パレスチナ/イスラエルを読み解く [単行本]

販売休止中です

    • パレスチナ/イスラエルを読み解く [単行本]

    • ¥2,75083 ゴールドポイント(3%還元)
100000009003813150

パレスチナ/イスラエルを読み解く [単行本]

錦田 愛子(著・文・その他)


ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,750(税込)
ゴールドポイント:83 ゴールドポイント(3%還元)(¥83相当)
日本全国配達料金無料
出版社:えにし書房
販売開始日: 2025/10/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

パレスチナ/イスラエルを読み解く [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序章
      未曽有の危機 
      長期化した紛争を理解するために
      地図から消されたパレスチナ、イスラエル

    第1章 パレスチナ・イスラエル紛争の基本構造
      第1節 百二十年あまりの浅い紛争の歴史  
      第2節 キリスト教社会の問題が転化され始まったパレスチナ問題 
      第3節 ユダヤ移民とイギリスの三枚舌外交
      第4節 聖地エルサレムとマサダ・コンプレックス
      
    第2章 ホロコーストをめぐるイスラエルの変化
      第1節 ヨーロッパのキリスト教社会でのユダヤ教徒差別
      第2節 シオニズム思想と運動の始まり
      第3節 ユダヤ人迫害の頂点としてのホロコースト
      第4節 アウシュヴィッツ収容所の現在
      第5節 ホロコーストとシオニズム―評価の変遷
      コラム「屋根の上のバイオリン弾き」

    第3章 イスラエル建国の経緯と責任論争
      第1節 ドレフュス事件の衝撃からバルフォア宣言へ
      第2節 入植活動の始まり
      第3節 国連パレスチナ分割決議とナクバ
      第4節 パレスチナ難民が生まれたのは誰の責任か
      コラム「パレスチナ交響楽団」

    第4章 アラブ・イスラエル戦争の時代
      第1節 英仏の撤退とアラブの連帯
      第2節 ナーセルによるPLOの創設
      第3節 転機としての第三次中東戦争
      第4節 PLOによるゲリラ闘争の時代
      コラム「アラブ諸国内での裏切り」

    第5章 シオニズムの変容
      第1節 建国運動としてのシオニズム
      第2節 イスラエルへの「帰還」促進
      第3節 ユダヤ人の間でのエスニックな差別
      第4節 入植地の建設と宗教シオニズム
      第5節 右傾化が進むイスラエル
      コラム「アラブ系イスラエル人歌手ドゥドゥ・タッサ」

    第6章 孤立するパレスチナ
      第1節 アブラハム合意の裏切り
      第2節 第四次中東戦争とオイル・ショック―「十・七」の五十年前に起きた最後のアラブ戦争
      第3節 リクード政権の誕生とエジプト和平―パレスチナ自治をめぐる議論の始まり
      第4節 占領の合法化プロセス―エルサレムの首都化
      第5節 イスラエルのレバノン侵攻と虐殺
      コラム「パレスチナ人作家と文学」

    第7章 占領地内部からの抵抗「インティファーダ」
      第1節 抑圧からの蜂起、弾圧
      第2節 崩された「ダビデとゴリアテ」の構図
      第3節 ハマースの誕生
      コラム「映画『プロミス』が描いた対話の難しさ」

    第8章 湾岸危機とパレスチナ問題
      第1節 闘争から交渉へ
      第2節 冷戦終結という国際環境の変化
      第3節 サッダーム・フセインとリンケージ論
      第4節 和平交渉の始まり
      コラム「君はサッダームが好きか?」

    第9章 オスロ合意の欠陥
      第1節 直接対話への道
      第2節 パレスチナ自治政府の誕生
      第3節 和平交渉への反対勢力
      第4節 オスロ合意はなぜ失敗したのか
      コラム「民間外交が導いた和平合意」

    第10章 武装化する抵抗運動―第二次インティファーダ
      第1節 失われた和平のチャンス
      第2節 自爆テロ VS 暗殺攻撃
      第3節 衝突再開の背景と帰結
      第4節 ロードマップとアラファートの死
      コラム「映画『パラダイス・ナウ』―自爆テロと内通者をめぐる闇」

    第11章 ハマース政権の成立と制裁
      第1節 二度目の大統領選挙
      第2節 ハマースの政治参加と選挙での勝利
      第3節 オルタナティブとしてのハマース
      第4節 二重政府体制からガザの封鎖へ
      コラム「パレスチナの若者文化―ガザのラッパー、パルクール」

    第12章 封鎖の長期化とガザ攻撃
      第1節 ガザ地区からの入植地撤退
      第2節 「草刈り」の始まり―四度のガザ攻撃
      第3節 進まないパレスチナ統一構想
      第4節 パレスチナ国家の国連加盟申請
      コラム「二度のガザ訪問―破壊される国際援助」

    第13章 トランプ政権の衝撃
      第1節 エルサレムへの大使館移転
      第2節 「帰還の大行進」―占領七十年目の抗議行動
      第3節 コロナ禍のパレスチナ・イスラエル
      第4節 「世紀のディール」の凡庸さ
      第5節 アブラハム合意という置き土産
      コラム「どちらが現実でどちらが理想か 一国家解決案と二国家解決案」

    第14章 イスラエル・ガザ戦争
      第1節 繰り返される選挙とスラエル政治の混迷
      第2節 エルサレムをめぐる二〇二一年衝突
      第3節 ネタニヤフ極右内閣の成立と緊迫
      第4節 二〇二三年イスラエル・ガザ戦争の勃発
  • 出版社からのコメント

    慶應義塾大学での講義「現代中東論」をもとに、パレスチナ/イスラエル紛争についてわかりやすく解説した現代史。基本図書。
  • 内容紹介

    慶應義塾大学での講義「現代中東論」をもとに、 パレスチナ/イスラエル紛争について、まずその概要と構造をつかみ、それを起点に歴史の流れに沿って解説した現代史。 2023年イスラエル・ガザ戦争 の背景をわかりやすく読み解く基本図書。中東各地での在外研究の経験と現地との交流を活かしたコラム、理解に役立つ映画・文献ガイドも充実。図版多数。
  • 著者について

    錦田 愛子 (ニシキダ アイコ)
    慶應義塾大学教授。専門はパレスチナ・イスラエルを中心とする中東現代政治と、移民/難民研究。ヨルダン、レバノン、イスラエルなどで在外研究の経験がある。
    東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程修了。ヨルダンに住む無国籍の難民を支援するNGO「パレスチナ学生基金」の理事、朝日新聞デジタルコメンテーターを務める。
    著書に『ディアスポラのパレスチナ人―「故郷(ワタン)」とナショナル・アイデンティティ』(有信堂)、編著に『政治主体としての移民/難民―人の移動が織り成す社会とシィティズンシップ』(明石書店)などがある。

パレスチナ/イスラエルを読み解く [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:えにし書房
著者名:錦田 愛子(著・文・その他)
発行年月日:2025/10/30
ISBN-13:9784867221266
判型:A5
発売社名:えにし書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:368ページ
他のえにし書房の書籍を探す

    えにし書房 パレスチナ/イスラエルを読み解く [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!