日本語助詞「を」の研究(ひつじ研究叢書 言語編〈第199巻〉) [単行本]
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日本語助詞「を」の研究(ひつじ研究叢書 言語編〈第199巻〉) [単行本]



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出版社:ひつじ書房
販売開始日: 2024/03/08
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日本語助詞「を」の研究(ひつじ研究叢書 言語編〈第199巻〉) の 商品概要

  • 目次

    まえがき

    Ⅰ 格助詞「を」
    第1章 平安時代から江戸時代における二重ヲ格
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 調査資料と考察対象
    3.1 調査資料
    3.2 考察対象
    4. 調査結果
    5. 二重ヲ格の用法
    5.1 ① -1「対格―対格」の二重ヲ格(同じ意味役割)
    5.2 ① -2「対格―対格」の二重ヲ格(異なる意味役割)
    5.3 ②「移動格―移動格」の二重ヲ格
    5.4 ③「対格―移動格」の二重ヲ格
    5.5 本節のまとめ
    6. 二重ヲ格と「~ノ~ヲ」文
    7. まとめ

    第2章 現代語における二重ヲ格
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 非文法的な二重ヲ格
    3.1 「対格―対格」の二重ヲ格
    3.2 「対格―移動格」の二重ヲ格
    3.3 「対格(被使役主)―対格」の二重ヲ格
    3.4 「対格(被使役主)―移動格」の二重ヲ格
    4. 許容される二重ヲ格
    5. 助詞の置き替えによる二重ヲ格の回避
    6. まとめ

    第3章 現代語における状況を表す「~(の)中を」「~(の)中φ」
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 「~(の)中を」と「~(の)中φ」の用法
    3.1 共起する動詞
    3.2 前件と後件の関係
    3.3 視点の違いから見た前件と後件の関係
    4. 「~(の)中を」と「~(の)中φ」の使用実態
    4.1 媒体(書きことば/話しことば)
    4.2 場面(公的/私的)
    5. まとめ

    第4章 現代語における状況を表す「~(の)下を」
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 「~(の)下を」の特徴
    4. 「~(の)下を」とヲ格の位置づけ
    5. まとめ

    第5章 現代語における状況補語 「~(の)中を」「~(の)下を」「~(の)ところを」
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 状況補語の条件
    3.1 状況補語の特徴の観察
    3.2 状況補語とは
    4. 「~(の)中を」「~(の)下を」「~(の)ところを」の違い
    5. まとめ

    第6章 現代語における時間を表すヲ格
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 時間を表すヲ格と共起する動詞
    4. 時間を表すヲ格の位置づけ
    5. 時間を表すヲ格名詞句は必須補語か副次補語か
    5.1 ①通過点・経路を表す移動動詞
    5.2 ②時間的経過を表す動詞
    5.3 ③完了を表す動詞
    5.4 ④継続を表す動詞
    5.5 ⑤その他
    5.6 時間を表すヲ格と対象、経由点を表すヲ格
    6. まとめ

    第7章 現代語における経由点・状況・時間を表すヲ格
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 時間を表すヲ格
    3.1 時間を表すヲ格の特徴
    3.2 時点と期間
    4. 経由点・状況・時間(期間)を表すヲ格の関係
    4.1 経由点を表すヲ格について
    4.2 状況を表すヲ格について
    4.3 経由点・状況・時間(期間)を表すヲ格の三者比較
    5. まとめ

    Ⅱ 接続助詞「を」と接続助詞的な「を」
    第8章 現代語における接続助詞用法の「~ところを」
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 状況補語とは
    4. 「~ところを」と状況補語
    5. 「~ところを」と「を」の位置づけ
    6. まとめ

    第9章 現代語における接続助詞用法の「~べきを」
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 「~べきを」の用法
    4. 「~べきを」の「を」の位置づけ
    5. 接続助詞「を」と接続助詞的な「を」の関係
    6. まとめ

    第10章 接続助詞用法の「~べきを」の推移 古代語から現代語へ
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 中古から近世における「~べきを」
    4. 「「べし」+逆接を表す接続助詞」形式から見た「~べきを」
    5. 「~べきを」と「~ところを」
    6. まとめ

    第11章 現代語における接続助詞用法の「~ものを」
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 「~ものを」と「~ところを」の関係
    4. 「~ものを」と「~もの」の関係
    5. 「~ものを」と「を」の位置づけ
    6. まとめ

    第12章  平安時代から江戸時代における接続助詞用法の「~ものを」
    1. はじめに
    2. 先行研究
    3. 「~ものを」の推移
    3.1 中古
    3.2 中世前期
    3.3 中世後期
    3.4 近世前期
    3.5 近世後期
    3.6 推移のまとめ
    4. 「~べきを」「~ところを」と「~ものを」の関係
    5. まとめ

    参考文献
    辞書類
    調査資料
    あとがき
    索引
  • 内容紹介

    本書は、古代語と現代語の両面から、助詞「を」の体系化を目指したものである。まず、現代語の格助詞「を」の個別用法とそれら各用法のつながり、古代語と現代語の二重ヲ格について実証的に考察する。そして、現代語に残存する接続助詞「を」を取り上げ、その歴史の解明を通して、接続助詞的な「を」との関わりへと展開する。文法変化も視野に入れることで、格助詞「を」・接続助詞的な「を」・接続助詞「を」の連続性を論証する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐伯 暁子(サイキ キョウコ)
    1976年、愛媛県生まれ。岡山大学大学院文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪成蹊短期大学講師・准教授、甲南大学准教授を経て、同教授
  • 著者について

    佐伯 暁子 (サイキ キョウコ)
    佐伯暁子(さいき きょうこ)
    〈略歴〉1976 年、愛媛県生まれ。岡山大学大学院文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪成蹊短期大学講師・准教授、甲南大学准教授を経て、現在、同教授。
    〈主な論文〉「接続助詞用法の「~べきを」の推移─古代語から現代語へ─」『日本語の研究』18 巻2 号(2022 年)、「現代語における状況を表す「~(の)下を」について」『日本語文法』21巻1 号(2021 年)、「平安時代から江戸時代における二重ヲ格について」『国語と国文学』86 巻4 号(2009 年)など。

日本語助詞「を」の研究(ひつじ研究叢書 言語編〈第199巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ひつじ書房
著者名:佐伯 暁子(著)
発行年月日:2024/02/20
ISBN-10:482341201X
ISBN-13:9784823412011
判型:A5
発売社名:ひつじ書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:語学総記
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:22cm
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