    読経関連資料
    一 六所家蔵『読経口伝明鏡集』解題と影印
    二 弥勒寺蔵『読経口伝明鏡集』『法華経声事』解題と翻刻――書写山伝来と円空書写をめぐって
    三 西来寺蔵 義源撰『法華読音』解題と影印、翻刻
    四 求法寺南溪蔵所蔵『仁王経文点』解題と翻刻

    唱導関連資料
    五 大覚寺蔵 澄憲『如意輪講式』解題と翻刻
    六 澄憲『如意輪講式』全訓読
    七 書写山圓教寺蔵『如意輪講式』解題と翻刻
    八 醍醐寺蔵 貞慶作三段式『如意輪講式』解題と翻刻
    九 書写山圓教寺蔵『随心如意輪経』(『随心如意宝珠転輪秘密観自在菩薩根本陀羅尼経』)解題と翻刻――澄憲『如意輪講式』と書写山
      
    結論
    初出一覧
    あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    法華経読誦は後白河院の時代を画期に芸道化し、書写山圓教寺で花開いた。読経音曲や如意輪講式など、今は途絶えた儀礼の声に迫る。
  • 内容紹介

    藤原道長の時代に隆盛を迎えていた法華経読誦は、王権との関わりのなかで芸道化し、後白河院の時代を画期に読経道として形成された。のちに書写山圓教寺で花開き、中世から近世を通じて伝承されてきたものの、その読経音曲は現在伝わっていない。

    本書では、読経と唱導が、和歌や平家語りなどの同時代の文化や芸能と地続きのなかで芸道化する実相を、文学作品や史資料の精緻な分析をもとに考究し、読経音曲や如意輪講式など、今は絶えた仏教儀礼の声に迫る。
    はたして中世には、どのような声が響いていたのか。従来十分に考究されえなかった分野に踏み込み、中世の音曲の復元と、それをめぐる文化の諸相の解明を試みた画期的研究。

    [目次]
    序論
    【論考編】
    第一部 中世の〈声〉――読経、唱導、念仏、和歌
    第二部 読経の音曲とことば――『読経口伝明鏡集』と読経道
    第三部 唱導の音曲とことば―澄憲『如意輪講式』とその周辺

    【資料編】
    ◇読経関連資料
    一 六所家蔵『読経口伝明鏡集』解題と影印
    二 弥勒寺蔵『読経口伝明鏡集』『法華経声事』解題と翻刻――書写山伝来と円空書写を めぐって
    三 西来寺蔵 義源撰『法華読音』解題と影印、翻刻
    四 求法寺南溪蔵所蔵『仁王経文点』解題と翻刻
    ◇唱導関連資料
    五 大覚寺蔵 澄憲『如意輪講式』解題と翻刻
    六 澄憲『如意輪講式』全訓読
    七 書写山圓教寺蔵『如意輪講式』解題と翻刻
    八 醍醐寺蔵 貞慶作三段式『如意輪講式』解題と翻刻
    九 書写山圓教寺蔵『随心如意輪経』(『随心如意宝珠転輪秘密観自在菩薩根本陀羅尼経』)解題と翻刻――澄憲『如意輪講式』と書写山
    結論
    初出一覧/あとがき/索引


    図書館選書
    法華経読誦は、後白河院の時代を画期として芸道化し、和歌や平家語りなどの文化と地続きのなかで、読経道として確立。のちに書写山圓教寺で花開いた。読経音曲や如意輪講式など、今は絶えた仏教儀礼の声に迫る。
  • 著者について

    柴 佳世乃 (シバ カヨノ)
    1966年 静岡市に生まれる。1989年 お茶の水女子大学文教育学部国文学科卒業。1998年 お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科単位取得退学、お茶の水女子大学助手、日本学術振興会特別研究員(PD) を経て、2001年 千葉大学文学部助教授。現在、千葉大学大学院人文科学研究院教授。博士(人文科学)(お茶の水女子大学、2001年)、第28回 財団法人日本古典文学会賞受賞(2002年)。著書に『読経道の研究』(風間書房、2004年)、論文に「「山の端の月」考──信仰と詠歌のあいだ」(『歌われた風景』笠間書院、2000年)、「慶政『金堂本仏修治記』を読む──慶政と園城寺、九条家」(共著、千葉大学『人文研究』38号、2009年)など。

仏教儀礼の音曲とことば-中世の〈声〉を聴く [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法蔵館
著者名:柴佳世乃(著)
発行年月日:2024/03
ISBN-10:4831862835
ISBN-13:9784831862839
判型:A5
発売社名:法藏館
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本文学総記
言語:日本語
ページ数:784ページ
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