ユーラシア東方の多極共存時代―大モンゴル以前 [単行本]
    • ユーラシア東方の多極共存時代―大モンゴル以前 [単行本]

    • ¥14,300429 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月11日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
ユーラシア東方の多極共存時代―大モンゴル以前 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003815430

ユーラシア東方の多極共存時代―大モンゴル以前 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥14,300(税込)
ゴールドポイント:429 ゴールドポイント(3%還元)(¥429相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月11日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2024/03/06
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ユーラシア東方の多極共存時代―大モンゴル以前 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    遊牧王朝と中国王朝、なぜ数百年間も併存できたのか。モンゴル帝国による統合以前のユーラシア東方では、複数の国家が並び立っていた。契丹(遼)と北宋の盟約による「〓淵体制」、さらには金(女真)の時代の国際関係に焦点を当て、考古資料も活用しつつ、外交・儀礼・信仰から歴史編纂まで東洋史・中国史像を刷新する。
  • 目次

    序 章 ユーラシア東方の多極共存時代とは何か
          -- 問題の所在
         1 ユーラシア東方史とは何か
         2 研究史の概観
           -- 多極化時代のユーラシア東方における王朝間関係を中心に
         3 本書のねらいと構成

      第Ⅰ部 10~13世紀のユーラシア東方における王朝間関係

    第1章 契丹・北宋間の澶淵体制と国境
         はじめに
         1 澶淵体制とは何か -- 11世紀ユーラシア東方の国際情勢
         2 契丹・宋間の国境の形態
         3 越境する人びと -- 国境管理の原則と越境の実態
         おわりに

    第2章 契丹・北宋間における外交文書としての牒
         はじめに
         1 最初の和議 -- 10世紀における契丹・北宋の辺臣間文書
         2 外交文書としての牒文書の起源
         3 外交文書としての牒文書制度の確立とその運用
         4 契丹・北宋両国の朝廷間交渉の手段としての牒と文書管理
         おわりに

    第3章 契丹・北宋間の国信使と儀礼
         はじめに
         1 澶淵の盟締結前後の国信使制度の確立とその起源
         2 国信使の旅と接待
         3 国信使の朝見・朝辞儀をめぐって
           -- 国書授受と皇帝・国信使対面の儀礼
         4 契丹朝廷における儀礼の場
         おわりに
         附録 契丹・北宋国信使朝見儀・朝辞儀の儀注原文

    第4章 金・北宋間の同盟をめぐって
          -- 外交交渉と儀礼を中心に
         はじめに -- 1117年の遼東漢人の山東漂着
         1 「海上之盟」への道 -- 金・北宋間を結んだ渤海海峡
         2 契丹・金間の講和の模索
         3 金・北宋間の交渉と儀礼
         おわりに

    第5章 金国の正旦・聖節の儀礼と外国使節
         はじめに
         1 御寨・上京における儀礼
         2 中都における儀礼
         おわりに
         附録 金国における外国使節入見・朝辞儀と元日の朝賀儀礼

      第Ⅱ部 契丹・金の儀礼と信仰

    第6章 契丹の王権儀礼と信仰
          -- 即位儀礼・天地祭祀・喪葬儀礼をめぐって
         はじめに
         1 即位儀礼 -- 柴冊礼
         2 天地の祭り -- 祭山儀
         3 喪葬儀礼と追善供養
         4 契丹人の基層信仰と仏教 -- むすびにかえて

    第7章 契丹皇帝の喪葬儀礼
          -- 聖宗文殊奴の喪葬儀礼と慶陵埋葬を中心に
         はじめに
         1 聖宗文殊奴の死と政争
         2 喪葬儀礼(1)-- 永安山と慶州城における殯
         3 喪葬儀礼(2)-- 慶州からの出発
         4 喪葬儀礼(3)-- 慶陵での埋葬とその後の諸儀礼
         おわりに

    第8章 慶州白塔建立の謎をさぐる
          -- 契丹皇太后・皇帝の仏教信仰
         はじめに -- 慶州白塔文物の発見
         1 ふたつの建塔碑
         2 陀羅尼経板と慶州白塔建立の目的
         おわりに

