戦争と鎮魂 [単行本]
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戦争と鎮魂 [単行本]

牛村 圭(編著)


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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2024/03/08
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戦争と鎮魂 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 論――鎮魂を考える (牛村 圭)

       第Ⅰ部 文学の視座から

    第1章 日中戦争への鎮魂歌 (古田島 洋介)
        ――《寿星鶴算松齢図》を読む――
     1 「鎮魂」略史
     2 日中戦争に係る掛軸《寿星鶴算松齢図》
     
    第2章 能における戦争と鎮魂 (佐伯 順子)
        ――敵味方の超克と宗教性、平和へのメッセージ――
     はじめに
     1 「修羅能」の時代設定とスペクタクルとしての戦争描写
     2 修羅道の表現
     3 鎮魂の祈り
     4 信仰心と戦士の神格化
     5 能の鎮魂の意味
     おわりに

    第3章 戦後日本の〈鎮魂〉とサバイバーズ・ギルト (堀 まどか)
        ――シベリア抑留を体験した二詩人の表現から――
     1 鎮魂の概念と日本の戦争
     2 「シベリア抑留」という特異性――共有されない概念
     3 石原吉郎の抽象的な「語り」
     4 鳴海英吉の具象的な「語り」
     おわりに

    第4章 「集団死」に対する鎮魂 (徐 載坤)
        ――木原孝一を中心に――
     はじめに
     1 民間人の「集団死」の鎮魂
     2 〈無名戦士〉の「集団死」の鎮魂
     
    第5章 多和田葉子『百年の散歩』論 (谷口 幸代)
        ――戦争の記憶の街ベルリンを歩く――
     はじめに
     1 ベルリンの街路を歩く散歩
     2 マルティン・ルター通りの「つまずきの石」
     3 プーシキン並木通りのソビエト戦没者慰霊碑
     おわりに

       第Ⅱ部 日本の歴史を顧みて

    第6章 筧克彦における「鎮魂」と戦争 (西田 彰一)
     はじめに
     1 筧克彦の思想における「死」の扱い
     2 「みたましづめ」としての「鎮魂」
     3 戦争及びその「鎮魂」
     4 「鎮魂」と戦争に関する筧克彦の発言――美保関事件と「自らの神冒涜」発言について
     おわりに

    第7章 メレル・ヴォーリズとその周辺 (平松 隆円)
        ――なぜ「天皇を守ったアメリカ人」になったのか――
     1 メレルのルーツ
     2 建築と海外伝道
     3 英語教師として
     4 日本人との結婚
     5 一柳家と廣岡家
     6 日本への帰化
     7 マッカーサーへの仲介
     8 「天皇を守ったアメリカ人」の真相

    第8章 武藤章中将の東京裁判 (牛村 圭)
        ――その戦争と鎮魂――
     序――「君を巻添に会はして気の毒だ」
     1 訴追の背景を探る――田中隆吉というインフォーマント
     2 「一九四一年頃の日本の政治は実質武藤が支配していた」
     3 「軍務局長は皆から鞭打たれる柱のような辛い職」
     4 東京法廷での論戦――田中隆吉 v.s. 軍務局
     5 軍人と政治――証言台の武藤中将
     6 判決下る
     結びにかえて――学匠軍人の手記

    第9章 戦没者遺骨の戦後史 (栗原 俊雄)
        ――硫黄島を中心に――
     はじめに
     1 硫黄島の戦い――概略
     2 初めての渡島――二〇〇六年一二月
     3 いまだ海外で未収容の一一二万体
     4 二〇一六年、「戦没者遺骨収集促進法」成立
     5 課題山積
     6 分からない身元
     7 何のためのDNA鑑定か
     8 「方向性」

       第Ⅲ部 世界史のコンテクストで

    第10章 古代ギリシアにおける戦没者国葬制度と追悼記念 (小堀 馨子)
     序 論
     1 時代背景――ペルシア戦争とペロポネソス戦争
     2 アテナイの戦没者国葬制度
     3 ペリクレスの国葬演説
     4 テスピアイ人によるデリオンの戦い(前四二四年)の戦没者記念碑
     5 結 語

    第11章 慰霊のしらべ (等松 春夫)
        ――戦争と英国の「公共音楽」――
     はじめに――国民国家と戦争の記憶
     1 第一次世界大戦下の英国と「公共音楽」
     2 《イングランドの精神》と戦没者慰霊
     3 《ゲロンティアスの夢》への新たな意味づけ
     4 戦いすんで
     5 癒し・警告・和解――《朝の英雄たち》《われに平和を与えたまえ》《戦争レクイエム》
     おわりに

    第12章 ケニアのナンディ社会における死と生のエスノグラフィ (吉田 優貴)
     1 フィールドワーカーが人の死に直面する
     2 死者と生者、過去と今
     3 死と生をめぐる思想
  • 内容紹介

    人類の歴史は、「戦争の歴史」でもある。勝者/敗者を問わず、戦いの過程で多数の死傷者が生まれてきた。先人たちは、戦いの後、戦争で命を落とした人たちの魂をどのように鎮めてきたのだろうか。
    本書は、様々な分野の専門家たちが集まり、古今東西の「鎮魂」という事例について分析した一冊である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    牛村 圭(ウシムラ ケイ)
    国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授(併任)
  • 著者について

    牛村 圭 (ウシムラケイ)
    国際日本文化研究センター教授

戦争と鎮魂 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:牛村 圭(編著)
発行年月日:2024/02/29
ISBN-10:4771038147
ISBN-13:9784771038141
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:22cm
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