死因の人類史 [単行本]
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死因の人類史 [単行本]



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出版社:草思社
販売開始日: 2024/02/26
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死因の人類史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    疫病、飢餓、暴力、そして心臓、脳血管、癌…人はどのように死んできたのか?有史以来のさまざまな死因とその変化の実相を、科学的・歴史的・社会的視点から検証した初の試み、壮大な“死”の人類史。
  • 目次

    序章 シエナの四騎士
    黒死病の大流行/十九世紀半ばを境に感染症の激減

    第Ⅰ部 さまざまな死因

    第1章死とは何か?
    延命処置の中止/生きたまま埋葬という恐怖/死の定義は脳死/脳死判定の難しさ

    第2章『死亡表に関する自然的および政治的諸観察』
    ロンドンの「死亡表」/生命保険料の算出に不可欠な「生命表」の原型/疾病分類の標準化/不自然な死の場合

    第3章「長寿と繁栄を」
    平均寿命のトップは日本/古代ギリシアの男性・女性の死亡年齢/ローマ帝国市民の高い死亡率/中世の平均寿命は30歳から40歳/フランスは二○○年で平均寿命が二倍以上/低出生率・低死亡率社会への移行/世界が日本のような人口動態に変化していく/国の豊かさと国民の健康

    第Ⅱ部 感染症

    第4章 黒死病
    狩猟採集から農業への転換が災難をもたらす/新石器時代の死因はもっぱら感染症/「ユスティニアヌスの疫病」/腺ペスト、肺ペスト、敗血症型ペスト/ヨーロッパの人口の60%が死亡した黒死病/ペストの蔓延を食いとめる検疫システム/ペスト菌の発見/ペスト菌のDNA配列の解析/考古学に革命をもたらしたDNA解析/現在でもペスト菌は根絶されていない

    第5章 ミルクメイドの手
    ファラオにも天然痘の傷跡/免疫を獲得させる「人痘法」/ジェンナーの種痘発見から天然痘の根絶宣言まで二〇〇年/戦争によって世界中に拡大した「スペイン風邪」

    第6章 スラム街の発疹チフスと腸チフス
    劣悪な環境のスラム街の住居/リバプールの感染症対策

    第7章 青い恐怖
    コレラ菌は塩水を好む/共同給水場の汚染された水が原因/コレラは人間以外には感染しない

    第8章 産みの苦しみ
    直立歩行が人間の出産を危険なものにした/医師や助産婦が産褥熱の感染ルート/医師こそ災いと訴えた産科医/産褥熱は姿を消した

    第9章 死をもたらす生き物
    寄生虫撲滅計画/パナマ運河建設の最大の敵はマラリアと黄熱病/蚊を退治することがマラリア撲滅につながる/遺伝子を組み換えた蚊を放つ

    第10章 魔法の弾丸
    「細菌説」によって導入された基本的な衛生対策/細菌を殺し人間の細胞は殺さない薬

    第Ⅲ部 人は食べたものによって決まる

    第11章 ヘンゼルとグレーテル
    飢饉の引き金は凶作と自然災害/極度の飢餓は人間から社会性を奪う/農業革命による飢饉の回避/毛沢東が引き起こした大飢饉/ドイツ国民を飢えさせた海上封鎖/北朝鮮の国民の40%が飢餓状態/飢餓を回避する方法

    第12章『壊血病に関する一考察』
    十八世紀後半、アメリカと西ヨーロッパは飢餓から抜け出した/食事の三位一体/船乗りを苦しめた壊血病/レモン汁がトラファルガー海戦の勝利をもたらす/ビタミンCを合成できないヒトの遺伝子/人類はビタミン不足による病気に悩まされてきた

    第13章 ヴィーナスの肢体
    第二次世界大戦以降、肥満者の急増/クウェートの肥満対策は胃の切除/脂肪をため込んで航海を生き延びる/肥満の遺伝的変異/肥満が引き起こす病気/甘い物への偏愛/沖縄の百寿者と「腹八分目」

    第Ⅳ部 死にいたる遺伝

    第14章 ウディ・ガスリーとベネズエラの金髪の天使
    遺伝子疾患の治療は可能か/ハンチントン病で亡くなったフォークシンガー/遺伝子の変異で引き起こされるハンチントン病/優性遺伝で起こる遺伝性疾患/ベネズエラの「金髪の天使」/原因遺伝子の発見

    第15章 国王の娘たち
    モルモン教の一夫多妻のコミュニティー/近親婚による遺伝性疾患/フランス系カナダ人の多くは「国王の娘たち」の子孫/血友病の遺伝子を受け継ぐビクトリア女王の子孫たち

    第16章 アウグステ・Dの脳
    アルツハイマー病の早発型と晩期発症型/DNAの塩基配列の解析/ヒトのDNAを編集・改変する/遺伝子改変の倫理上の問題

    第17章 生まれる前の死
    受精の複雑なプロセス/常染色体が余分に存在するダウン症/染色体異常から除外されるXとYの性染色体/死因のトップは受精卵の着床の失敗