    第9章 法均と燕京馬鞍山の菩薩戒壇
          -- 契丹における菩薩戒の流行
         はじめに
         1 「法均遺行碑」伝存の経緯
         2 法均の事跡と遼金時代の馬鞍山菩薩戒壇
         3 契丹における菩薩戒の流行
         4 国境を越える参詣者たち
         おわりに -- 道宗皇帝の戒本をめぐって
         附録 「法均遺行碑」録文

    第10章 金国の祭天儀礼
          -- 拝天と郊祀をめぐって
         はじめに
         1 女真の祭天 -- 拝天礼
         2 南郊郊祀の導入をめぐって
         おわりに

    第11章 金国の祖先祭祀
          -- 御容祭祀と宗廟
         はじめに
         1 御容を用いた祖先祭祀と原廟
         2 宗廟制度(太廟)の導入と展開
         おわりに

      第Ⅲ部 多極共存時代の歴史編纂

    第12章 女真開国伝説の形成
          --『金史』世紀をめぐって
         はじめに --『金史』世紀をめぐる研究史
         1 世紀の内容
         2 始祖説話と按出虎水完顔部女真の拡大
         3 記憶から文字へ -- 世紀成立への道程
         おわりに

    第13章 脩端「辯遼宋金正統」をめぐって
          -- 元代における『遼史』『金史』『宋史』三史編纂の過程
         はじめに
         1 「辯遼宋金正統」訳注と内容
         2 金国滅亡後の東原という場面
         3 クビライ政権における修史事業
           --『玉堂嘉話』に載せられた「辯遼宋金正統」
         4 『秋澗先生大全集』の出版と三史編纂
         5 元末の正統論争
           --『国朝文類』に載せられた「辯遼宋金正統」
         おわりに

    終 章 10~13世紀のユーラシア東方史
          -- 時代史の概観
         1 契丹(遼)の覇権と澶淵の盟(10~11世紀)
         2 北宋・契丹の自他認識
         3 金国(女真)の覇権と多国体制の存続(12~13世紀初頭)
         4 モンゴルによるユーラシア統合と多極共存時代の痕跡(13~14世紀)
         5 まとめと課題

     注
     あとがき
     参考文献
     図表一覧
     索 引
  • 出版社からのコメント

    遊牧王朝と中国王朝はなぜ数百年間も併存できたのか──。契丹・金・宋を軸とする国際関係を解明し、東洋史・中国史像を刷新する。
  • 内容紹介

    遊牧王朝と中国王朝、なぜ数百年間も併存できたのか──。モンゴル帝国による統合以前のユーラシア東方では、複数の国家が並び立っていた。契丹(遼)と北宋の盟約による「澶淵体制」、さらには金(女真)の時代の国際関係に焦点を当て、考古資料も活用しつつ、外交・儀礼・信仰から歴史編纂まで東洋史・中国史像を刷新する。

    図書館選書
    遊牧王朝と中国王朝はなぜ数百年間も併存できたのか──。契丹・金と宋を軸とする多極化時代の国際関係を解明し、東洋史・中国史の歴史像を刷新する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    古松 崇志(フルマツ タカシ)
    1972年生まれ。1997年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、京都大学人文科学研究所教授、博士(文学)
  • 著者について

    古松 崇志 (フルマツ タカシ)
    1972年生まれ
    1997年 京都大学大学院文学研究科修士課程修了
    1999年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学
    京都大学人文科学研究所助手、同助教、岡山大学社会文化科学研究科准教授などを経て
    現 在 京都大学人文科学研究所教授、博士(文学)
    著書:
    『草原の制覇──大モンゴルまで』(岩波新書、2020年)
    『金・女真の歴史とユーラシア東方』(共編、勉誠出版、2019年)
    『中国経済史』(共著、名古屋大学出版会、2013年)他

ユーラシア東方の多極共存時代―大モンゴル以前 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:古松 崇志(著)
発行年月日:2024/02/29
ISBN-10:4815811504
ISBN-13:9784815811501
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:836ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:5cm
重量:1220g
他の名古屋大学出版の書籍を探す

    名古屋大学出版 ユーラシア東方の多極共存時代―大モンゴル以前 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!