フィリピンの山岳地帯に渡った日本人移民―北部ルソン開拓の100年の軌跡1903～2003年 [単行本]

フィリピンの山岳地帯に渡った日本人移民―北部ルソン開拓の100年の軌跡1903～2003年 の 商品概要

• 目次

  献辞
  日本語版に寄せて
  前書き
  凡例
  
  序　章
  
  第Ⅰ部　日本人移民の歴史
  　第1章　はるか遠い異国の地で橋を架ける
  　　　　　 バギオ・ベンゲット地域の発展の歴史と日本人開拓者たち
  
  第Ⅱ部　建築業での日本人移民の活躍
  　第2章　大工，石工，製材工としての活躍
  
  　第3章　私の父の生涯
  　　　　 　見習い大工から棟梁へ
  
  第Ⅲ部　農業と日本人移民
  　第4章　農業・造園・養蚕業の始まり
  
  第Ⅳ部　サガダとボントックの日本人社会
  　第5章　ボントックとサガダの日本人移民たち
  
  　第6章　ボントックの大工
  　　　　　 相原直次郎
  
  第Ⅴ部　日本人会と日本人学校
  　第7章　バギオとトリニダッドの商店主たちと日本人会
  
  　第8章　バギオ邦人の先駆者
  　　　　　 故早川秀雄翁苦闘略伝
  
  　第9章　バギオ日本人学校と卒業生たちの思い出の写真
  　
  　第10章　バギオの建築請負業者
  　　　　　　チャールズ・宗雄・寺岡
  
  　第11章　古屋の写真コレクション
  
  第Ⅵ部　日本人移民とフィリピン人社会
  　第12章　日本人とフィリピン人の家族
  　　　　　　日本の文化と日々の生活
  
  　第13章　文化を超えた日本人移民の求愛・結婚
  　　　　　　「あなた・私を・夫に，私・あなたを・妻に」
  
  エピローグ　1941～45 年のバギオの日本人たち
  
  フィリピン・北部ルソンへの日本人の移住に関する年表
  本書で用いられた資料
  参考文献
  図版の出典
  
  補遺1 バギオ在留日本人名簿（一世：272 名）
  補遺2 北ルソン比日基金と教員のテレシア・海野シスター
  補遺3 バギオおよびコルディリエラ山岳地帯の日本人とその家族
  　A. 初期在留日本人（1903～1940 年）
  　B. 日系2世
  　C. 日系3世
  
  訳者のあとがき・解説
  索引

• 内容紹介

  本書は、20世紀初めにフィリピン北部の山岳地帯へ渡った日本人移民の軌跡、とりわけその先駆者たちの日々の様子や彼らがこの地域の発展にいかに貢献したかについて、アメリカに保存されている資料や、今もフィリピンに住む日本人移民の子孫たちの語りを通して明らかにするものである。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  森谷 裕美子(モリヤ ユミコ)
  １９９３年明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士後期課程単位取得満期退学、博士（政治学）。現在、跡見学園女子大学文学部教授

フィリピンの山岳地帯に渡った日本人移民―北部ルソン開拓の100年の軌跡1903～2003年 の商品スペック