    第Ⅴ部不品行な死

    第18章 「汝殺すなかれ」
    最古の集団殺戮/暴力による死亡/正義を実現するハンムラビ法典/個人にかわって国家が正義を執行する/みずからの命を奪う人間/「電話の神サマリタン」

    第19章 アルコールと薬物依存
    ロシアの男性の早死にはウォッカ/五〇〇〇年前のワインの甕/ビール醸造の女神ニンカシ/ウォッカの税収は国家の貴重な財源/ヒトの祖先はアルコールの分解酵素を進化させてきた/健康に対するアルコールの影響/アルコール依存症/アルコールとタバコはほかの違法薬物より有害

    第20章 鼻を突く黒い煙
    「コロンブス交換」でヨーロッパにもたらされたタバコ/奴隷州に変えたタバコ産業の需要/タバコ会社のマーケティング・キャンペーン/若者をターゲットにした「キャメル」/喫煙が肺ガンのリスクを高めることが判明/喫煙に対する社会の圧力

    第21章『どんなスピードでも自動車は危険だ』
    大衆車T型フォードの出現/「死を招くアメリカの欠陥自動車」/車の設計改善と運転免許試験の実施/法規制による安全性の向上/交通事故による死亡者数

    結び 明るい未来は待っているのか?
    死因の変化/人口減少が破滅を回避する/Ⅱ型糖尿病と認知症による死亡の増加/遺伝子改変で加齢を克服する可能性/AIのデータ解析で病気の早期発見/脳以外のすべての臓器を取り替える
    付録 「生命表」
  • 内容紹介

    人はどのように死んできたのか?

    人類の歴史において「死因」は変化しつづけてきた。
    現在、先進諸国の平均寿命は80歳を超え、おもな死因は
    心疾患、脳血管疾患、癌、認知症などが占めるが、
    100年前には平均寿命は約50歳、主要な死因は結核、
    インフルエンザ、肺炎などの感染症だった。
    中世には飢饉、ペスト、出産(産褥熱)、戦争が多くの生命を奪い、
    旧石器時代は暴力や事故による死に覆われていたという。

    次々と襲いかかる「死」に、人びとはどのように向き合い、克服してきたのか。
    飢餓や疫病はどのように乗り越えられたのか。
    さらに、遺伝子改変で人の寿命はどこまで延びるのか。
    最新のデータをもとに歴史的、科学的に検証しつつ、背景にある
    社会、経済、政治、宗教や文化などの変化と影響を分析し、
    死因から世界史を読み解く初めての人類史。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ドイグ,アンドリュー(ドイグ,アンドリュー/Doig,Andrew)
    マンチェスター大学生化学教授。ケンブリッジ大学で自然科学と化学、スタンフォード大学医学部で生化学を学んだのち、1994年にマンチェスター大学の専任講師に就任、以来現職にある。研究対象は計算生物学、神経科学、認知症、発生生物学、タンパク質など多岐にわたり、とくにアルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病を専門としている。これまで100本以上の論文を発表、計6000回以上引用されてきた。アルツハイマー病の創薬研究から2社のバイオテクノロジー企業を設立。研究論文や百科事典、書籍や教材の執筆経験も豊富でいずれも高い評価を得ている

    秋山 勝(アキヤマ マサル)
    翻訳者。立教大学卒。日本文藝家協会会員
  • 著者について

    アンドリュー・ドイグ (アンドリュー ドイグ)
    アンドリュー・ドイグ
    マンチェスター大学生化学教授。ケンブリッジ大学で自然科学と化学、スタンフォード大学医学部で生化学を学んだのち、1994年にマンチェスター大学の専任講師に就任、以来現職にある。研究対象は計算生物学、神経科学、認知症、発生生物学、タンパク質など多岐にわたり、とくにアルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病を専門としている。これまで100本以上の論文を発表、計6000回以上引用されている。アルツハイマー病の創薬研究から2社のバイオテクノロジー企業を設立。研究論文や百科事典、書籍や教材の執筆経験も豊富でいずれも高い評価を得ている。本書は初の一般読者向けの著書。

    秋山 勝 (アキヤマ マサル)
    秋山 勝(あきやま・まさる)
    翻訳者。立教大学卒。日本文藝家協会会員。訳書にコヤマ、ルービン『「経済成長」の起源』、ホワイト『ラザルス』、サウトバイ『重要証人』、ミシュラ『怒りの時代』、ローズ『エネルギー400年史』、バートレット『操られる民主主義』(以上、草思社)、ウー『巨大企業の呪い』、ウェルシュ『歴史の逆襲』(以上、 朝日新聞出版)など。

死因の人類史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:アンドリュー ドイグ(著)/秋山 勝(訳)
発行年月日:2024/02/29
ISBN-10:4794226942
ISBN-13:9784794226945
判型:B6
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:488ページ
縦:20cm
その他: 原書名: THIS MORTAL COIL:A History of Death〈Doig,Andrew〉
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